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金田正太郎

かねだしょうたろう

横山光輝原作の漫画・アニメ作品『鉄人28号』の主人公の少年探偵。
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  1. 横山光輝原作の漫画・アニメ作品『鉄人28号』の主人公の少年探偵。
  2. 大友克洋原作の漫画・アニメ映画作品『AKIRA』の主人公。名前は1.に由来。→金田正太郎(AKIRA)
  3. コミカライズ作品などを手掛ける漫画家。→本人のpixivアカウント

この項目では1.について説明する。


概要

CV:高橋和枝(第1作)、山田栄子(太陽の使者)、田中秀幸(FX、回想時の少年時代は折笠愛)、くまいもとこ(2004年)、齋藤智美(ガオ!)

実写キャスト:内藤正一(ドラマ)、池松壮亮(映画)

舞台版キャスト:南果歩田辺桃子(28 1/2)

鉄人28号

鉄人28号」を操ることが可能なリモコンの持ち主。

10代前半の少年ながら探偵として活躍しており、怪ロボットが出現したり殺人事件が発生すると大塚署長の要請で捜査に参加する。優れた頭脳や運動神経に加えて強い正義感を持ち、ギャングなどの凶悪犯罪者や外国のスパイ団、軍隊にも臆さず立ち向かう。


昭和における「少年探偵」キャラの代表格とも言えるキャラクターで、特に説明なしにスポーツカーを運転し、拳銃の名手であり、警官隊や自衛隊を指揮する権限まで持っている。現代の読者からはその荒唐無稽さをツッコまれる事も多い。


しかし、その心・技・体に優れた正義の少年というキャラクター像は正に少年漫画の主人公として申し分ないものであり、後年のリメイク・派生作でも鉄人の活躍より正太郎の人生、ヒーローとしての資質に力を入れて描写される事も多い。代表的なのは長谷川裕一の『鉄人28号 皇帝の紋章』で、同作では彼がリモコンの所有を認められている理由にが「単純すぎる操縦装置(レバー二本と数個のボタン)で、誰よりも巧みに鉄人を操ることが可能なセンスの持ち主だから」という理由付けがなされている。


原作漫画では他の横山作品の主人公同様にストイックかつ合理的な性格で、銃撃戦では敵を直接撃たずに武器を奪って無力化する不殺戦術に徹しているものの、場合によっては敵対する犯罪者の殺害も躊躇わない。怪ロボットとの戦闘では「ロボットを倒すより操縦者を狙ったほうが早い」と言って操縦者狙いの無差別攻撃を仕掛けたり、人質を取って逃亡を図る犯罪者に「人質もろとも攻撃する」と宣告したこともある。

また、話が進むにつれ高性能な敵ロボットが次々と登場し、旧式である鉄人はまともに戦っても勝てなり始めた為、正太郎の機智による知能戦も描かれた。


身寄りは既に亡くなっているらしく、郊外の豪邸に一人で暮らしている。アニメ版第1作以降は鉄人の開発者・金田博士の息子という後付け設定が作られ、鉄人は父からの遺産という形になった。単行本の新装版や以降の派生作品でもこの設定が踏襲されている。

孤独な境遇ではあるが、大塚署長や敷島博士から実の息子のように見守られている事もあり、ネガティブな言動を見せる事は少ない。


原作にはヒロイン的な存在がいない為か、派生作品ではガールフレンド枠のオリジナルキャラクターが用意される事もある。『太陽の使者』では敷島博士の娘である敷島牧子と仲が良く、『皇帝の紋章』ではドラグネット博士の養女だったアリス・ドラグネットと結ばれる事が示唆されている。

また、犯罪者からは当然警戒されているが、村雨健次のように漢気を持った犯罪者からは敬意を抱かれており、より巨大な悪に対して共に戦いを挑む事もある。


原作から40年後を舞台とした『鉄人28号FX』では52歳の壮年男性として登場。ロボット工学博士の榊陽子と結婚し、長男の金田正人が生まれている。同作では金田探偵事務所の所長を務めていたが、中盤からICPOの長官に就任している。


なお、名前の由来は球界の天皇ことプロ野球選手「金田正一」である。


関連項目

鉄人28号 太陽の使者鉄人28号 超電動ロボ鉄人28号FX 鉄人28号ガオ!

鉄人28号(ロボット) 少年探偵

金田博士:父 金田正人:息子 光瀬双葉:養子


ショタコン ショタ

























村雨健次「ショタコン?なんだそりゃ」

高見沢「正太郎コンプレックス、略してショタコン!今に何かの語源になるんだもんね~」

(劇場映画『鉄人28号白昼の残月』の一幕)

ショタコンの発祥

いわゆる年下の少年に対して恋愛感情などを抱くことを指す「ショタコン」の「ショタ」はこの少年の名前から。

こんな記事もあるが、なぜか一部オタク界隈では「ショタコンの語源となった金田正太郎は『太陽の使者鉄人28号』版でなく漫画版あるいは初代アニメ版」との説が存在する。

いわく「語の提案者である『ファンロード』編集長は自分達が子供の頃に見ていた初代アニメ版を意識したが、雑誌読者とのジェネレーションギャップにより『太陽の使者』版との誤解が生じた」という。

この説はそれなりの広がりを見せておりピクシブ百科事典でもこの説に沿った解説がなされていた。しかし、『ファンロード』編集長イニシャル・ビスケットのK本人はTwitterにて「『太陽の使者』の金田正太郎への萌えを語った女性への回答として生まれた言葉」であるとしてこの説を明確に否定している。

ただ、いずれにせよ原作終了より何十年も後のファンによる造語なので、当然横山本人が意識したものではない。

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