解説
CV：高田由美
金髪ロングヘアのお嬢様。わぴこからは「ちーちゃん」と呼ばれている。
タイトルにもなっているピンクの金魚のぎょぴの飼い主。
衣装は桃色（紫）の清楚な服にスカート。
スカートをはいていることがほとんどだが、アニメ版ではもんぺをはいて、わぴこ達とみんなで畑仕事をしたこともある。
人物
かつては都会ノ学園に通っていたお嬢様だったが、父親が急逝、父親が経営していた会社が倒産、財産を失い、学園からも追われていた。
しかし、父親がもしもの時にと残していた数百億の遺産を受け取り、さらにそれを用いて廃校寸前の田舎ノ中学校を、新田舎ノ中学校として再建する。これを期に、新田舎ノ中学校を都会ノ学園以上の学校にしようとする……が、いつもうまくいかない。
見た目は整っており、黙っていれば清楚で可憐な美少女のお嬢様……に見えるが、非常に見栄っ張りかつわがまま。生徒会長かつ理事長である自分の立場を利用し、騒動を起こしたり、半ば自分のわがままを通すためだけに学校を私物化（※）したりする事も多い。
一度財産を失っているにもかかわらず、金遣いも荒い様子。
※生徒会室を『白バラの間』『あじさいの間』などと、思い付きで勝手に改名したり、高価なイギリス製ティーセットを、店頭で見て気に入ったからと、生徒会予算を用いて勝手に購入したりしている（これを聞いた時には、いつも怒らない秀一が激怒。質屋に流された）。
また、自分の事を可憐かつおしとやか……と思っているが、実際はかなりエキセントリックな性格であり、葵やわぴこなどの起こす騒動に巻き込まれ、ギャグ顔に崩れてしまう事もしばしば。
不良牛などに学校の風紀を乱されたり、わぴこの行動が気に入らなかったりすると、理事長命令を出して黙らせようとするが、ほとんどうまくいったためしがない。劇中では一応主人公の立場にいるものの、いつもわぴこが騒動を解決してしまっている（ついでにぎょぴちゃんもいつもわぴこと一緒に居るため、わぴこの方が目立ってしまっている）。
後に「焼きそばパンで買収し懐柔」するなどの手段も用いたりも。
とはいえ、自分から誰かを陥れたり傷つけたりする事は無く、自分に非があると認めた際には素直に謝罪する一面も有する。
ではあるが、アニメのあるエピソードでは、見栄を張り、自分で散髪を行い失敗（理髪店に赴いた際、偶然会った由梨香に「こんな庶民の床屋など使わない」と見栄を張ったため）。それを誤魔化すため、頭髪検査という体で全校生徒を半ば強制的に（自らの手で）変な髪形にする……というような事もあった。
アニメ版では、葵の事を気になる異性として意識する様子を見せていた。ただし恋愛に発展した様子はほぼなく、毎回葵にからかわれしてやられていたりする。
都会ノ学園の菅平由梨香とはライバルであり、非常に仲が悪い。彼女がいつもイヤミな事を口にして、それに千歳が対抗する、というパターンが多い。
ただし由梨香とは、幼稚園の時からお泊りするなど、家ぐるみで長く交流している。
また、由梨香の方も葵に好意を寄せており、そこから事態がややこしくなることもあった。
千歳のママ
CV：吉田理保子
母親は健在だが、身体が悪く、スイスで療養中。本名不明。
……と自称。実際のところは元気で、スイスからしょっちゅう新田舎ノ中学を訪ねている。訪問時にはお土産を持参するも、毎回静岡県や名古屋近郊のものばかりだったりする。
登場する際には、毎回悪巧みをしており、そこから騒動を起こす事がほとんど。そしてそれがバレると「千歳ちゃん、強く生きるのよ！」などと言ってごまかし、そのまま退散する。
一時期、新田舎ノ中学の理事長の権限を千歳から奪おうと企み、その地位を巡って千歳と選挙で争った事もある。
他にも、祭りの巫女役を娘と二人羽織競争で争った際。葵とペアになった千歳に対し、葵の口真似をして千歳の悪口を囁き、失敗させようとしていた。
ちなみに、由梨香とも（幼稚園の頃からの付き合いゆえに）既知の仲。幼稚園の時に藤ノ宮家にて由梨香がお泊りした際、彼女がおねしょしてしまった事を（悪意なしに）大勢の前でバラしてしまった。
関連イラスト
関連タグ
残念な美少女：ギャグ顔に崩れた時などは、まさにこれである。
他作品類似キャラ
字面がよく似ており、あだ名も同じ。
