「ネギ先生のためなら　たとえ火の中水の中!!」

「ネギ先生 先生はオックスフォード大学をお出になった天才とお聞きしていますわ 教えるのに年齢は関係ございません どうぞホームルームをお続けになってください」

「あなたは佐々木まき絵失格です!」(ネギま!?)

プロフィール

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人物

クラスでは委員長を務めていて、大半のクラスメイトから「いいんちょ」（場合によっては「いんちょ」）と呼ばれている（ちなみに初等部の頃も「委員長」と呼ばれていた）。ネギにも「いいんちょさん」と呼ばれている。クラスで那波千鶴からのみ名前の「あやか」と呼ばれている。責任感が強く何かあるたびに場を仕切る癖がある。

男性並みに背が高く巨乳組には敵わないものもスタイル抜群（ウエストが異常に細いため際立って見える）であるが中学生らしからぬ容姿ゆえ、初対面の犬上小太郎からは「このオバハン誰?」「うそぉ14歳!?　老けすぎや!」などと言われてしまうほど早熟な外見。自分のことを「容姿端麗の完璧人間」だと主張するほど自意識過剰なところがあるが長谷川千雨からは「わたしはああいうナチュラル（素）で可愛いような女の子とは違うんだよ」と言われるなど、黙っていれば周囲も美貌を認めている。pixivでも投稿枚数は86枚とさほど多くないものの、行動ゆえかR-18は29枚（33.7％）と他のキャラクターに比べて高い。（2021年11月現在）

「雪広財閥当主の次女」という、赤松作品には珍しい「お嬢様」キャラクター。そのためか、常にお嬢様言葉で喋り、クラスメートを皆「さん」付けで呼ぶ。また、寮の自室を私費で改装した。千鶴・村上夏美と同室で（後に犬上小太郎も同居）ともに行動することが多い。

生まれてくるはずだった弟を亡くした過去を持ち、そのためかショタコンである。作中でもネギのことを物語開始直後から溺愛していたキャラクターで、その偏愛ぶりはクラスメートのほぼ全員が認めている。それもただ好意を抱いているだけではなく、ネギ自身の幸せも真剣に考えており、財閥の力を使ってナギの消息を調べたりもした。ただし「少年なら何でもいいというわけではない」らしく、犬上小太郎のような腕白少年は眼中に無くケンカが絶えない。

一見自分勝手で高飛車な性格に感じられがちだが、根は真面目で思いやりがあり、ネギが神楽坂明日菜と喧嘩して落ち込んでいた時、「慰める事を口実に親密になるチャンスだ」という周囲の助言を拒否して2人を仲直りさせようとし、朝倉和美に「将来、絶対恋愛で損するよ」と言われた。また、ネギ・パーティーを追ってイギリスに行ったときには、他のクラスメイト達が隠れてその先（魔法世界）にまでついて行こうする中、ひとり見送り、潔く皆の帰りを待つ決心をした。

文武両道の委員長キャラだがノリはわりと良い方で、麻帆良祭では上記イラストのような、少年誌に掲載できたのが疑問でならないような常軌を逸した衣装を着用させられても嫌な顔一つ見せなかった。またコミカルなポジションが多く世間知らずゆえにネギ絡みならありえないような嘘でも信じたり声優を担当した皆川にも「ヘタレ」とも言われるほどドジな部分もあるなど残念美人だがそう言った自分を飾らないところが彼女の魅力とも言える。

しかし、アニメ2期や実写ドラマ版では、その良さである根は善人な部分はほとんどなく完全に自分とネギのことしか考えてない自己中心的な性格に描かれ、ネギに対してのみ従順な性格だが周囲の人間（特に明日菜とまき絵）を平気で見下す傲慢さを見せている。実写ドラマ版ではクラスメイトを呼び捨てにしており、あまりの自分勝手さに周囲から怒りを買ったり、ドン引きされる場面があり、仕舞にはエヴァンジェリンからも「あいつが一番馬鹿なのかもしれない」と言われた。

