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もしかして:ルンルン(上機嫌や楽しさを表すオノマトペ)




講談社が『なかよし』の姉妹誌として発行していた雑誌。


なかよしより低年齢層向けの傾向にあり、魔法少女やファンタジーものが多かった。

1998年1月号をもって事実上廃刊。


ぴょんぴょん』(小学館1992年ちゃおに併合されて廃刊)と同様にマイナーな代わりにコアなファンが多く、少女漫画の劇画や恋愛が苦手な読者でも読みやすい作品が多く、廃刊を惜しむ読者の声も多かった。

ただ『るんるん』は『ぴょんぴょん』とは異なり『なかよし』の姉妹誌(ぶっちゃけ増刊)としての傾向が強く出ていたためメディアタイアップや流行事象へのコラボレーションは抑え目になっていた。当時それらは『なかよし』側がメインで行っていたため差別化する必要があり『なかよし』連載作品の番外編や特殊な実験タイアップでもない限りは『るんるん』で登場した作品・作家でも見込みがあれば『なかよし』へと引き上げられていく(つまり『るんるん』そのものが『なかよし』のファーム的な雑誌だった)のが常であった。

メディアタイアップや流行コラボを紙面の主要軸のひとつと位置付け、所属作家を元となったコロコロコミック小学館の学年別学習雑誌からスカウトしつつも以降は廃刊に至るまであくまでも自誌で育て自誌のみで発表の場を与えていた『ぴょんぴょん』とは、その部分で異なる。


そのため『なかよし』側が出していた増刊号(いわゆる季節休みごとに出していた『◯◯やすみ号』や、当時に出していた別増刊の『なかよしラブリー』など)との差別化も、あまり出しきれていなかった。


セーラームーンのプロトタイプ(エピソード0?)の「セーラーV」、グッズとのタイアップを行なっていた「リリィ&アール」、不条理ギャグ漫画の「わたしがやらねば」などがコアなファンの間で有名である。


主な掲載作品


わたしがやらねば(小坂理絵

セキホクジャーナル

セキホクジャーナル(小坂理絵

夢幻パトローラーYUZU(岡本慶子

リリィ&アールのふしぎなお店(高瀬綾

チム・チム・チェリー!(あゆみゆい)

まりんとバクオくん

夢食案内人(立川恵

学校怪談(上野すばる)

コードネームはセーラーV武内直子

上手な夢のかなえかた(有沢遼)

フォーチューンサーガ(野村あきこ)

飛んでみせまSHOW!(池田貢)

マーメイ・ドリーム(湖東美朋)

みつあみ四重奏(片岡みちる)

桃にキッス!(川村美香)


関連タグ

講談社 なかよし

なかよしラブリー Amie ARiA:姉妹誌(同じく『なかよし』の増刊)


コミックボンボン:講談社の児童誌繋がり(こちらは男児向け)。これが廃刊したということは、るんるんやぴょんぴょんやプレコミックブンブンなど歯が立たなかったことが分かる。


Palcy:講談社とPixivによる少女漫画メインのマンガアプリ。本雑誌からの系譜を継承しているコンテンツ。

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