概要
CV:三木眞一郎
キャラクターデザイン:三杜シノヴ(ニトロプラス)
魔宮第八位の魔族。
時間と空間を操る魔術で、自在に魔界と人間界を行き来できる事が可能。
旧知の妖姫・七殺天凌こと照君臨に企みの為の協力を要請されるが、気が乗らない事を理由に一度は断る。
しかし、殤不患と浪巫謠が魔界に迷い込んで騒ぎとなった際、巫謠の魔性の声による歌を聴いて何らかの事実に気付いたらしく、一転して大喜びで照君臨の頼みに応じる。
OPでは大きな掌の上に立つ浪巫謠が、その手の主である彼らしき人物に睨まれている不穏な場面が描かれているが…?
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ネタバレ注意
実は、この男こそが浪巫謠の実父だった。
かつて人間の姿となって西幽を度々訪れていた彼は、皇室の姫であり後に巫謠の母咒旬瘖となる聆莫言と関係を持つ。そして、正体を知らず身を委ねて自身の子を宿してしまった聆莫言を歪みきった愛情表現で両眼を傷つけ、失明に追いやったのである。
その後、周囲から魔族の子供を堕ろす事を強要された彼女は、「子供に罪は無い」とそれを拒んで人里離れた山奥へと落ち延び、巫謠を産んだのだった。
それ以降、彼女達を放置して自分から居場所を調べる様な事もしていなかった阿爾貝盧法だったが、照君臨と敵対している殤不患一行の中にかつて聆莫言との間にできた息子がいる事に気付き、運命的な巡り合わせに歓喜すると、再び人間界への干渉を開始。
手勢を送り込むなどして照君臨に協力しつつ、目当てである巫謠に単独で接触し、魔術によって過去の光景を巫謠に見せる最低なやり方で父親の名乗りをするなど、『3』における魔界側の事実上の黒幕として暗躍。
照君臨が敗北した後は自分への怒りに燃える息子を魔界の門を開いて招き入れる。