双子のAIロボットの

ウメとシャケにはまったく洒落が通じない。

なんとかしたいカラ松、チョロ松、トド松だが･･･！？

※本作の公式サイトから引用

概要

『おそ松さん』(第3期)に登場するエピソードで、第3話Aパートのサブタイトル。初回放送は2020年10月27日(26日深夜)で、カタカナ松とシャケ＆ウメのメイン回である。

なお、同日に放送されたアバン『ぼんくらの時代②』とBパート『マジック天使 マジヘライッチー』についてはそれぞれの個別記事を参照。

ストーリー (ネタバレ注意)

6つ子達との交流が始まってから数日後、シャケとウメは顔の認証や圧倒的な記憶能力で6人の外見・傾向・よく訪れる場所(銭湯や釣り堀・パチンコの店)を徐々に覚え始めるようになる。そんなある日、カラ松とチョロ松とトド松の3人はお馴染みの仲間達にも彼らを紹介する事を決意した。

一方、突然ロボット達にギャグを頼んで無視された鬱憤晴らしでナンパに出たおそ松や色々と振り回されて疲れていた一松、既に野球の準備が整った十四松の3人はそれぞれ別行動で何処かに行ってしまった。

まず、チビ太の元に訪れた5人は最近彼も料理でAIを使い始めた事を知ると同時に、トド松がシャケとウメにおでんの評価値を出してみるのはどうかと提案する。早速彼らはそれを測定し86点と判定した事で可愛がられるようになるが、その直後に「大切な幼馴染みに対して"チビ太"という酷い呼び方をするのは悪口で差別ではないか」と指摘した。

3人は決して悪意は無いと必死に否定するものの、あまりのショックで思わず倒れそうになった彼を見たチョロ松は急いで抱き抱えてひとまず謝った。

その後、3人は2体に対して複雑ではなく何となくで捉えるにはどうしたら良いかと悩みつつ他の仲間達にも会いに行く事を試みる。しかし、ハタ坊は旗の存在意義、ダヨーンには吸引力、デカパンは上半身裸である姿、イヤミは6つ子も納得してしまう位の悪者である事を指摘され、当の本人達は思わず涙や戸惑いを隠し切れなくなった。

そして、最後に訪問したトト子には見た目の可愛さやアイドルの衣装、今までに発売された円盤やCDといったグッズで評価に対してシャケとウメは後者になるにつれてあまりにも酷い点数を突き付けてしまう。この結果に不満と怒りを抱いた彼女によって、とある地下室のロープで拘束された3人は2体が壊れているから変な評価が出る事や空気が読めていない事を弁明する。

しかし、当の本人達からは「この人はワガママで自信過剰で口が悪く、仕事はせずにしょっちゅう暴力もふるう悪い人」と告げられただけでなく「聞かれた事に答えただけなのに何故不満なのか分からない」と人間の難しさに困惑されてしまった。

その後、チェーンソーを振り回したトト子によって犠牲となったカラ松・チョロ松・トド松の遺体はシャケとウメが収めた棺の状態で帰路で再会したおそ松に引き渡される。そして、夜の研究所で今日は駄目だった事と更に皆から気に入られるようにならなければならないという反省を学んだ彼らはまだ1度も馴染めていない一松の存在に目を付け始めるのであった。

へそくりウォーズ

2020年12月4日に今回のエピソードから『シャッフル』がプレミ松ガチャ(★4)で実装された。

余談

• シャケとウメが覚えたチョロ松の特徴には、とある出来事で呼ばれ始めたあだ名と高校生の頃の口癖が含まれている。
• トト子が終盤に3人を連れて来た所はかつて彼女がとあるエピソードでストレス晴らしをしていた場所で、その時の彼女の服装とチェーンソーは1974年に公開された洋画『悪魔のいけにえ』が元になっている。
  • また、チェーンソーを振り回すシーンはこの後のエピソードの伏線にもなっている。
  • なお、1980年に公開された洋画『13日の金曜日』に登場するとある殺人鬼もある程度該当するが、彼の場合チェーンソーを凶器として使用した事は1度も無い。

関連タグ

おそ松さん(アニメ)　マジレス

六つ子(おそ松くん)

おそ松　カラ松

チョロ松　一松

十四松　トド松

チビ太　ハタ坊

ダヨーン　デカパン

イヤミ　トト子

シャケ/ウメ(おそ松さん)

外部リンク

• ストーリー | TVアニメ「おそ松さん」公式サイト