『デュエルは皆に…この子たちの未来に、笑顔をもたらすもの…！』
CV:逢沢凛
概要
エクシーズ次元出身で、黒咲隼の妹。赤馬零児の父、赤馬零王の元に囚われている。
その顔つきは、柊柚子に酷似している。
というか、作中で同様に柚子と似ていると言われているツリ目気味のセレナやタレ目気味のリンよりもさらに似ているので、ユートや隼が初見で見間違えたのも仕方なかったと言える。
髪の色を見れば別人だとわかるはずだが、当初の彼らの心境から区別がつかなかったと考えられる。
ハートランドが襲撃される前、融合次元から送り込まれたデニス・マックフィールドに出会い、その後デニスのゴーサインによってアカデミアのエクシーズ次元への侵攻が開始された。
それからしばらくは、兄の隼やユートと共にレジスタンスのメンバーになっていたようだが、デニスの手引きを受けたユーリの襲撃を受ける。被害が出ないよう逃亡してデュエルで抵抗したようであるが、叶わず拉致される結果となってしまった。
アカデミアからの侵略前はエクシーズ次元にあるハートランド・デュエル・スクール「スペード校」に兄の黒咲やユートが所属していたが、瑠璃が所属していたかは不明。
回想か顔見せ程度の出演だったが、119話にて洗脳により兄の黒咲にデュエルを挑む。
その言動によると、兄の干渉に鬱屈とした感情を抱いていたらしく、回想によると友人なのにライバル校だったが故に友情の証を横から払いのけられる様なものだった。
その兄を通じて出会ったユートは、逆に彼女の考えを尊重し、関係は深かった。
ちなみに101話では、回想で応援席で腕を振り上げハイテンションで応援しているシーンがあり、一部でネタにされており、やはり瑠璃もストロングなのかとまで言われている。
ちなみに一緒に登場したユート、黒咲の私服も「GUート」、「ユニクロ咲」とネタにされている。
容姿
容姿が長い間不明だったため、ファンの間では隼の髪の色と柚子のデザインが組み合わさった形でイメージされていた。容姿が判明したのは75話と実に一年越しで、初めて喋ったのも104話。
他にも、柚子シリーズには、柚子シリーズの目の色と次に登場する柚子シリーズの髪の色がほぼ合致しているという法則があった為、「瑠璃の髪の色は茶髪か金髪でないか」と推察されていた。
実際の容姿は紫色の長髪を後ろでまとめており、羽のヘアアクセサリー、イヤリングをつけている。また、前髪の形が隼と似ているのも特徴。柚子、セレナ、リンと同じくブレスレットをつけている。ちなみに瑠璃のブレスレット石の色は「黄色」である。
エクシーズ次元が襲撃される前はワンピースを着ていたが、襲撃後は動きやすくするためかズボンとブーツに変わった。さらに腰にはユート、隼と同様赤いスカーフを身に着けており、赤いスカーフは、レジスタンスのメンバーの証である可能性もある。
デッキ
リリカル・ルスキニア（LL）と呼ばれる鳥獣族モンスターを操り、1ターン目から5体を揃える展開力を披露した。
エースモンスターはLL-アセンブリー・ナイチンゲール。打点こそ低いが、連続攻撃とエクシーズ素材を消費するが破壊耐性とダメージ耐性があり、ランク1で数字こそ低いが油断ならないポテンシャルを秘めている。
なお、LLの見た目はハーピィの様なモンスターと人間が半々のモンスター娘の様な物ではなく、着ぐるみの様な外見をしている。
洗脳
本編に登場したのは115話以降なのだが、この時点ですでドクトルによって洗脳されていた。そして2回しかなかったデュエルは両方とも洗脳状態による「敵」としてのデュエルになってしまった。
唯一…
しかし、瑠璃は柚子シリーズの中で唯一洗脳を解くことができたヒロインである。
119話の兄黒咲隼とのデュエル中何とか意識を取り戻し、洗脳を解くことができた。
と、思われたが…
再洗脳
洗脳は解けても脳内に蟲が残っていたため、124話遊矢と対面した際再び洗脳されてしまいそのまま遊矢と敵対した。この時、遊矢はユートと入れ替わり、二人はようやく再開を果たしたのだが、今度は119話の時のように瑠璃の意識が戻ることはなく、デュエルに敗北しても洗脳は継続。
やはり瑠璃も、他の柚子シリーズ同様最終的にはドクトルの洗脳に完堕ちしてしまった。
余談
兄の黒咲隼の使用カードが鳥獣族主軸である事、瑠璃自身も羽のアクセサリーを付けている事、他の柚子シリーズの使用カードの傾向から花鳥風月の「鳥」に当たるとされる。
あまり共通点は無いが、前作遊戯王ZEXALで主要人物の妹かつストーリーに大きく関わった人物として神代璃緒が登場していた。彼女の使用カードのメインは偶然にも鳥獣族である。
関連イラスト
