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とある悪霊に関する解釈

らくえんのいだいなけんじゃとあくりょうのまほうつかい

『とある悪霊に関する解釈』とは、東方projectの二次創作ゲーム『東方ロストワード』に登場する、マエリベリー・ハーン及び魅魔のことである。
目次 [非表示]

メリー「何か思い出せそうな……幽霊さん、ちょっと撫でてもいい?」


魅魔「お前たちの使うスペルカードに興味がある。速やかに見せよ」


概要

秘封ロストワードに登場する、とある世界のマエリベリー・ハーン

後ろには「交わることのない世界」の魅魔が憑いていて、メリーには見えていない。


『M文書』によると、メリーは靈魔殿とそこに住む悪霊のこと等について調査しているようだが……



3.5周年という節目にジェニックという新レアリティで魅魔と共に参戦し、プレイアブル化が難しいとされていた秘封倶楽部東方旧作ボスがタッグを組むというサプライズは多くのプレイヤーへ衝撃を与えた。

魅魔と組むようになった経緯は秘封ロストワード【L?】完結編にて主人公をコネクタとして繋ぐことによって隠居者でも顕現することが出来たという事実が明かされた。

なおコネクタとしての代償が主人公に降り掛かってるようだが…?


ちなみに設定上ホーム画面などの戦闘以外の場面で出てくるのはメリーで、戦闘時やステータス強化時に出てくるのは魅魔。ただしテキストによると弾幕は『M文書に記された弾幕』を中心とされていて、まさに2人1組の体に相応しい形となっている。


メリーの容姿は普段の衣装に「東方封魔録」の魅魔や「幺樂団の歴史3」に登場した稗田阿求のものの要素(帽子の花飾りや近くを飛んでいる幽霊など)を加えたオリジナルの衣装となっている。

一方で、魅魔の容姿は東方封魔録をベースとしている。ちなみに既出の単独の立ち絵は東方夢時空でのデザインを基準としているため、多少衣装のデザインが異なる。


汎異記号は「LM1」。Mは恐らく「マエリベリー」から取られてると思われる。


プレイアブル化

実装形態ジェニック限定
破壊式
気質悪天
拡散リベンジフルアサルト
集中オーレリーズネメシス
スペカ1『幽玄蝕塵』
スペカ2『魔星幻想』
ラスワ『魑魅魍魎冥府魔道』

テーマ曲

マエリベリー・ハーン&魅魔のテーマ曲は、凋叶棕の「unseen yet」。レリック限定キャラ同様東方ロストワードによる新規書き下ろしであり、原曲は「Complete Darkness」。

原作東方Project 上海アリス幻樂団
原曲Complete Darkness
サークル名凋叶棕
作詞RD-Sounds
編曲RD-Sounds
ボーカルめらみぽっぷ

余談

気質は悪天。悪い天候一般もしくは暴風雨のこと。


メリーと魅魔の関係から、何故かプレイヤーからはスタンドとよばれていたりする。

小ネタ

BGM

「unseen yet」は凋叶棕による「Complete Darkness」のアレンジ楽曲であり、東方ロストワードによる書き下ろし。後に2023年12月31日のC103にて頒布された「■」にも収録された。

※5:34から。

BGMボーカル付きでキャラクターのテーマ曲としてゲーム内に実装されるのはMVProjectを基にしているレリック限定キャラクターと同様である。


「unseen yet」を英訳すると「まだ見られていない」となる。


「幺樂団の歴史」ネタ

メリーの近くにいる幽霊は『東方封魔録』の楽曲を収録している音楽CD「幺樂団の歴史3 ~ Akyu's Untouched Score vol.3」のジャケット絵に描かれた幽霊に酷似している。生放送に出演したZUN氏によると「その作品(収録された楽曲がもともと使われていた作品)のことを表している」とのこと。

3作目の阿求の近くに描かれた幽霊は、魅魔が幽霊であるためらしい。


ショット・スペルカード

いずれも東方封魔録における魅魔の弾幕パターンを再現している。

※以下、弾幕パターンの仮称は「魔理沙の東方封魔録攻略法」から引用するものとする。

※16:09から


ショットはいずれも第一段階の弾幕からの採用で、拡散ショット「リベンジフルアサルト」は本家の「体当たり + 16方向弾」(16方向弾は無し)、集中ショット「オーレリーズネメシス」は本家の「巨大ぐるぐる弾」にあたる。


