概要

日本をモチーフとする東方の君主制国家。「ヤオヨロズノカミガミ」が信じられている。

紋章は「重ねられた扇、桜の花、三つの勾玉」。

謎の敵性勢力「セイレーン」に対抗すべく、ユニオン、ロイヤル、鉄血とともに連合「アズールレーン」を結成したが、ストーリー一章において、方針の違いにより鉄血がこれを脱退、さらに鉄血が興した新勢力「レッドアクシズ」へサディアと共に加盟することになる。

ストーリーにおいて敵陣営として登場する重桜艦艇は「あのお方」と呼ばれる存在の意向に従って行動している。

イベントストーリーでは、赤城・加賀が率いるセイレーンと積極的に手を組んでいる勢力と、瑞鶴・三笠が率いる赤城らと敵対してセイレーンと戦っている新生連合艦隊とに二分されていることが描かれている。

日本版と韓国版ではプレイ開始時に初期艦として重桜所属の綾波が選択可能だが、中国大陸版では綾波でなく鉄血所属のZ23が初期艦となっている。

（他の2艦は全版共通してユニオン艦ラフィーとロイヤル艦ジャベリン）

また、ショップ担当キャラとして同じく重桜の艦である明石と不知火が登場する。

建造でも重桜艦は最初から登場するが、ストーリー上敵対関係にあるためか、建造により入手できないドロップ限定艦は他勢力に比して明らかに多く、限界突破には手間がかかる。

所属する艦船は全て大日本帝国海軍をモチーフとする（戦後の海上自衛隊や海上保安庁に在籍したことのある艦船は登場していない）。多くは獣耳や角などの動物的な特徴を有するのが特徴。これはセイレーンの技術を取り入れたためと説明されているが、暁や阿賀野、五航戦姉妹(先行登場イベントより前の時点では動物的特徴を有していた)など、いくつかのキャラクターにはそのような特徴が見受けられない。

初期設定状態だと、中国語版では重桜所属艦船は動植物をあらわす一文字で登録される（この仕様は変更可能）。対応表はこちらを参照。

アニメ版では綾波が「柚」と呼ばれる、という形でコードネームとして言及された。

蔵王重工という企業が重桜艦用の装備を製造している。艦載機の国籍マークは艦船名の自主規制と同じ理由により「白い円周の赤丸」を避けて「赤い渦巻き」が使われている。

艦船の性能は、前衛の多くは雷撃に優れる半面、対空と耐久が低くなりがち。特に駆逐艦は雷撃に特化した攻撃性能を持ち、手動での運用で活躍してくれる。空母は2体揃う事で真価を発揮するキャラクターが多い。

また、龍鳳の発言から重桜の艦船は武家であることが明言されている。

ただ、明らかに武家(？)と思う子もおりロイヤルほどまとまってない。

先述通り艦船のほとんどはケモミミだが人間の部分にあたる耳を持つ者はケモミミがない。

また、着せ替えの時などでもケモミミ保持者は人間の位置にある部分が見えない構図になっており

存在しないか隠してるのかのどっちかである。・・・と思ったら愛宕や伊勢の姿絵には両方あるためケモミミ勢も普通についていることがわかる。

幼女化やμ兵装などの派生キャラはオリジナルと同じ艦種・陣営になるのが通例だが、飛龍(META)は重桜所属ではなくなっている。

所属艦艇

改造が実装されている艦は☆印をつけている。

駆逐艦

※ゲーム内イラストレーター表記は「株式会社Manjuu/株式会社コンパイルハート」、黒星紅白氏は「原案」としてクレジット

軽巡洋艦

※改造で艦種が重巡洋艦に変更される。

重巡洋艦・超甲巡

※超甲巡

運送艦

潜水艦・潜水空母

※潜水空母

戦艦

※1:改造で艦種が航空戦艦に変更される。

※2:空母の加賀とは別ユニットとして扱われる。

巡洋戦艦

正規空母

軽空母

※原案としてyuui氏がクレジットされている

工作艦

その他

今のところ敵艦船に限り登場している重桜所属艦として以下のものがある。斜字は量産（非擬人化）型のみ登場。

アニメ版

基本設定はゲームと変わらないが同盟関係にある鉄血と比べると出番が多く和風な拠点も明らかになってる。

長門が勢力の実質的なトップに立ってるがオロチ計画を強引に推し進める赤城と加賀との間で不穏な空気が立ち込めており赤城達に疑問、心配を抱く者たちもいるなど一枚岩ではない。

余談

上記したように全員が「武家」らしいが・・・。

長門・将軍(重桜艦船の象徴)　陸奥・妹　三笠・相談役　天城・軍師

戦艦の皆さま・・・巫女の扶桑型、刀を一応持っている金剛型、薙刀所持の伊勢型、刀所有者はほかにも土佐、駿河、出雲と扶桑型以外は武家の印象が強め。

余談だが、扶桑型のように神社に奉仕する家系を社家と呼ぶ。

空母・・・一航戦と五航戦、祥鳳、大鳳、龍鳳、鳳翔、飛鷹型は式神を二航戦は花札を持つ。

刀を所有してるのは瑞鶴、翔鶴、飛鷹、隼鷹、龍鳳、信濃のみ。

重巡洋艦・・・刀所有者は足柄、高雄型、伊吹、鈴谷が所持し重巡自体が少ないのもあって大半の艦船が所有。足柄が持っているためおそらく上二人も佩刀はしていないものの持ってる可能性はある。

軽巡洋艦・・・刀所有者は鬼怒、能代、五十鈴(改造後)である。和服でさえなくなった長良や阿武隈が刀を所有してるかは不明(改造後の五十鈴も和装ではないが)。

駆逐艦・・・和装はもちろんいるが、睦月型は武家に見えない。持ち物も鈴やこん棒、鎖(錨)、和傘、軍配だったりと様々。刀所有者も秋月型(改秋月型)の宵月、新月、北風、海風型(改白露型)の江風、神風型の追風しかいない。また、北風・宵月・追風の3名は身長より大きい刀を所持している。

潜水艦・・・刀が錆びるので仕方ない。

といった具合に、所有してる人としてない人で同型でもばらけたりそもそも姉妹そろって佩刀してなかったりする。「刀は心」ということか？(そもそも、刀ではなく薙刀を所有しているものもいるし)形式的な所有であればなおの事全員が持っているはずであり、刀で戦う様子はアニメで瑞鶴が見せた以外に描写がない(尤も、刀で突撃より艦載機や砲弾で攻撃したほうが安全だが)

関連タグ

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重桜化