概要
8人の女の子達を救うゲーム、やばたにえん(ゲーム)の救出対象。ちなみに、やばたにえん本作ではE.TANAKAと書かれているが、フルネームは『田中エルナ』である。
基本的にお嬢様らしい口調で話すが、血の気の多い一面があり、気の強い性格をしている。
とても芯が強く、どんなに犠牲や痛みを払おうとも一度決めた事は兄ミズキでさえも制御できない。
「ゲロイム」という謎の言葉をよく口にする。これは口癖であり、昔飼っていた愛犬の名前でもある。
かつては名門貴族の令嬢だったが現在は落ちぶれている。
後述する経歴により、見た目よりも年齢が高いこともあって、他のキャラからは度々老人扱いされている。物忘れが激しいなど、実際に老人っぽいところもある。
見た目
全てドット絵なので、正確とは言えないが、白いワンピースに茶色いハイヒールを履いてる。髪はウェーブのかかった長い金髪で、金色の目をもっている。
1作目では後ろ髪を結っていたが、おろしている作品もある。
ネタバレ注意!
救出時
1作目:やばたにえん
逆さまにされ、手足を縛られている。縛られている縄を切ると、落下先に何もしていない場合、落下死する。熱湯を注いだ場合、全身火傷で死ぬ。
全員生存を目指す場合、彼女をかなり惨い助け方をしなくてはならない。救出時のセリフは、「ゲロイム!」足切断後の場合、「痛いよー……」
2作目:滅やばたにえん
粉砕機に足を縛りつけられている。粉砕機を起動すると、どんどん引っ張られいずれ粉砕されるというかなりグロい死に方をする。救出時のセリフは「ホントにゲロイム」
3作目:やばたにえん酸
公式ツイートで田中エルナの救出シーンが投稿された。過去作と異なり髪が目元まで隠れるほどボサボサになっておりガラス張りの空間に閉じ込められている。何らかの原因で「もはやヒトではない」状態になっているが……?
救出時のセリフは「ゲロリ!」、開発段階では「お肉だぁ………」。
田中追憶編
『やばたにえん酸』の追加コンテンツとして収録。Switch版で先行収録され本編クリア後に解禁される。
結末は一つきり。「田中の過去を追体験し、E.TANAKAの未来への糸を紡ぐ」ゲームとのこと。
処刑間近の血縁者を助けるために屋敷を探索する。ここでは44STEP以内に助けなければならず、行動の度にSTEP数が減っていき、STEP数が0になると処刑が行われ「CONNECTION_LOST」(ゲームオーバー)となる。
さらに屋敷の中にはオールドレディと共謀した理想的な貴婦人と刀鍛冶の跡取り娘が徘徊しており、捕まれば問答無用で片手で首をへし折られたり、目にも止まらぬ速さで上半身と下半身を切断されたり、仕掛けの手順を誤ったりしても主人公が致命的な外傷を負ってしまい、こちらも「CONNECTION_LOST」となる。
主人公はE.TANAKAかと思われていたが、上手なはずのピアノをたどたどしく弾くなど、彼女らしからぬ点がある。
経歴
本作の舞台より80年前、オールドレディらの謀略を見抜けず、兄・ミズキが処刑されてしまう。
その間際に兄から依代を授けられた。
やばたに報vol.2によれば財閥の没落後、エルナは依代で蘇るまでは96歳で亡くなるまで生きていたとされている。
裏面ではある場面で登場するが説明文によれば実年齢は生誕時から数えればゆうに100歳を超えているらしい。
また、田中家は「黄金の眸子」を持っているらしい。
他の登場人物との関係など
ジャクリーン・ブレアとは友人関係。
加古東海とは同時期に依代から蘇ったこともあり、腐れ縁。よくこの三人でつるんでいる。
オールドレディの遠い子孫にあたるGRAND_LADYのことは「憎たらしい小娘」と思っており、よく嫌がらせをしている。嫌いなわけではないが、なぜだか憎しみが沸いてくるのだという。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という理不尽な感情であることは自覚しているようだ。
実兄ミズキについては虫や野犬にも対抗できない彼をいつも助けていたあたり、何だかんだ言って仲は悪くはなかった模様。
その他
ある人物や、E.TANAKAについて