「リベンジフル」はリベンジ(revenge)とフル(-ful)を組み合わせた単語。リベンジは英語で「復讐(もしくは報復)」を意味していて、フル(-ful)は名詞の後ろにつけて「~に満ちている」「~を持っている」「~の有る」「~の充満した」を意味する形容詞を作る。つまりリベンジフルは「復讐の念に満ちている」とすることができる。

また「アサルト(assault)」は「襲いかかる」という意味で、元々ラテン語で「~の方へ」という意味のadと、「飛びかかる」の意味を持つsalioの二語が語源となっている。

原作では猛スピードでの体当たり攻撃(高難易度では弾幕攻撃が追加される)だったため、「怨みに任せた突撃」と解釈していると思われる。


オーレリー」は太陽系儀を作った時計師パトロンの名前であり、転じて宇宙儀のことで、「ネメシス」はギリシャ神話の復讐の女神、もしくは存在が提唱されている同名の仮説上の恒星のこと。

元となった「巨大ぐるぐる弾(仮称)」が魔理沙の儀符「オーレリーズサン」のように回転するビットを使った攻撃であるため、名前を似せたと考えられる。


スペルカード1「幽玄蝕塵」は第二段階の「回転状に白弾のばらまき弾(仮称)」にあたる弾幕を用いるスペルカードとして設定されている。

幽玄」は奥深くてはかり知れないこと、または言葉では表されない深い趣のこと。

「蝕塵」は恐らく蝕甚(食尽)のもじり。蝕甚(食尽)は日食および月食の過程において太陽または月が最も多く欠けた状態のこと。


スペルカード2「魔星幻想」は第三段階の「お星様4WAY反射弾(仮称)」にあたる技である。


ラストワード「魑魅魍魎冥府魔道」は追い詰められた魅魔が「本気をだす」時の弾幕パターンから。演出で再現された弾幕パターンはいずれも第五段階(最終段階)からで、順番に「青白弾と白弾の高速ばらまき弾」「青白弾5WAY+4WAY」「青白弾放射状に弾」。

原作ではノーコンティニュー限定で第五段階に移行し、形態移行の際に土星のような背景が紫色から赤色に変わり巨大化する。第五形態をノーコンティニューでクリアして初めてグッドエンディングに辿り着くことができる。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)」はさまざまな妖怪変化の意味で用いられる表現で、現在では主に比喩で用いられる(もともとは魑魅は山林の瘴気から生ずる怪物、魍魎は川や木石の精霊を表す言葉)。

一方で「冥府魔道(めいふまどう)」は冥府魔道を組み合わせた造語で、常に争いの絶えない怒りに満ちた世界、相手を恨む感情や信念、生き方を意味する。

さらにこれらの四字熟語にはそれぞれ「魅」と「魔」の文字が含まれているため、まさに博麗神社に恨みを持つ魅魔に相応しい必殺技の名前であると言えよう。メリーが怖がるのも無理は無い。


CV

CVはタッグで実装される関係上合計で6人がボイスを担当する。ただし声優はボイス〇の蓮子=魅魔、メリー=神綺と共通しているためタッグ2組で合計で6人となっている。

ボイス蓮子、魅魔マエリベリー・ハーン、神綺
ボイス1中川亜紀子本泉莉奈
ボイス2森なな子水野朔
ボイス3福原香織中島愛

蓮子と神綺に関してはここまでだが、何とメリーのCVの組み合わせが『A6世界線の紫と同一』、魅魔の方もL80世界線の魔理沙となっている。

これにより一部の民が盛り上がる事となり、この組み合わせはレイマリの上位を組み合わせたのでは?』と言われている(元々、の対として魅魔を挙げる人は一定数いた)。


関連タグ

秘封ロストワード

マエリベリー・ハーン 魅魔 東方LW・実装キャラクター一覧

幺樂団の歴史 東方封魔録

L世界団


とある魔界神についての考察


ネメシス

魑魅魍魎 冥府魔道

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