交友関係

明日菜とは仲が悪いように見えるが（嫌いな物の「暴力的で無法者な人」は明日菜のことで

アニメ2期では本当に犬猿の仲になっている。）、実は初等部のころからの気心の知れた間柄であり、転入当初は無感情な子供だった明日菜が現在のような活発な少女となったのも彼女との長年のやり取りに負うところが大きく所謂「仲良く喧嘩しな」的な関係。逆にあやか自身も、弟を亡くした際に明日菜のおかげで元気を取り戻した経緯がある。合気道をやっていたためケンカでは長らく互角の腕前だったが、夏休み編では明日菜のネギま部での修業により大きく差がつく。喧嘩に関しては明日菜のほうが暴力を振っていると思われがちだが大抵はあやかが挑発するケースが多く（ただし、明日菜から挑発したケースも稀にある。）明日菜もあやかが挑発しない限りは喧嘩を売ることはあまりない。

上記のように口では顔も見たくないなどと言っているがアニメ第1期では、明日菜の死を誰よりも悲しんだり、『ネギま!?neo』では明日菜のためにお別れ会を計画するなど本心では誰（ネギも含む）よりも大切に思っている。終盤では明日菜と別れる際、今まで隠してきた「本当は親友として大好きだった」と自分の思いを告白し、再会を約束し、超の計らいによって別れた直後にタイムワープした明日菜と再会を果たした。

明日菜が眠りについた後の世界

明日菜が眠りについた後の世界では、明日菜に再開したい一心で、明日菜が目覚める予定だった100年後まで生きており、なんと115歳まで生きていた。明日菜の復活がそこから30年延期になったので、さすがに持たなかったようである。

その映像が流れた際、三人の孫らしき少女がいたが、その中に桜咲刹那、近衛木乃香に似た少女（おそらくUQ_HOLDER!に登場する近衛帆乃香、近衛勇魚と思われる）がいたが、彼女らと親族になったか詳細は不明。

なお、明日菜は目覚めた後、130年前の過去、眠りについた直後までタイムスリップしてネギやあやかの下に戻ってきているので、この時間軸はパラレルワールドになるか、改変されるものになる。

『UQ_HOLDER』

『ネギま!』の続編『UQ_HOLDER!』においても登場。かなりの老齢だが現在も財閥のトップに立っている。曾孫に雪広みぞれがいる。ショタコンなのは相変わらずで、近衛刀太を(彼の出自は承知の上で)孫のように可愛がっている。

余談

• 初期案ではネギや明日菜にイジワルをする悪役で、表面上明日菜と喧嘩が絶えないのはその設定の名残。別のゼミの少女にする案もあったとか。上記のとおり、アニメ2期や実写版で自己中かつ傲慢な性格になったのはある意味この初期案の再利用と言えなくもない。
• あやかが次女という設定なのは、様々な家の責任を回避するためで、そのおかげで自由に恋したり、お茶したりすることができるらしい。
• あやかは、作者と同じ誕生日だが、偶然同じになったらしい。
• 「雪広あやか」という名前は、YMOの高橋幸宏が由来。
• あやかのキャラ原案は、アシスタントのまぎぃ氏。
• ネギま!の初代アニメが放送される前にあやかのキャラソン『雨あがりの天使』がリリースされており、歌詞にも『消えた天使(あやかの死に別れた弟のことと推測される)生まれ変わり』というフレーズが出てきており、そのあとの歌詞と併せて『ネギに自分の死に別れた弟を重ねて、深く愛している』とも取れるキャラソンになっている。
• ネギま連載当時は存在した同人サークル『BIG BOSS』によってあやかが主役のアダルト同人誌(リンク先18禁に付き閲覧注意)が作成されていたのだが、よりによってあやかのフルネームを知らなかった上に確認を怠ったという凡ミスをしたために、作品名で名前を『あえか』と間違えられるという後のインなんとかさんもビックリな不遇な扱いをされたこともある。
  • 当然ながら、のちに再版された際には名前はキチンと修正されており、『あえか』表記の同人誌は一種のエラーコインならぬエラー同人誌とも言える存在になった……かもしれない。

関連タグ

魔法先生ネギま!　UQ_HOLDER!　残念な美人　金髪　ショタコン　お嬢様　委員長

ネカネ・スプリングフィールド、高音・D・グッドマン：そっくりさん

雪広みぞれ：曾孫

難波トゥエニー：誕生日が同じ、同作者のキャラ。