「さぁ！あいつ等は大人の中でも最も悪い連中だ！みんなで倒すんだ！」
「『勉強しろ』なんて言う大人達は、みんな『ギャフン！』という目にあわしてやるんだ！」
登場話：第22話「いたずら大戦争！」
概要
カー将軍が創り出した進化獣の一体で、灰色の二足歩行の猫といった姿の持ち主。
口から吐く紫色の「ネコスモーク」により子供を勉強嫌いでいたずら好きの悪童に変え、最終的に大人との戦争を起こさせようとする王女キメラの作戦に従事する。このネコスモークの正体は子供に大人の嫌がることをさせる一種の催眠ガスである。
宙返りをはじめとした俊敏な動きで敵を翻弄する「猫の宙返り」、回転する複数の招き猫の幻影を見せて敵を転倒させる「猫だまし」、対象を招き猫の置物に変化させる「招き猫変化」、降り注ぐ小判の幻影と共に爆発を起こす「猫に小判」といった技の使い手。
活躍
子供達に次々とネコスモークを浴びせて街中にいたずら騒動を起こさせ、ダイナマンに子供軍団をけしかけて撤退に追い込む。その後は勉強の廃絶や小遣い増額を訴えるデモや学習塾の襲撃を扇動してさらなる混沌を招き、ダイナブルーとダイナピンクを猫の宙返りや猫に小判といった多彩な技で撤退に追い込む。
その後は小学校にて子供達に教師への反乱を起こさせるも、マタタビの匂いにつられて子供のいない荒地へと誘導され、人間の子供に化けたシッポ兵達による投石攻撃で応戦する。
招き猫変化でシッポ兵を招き猫に変化させ、猫嫌いのピンクを追い詰め、猫に小判、爆発する大判を投げつけての攻撃を繰り出すも、5人のダイナキックとスーパーダイナマイトにより敗北する。
直後ビッグバンプログレスで巨大化する。猫の宙返りでダイナロボを翻弄し、口から放つ「ネコファイヤー」で応戦するも、ビートハンマーにじゃれついた隙にハンマーの一撃を喰らい、最期は科学剣・稲妻重力落としを受けて爆散した。
ネコシンカ撃破後、子供達は元に戻った。
余談
子供に反乱を起こさせる今回の作戦をメギド王子は酷評していたが、自身も第14話にて子供を操った作戦を展開している。
カニシンカ等多くの進化獣の声を担当した西尾徳氏が「あおい学習塾」の塾長役としてカメオ出演している。
本話から第26話まで、依田氏が5回連続で進化獣の声を担当した。
出渕裕氏によるデザイン段階ではヤマネコシンカで、放映前の『コミックボンボン』ではこの名で紹介されていた。
