概要

2001年6月号から2002年3月号までのなかよしにて連載された湖東美朋のショートギャグ漫画。単行本は出ていないが、2001年にゲームボーイカラーでゲーム化された。

ストーリー

漫画

オーディションで選ばれた5人の少年達で結成されたアイドルグループ『アストロボンバー』（通称アスボン）。個性的な彼らの華麗（?!）な活躍が描かれている。

ゲーム

主人公のヒロインがアストロボンバーのメンバーの紅一点として加入する。さまざまなイベントを乗り越え、1年後に控えたドリームコンサートを成功させなければならない。もしも失敗したらアスボン解散の危機?!

登場人物

アストロボンバー

江上健太（えがみ　けんた）

真面目で熱血漢。勝手にリーダーになった。何事も一生懸命で、曲がったことが大嫌い。プロレスファンでもあり、趣味は筋トレと反省会。ゲーム版も漫画版も寮では一人部屋。特技はスポーツ全般。なかよし本誌の人気投票では常に4位か最下位だった。

洋司=アンダーソン（ようじ　あんだーそん）

アメリカ育ちのバイリンガル。大らかで陽気。容姿にとても気をつかう。リズム感とセンスの良さで、ほかのメンバーも憧れ的存在。特技はラップとダンス。

漫画版では英語の話題になると話題を変えたりするため、本当に英語が使えるのか真琴に怪しまれている。ホモ疑惑、オネエ疑惑がある。漫画版のみ、寮では五郎と同室。なかよし本誌の人気投票では最初から最後まで、不動の2位だった。

児島崎潤（こじまざき　じゅん）

無口で落ち着いて見えるが、実はロマンチスト。犬と高いところが苦手。メンバー一身長が高く、現在も伸び続けている。特技はギター、趣味は作曲と読書。

漫画版では一切喋らず、質問には紙に書いて答える。インタビューの時は真琴に腹話術で代わりに喋ってもらう。常に無表情。日記は女の子のような口調で書いてある。一人で変な行動をすることが多い。メンバーで唯一サンタを信じている。漫画版のみ、寮では真琴と同室。なかよし本誌の人気投票では最初から最後まで、不動の1位だった。

栗田五郎（くりた　ごろう）

体力と食欲は誰にも負けない。大阪弁をしゃべり、大きな声でまわりのメンバーのボケにツッコミを入れる。素直で単純な性格。趣味はテレビのお笑い番組を見ること。他人には見せないネタ帳がある。漫画版のみ、寮では洋司と同室。なかよし本誌の人気投票では一時期最下位だったが、読者の同情票により終盤は3位に上がった。

石和真琴（いさわ　まこと）

とっても甘えたがり。かわいらしい言動で、何をやっても許される末っ子タイプ。趣味は読書（特に童話）。クマのぬいぐるみが親友で、常に持ち歩いている。ぬいぐるみの名前はころころ変わり、どれも名字のような名前（榊原など）。

漫画版では非常に腹黒く、笑顔でメンバーに対して毒を吐く。絵が非常に上手いが、女の子のお題で土偶を描いたり、うさぎという名の恐ろしい怪物を描くなどの独特のセンスを持のつ。漫画版のみ、寮では潤と同室。なかよし本誌の人気投票では、一度最下位になったが、それ以外は3位と4位をキープした。

ゲームの登場人物

主人公

12歳の少女。デフォルトネームは「なつの　ゆかり」。テレビ番組の企画でスカウトされた美少女タレントの卵。

マスオ

大物プロデューサーで、アストロボンバーの仕掛け人。

マリカ

アストロボンバーが所属する事務所の社長令嬢。超ワガママ娘。

ミノル

実直なマネージャーだが、都合が悪くなると消える。

タムりん

主人公の幼馴染。少しヒネくれていて、いつも一言多い。

関連イラスト

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湖東美朋 なかよし