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荒川弘

95

あらかわひろむ

北海道出身の女性漫画家。『アルスラーン戦記』、『百姓貴族』などを連載中。
北海道出身の女性漫画家。『アルスラーン戦記』、『百姓貴族』などを連載中。

「えー、でもぉ…、牛乳飲むと太るでしょ?」

「デマです(※荒川調べ)」

「牛乳飲んだら背が伸びるって本当?」

「伸びます(※荒川調べ)」

「牛乳飲んだら胸が大きくなるのよね!?」

…………それは……、デマです……。※荒川調べ)」


概要

概要

漫画牛乳の真理を見た漫画家

ひろし」ではありません「ひろむ」です。よく間違えられるが女性


来歴

来歴

1973年5月8日、幕別町(北海道)の農家に誕生。

1992年、道立北海道帯広農業高等学校を卒業。弟が高校を卒業するまでは家業を手伝いながら同人作家として活躍し、『歴史パラダイス』(光栄)にイラストや4コマ漫画などを投稿し、『ゲーメスト』(新声社)内のイラストや『コミックゲーメスト』の投稿4コマ漫画も手がけた。

1999年、『STRAY DOG』で第9回エニックス21世紀マンガ大賞を受賞。『月刊少年ガンガン』に掲載された。衛藤ヒロユキアシスタントとなる。

2000年、独立。

2001年、『月刊少年ガンガン』で『鋼の錬金術師』を連載。10年に亘り連載され代表作となる。

2006年、『ウンポコ』(新書館)で『百姓貴族』を連載開始。

2011年、『週刊少年サンデー』(小学館)で『銀の匙 Silver Spoon』を連載開始。

2013年、『別冊少年マガジン』(講談社)で『アルスラーン戦記』(原作:田中芳樹)のコミカライズを連載開始。

2021年、10年ぶりに『月刊少年ガンガン』で『黄泉のツガイ』を連載開始。


人物

人物

  • 酪農家出身で、丑年牡牛座生まれであるなど牛に縁が深いことから自画像をメガネを掛けた白黒斑のホルスタインとしている。アイデンティティーを示すとともに「ホルスタイン=乳牛=ほとんどメス」である事から女性作家である事を表している。しかし魂胆が外れ、世間からは男性作家と思われた(『百姓貴族』内でも、カルチャーショックを受けたと発言している)。
  • 実家の家業を手伝っている際に家畜である牛の死を見届けていたことや幼少期に幼なじみが目の前で亡くなってしまったという経験をしていたこともあり、『鋼の錬金術師』では死生観を意識して描いていたという。
  • 『鋼の錬金術師』連載中に妊娠出産するが休載することなく漫画を描き続けた
  • 第三子を出産した際、自身の代表作『鋼の錬金術師』になぞらえ「人体錬成成功」とイラストでコメントしている(「人体錬成は禁忌ではないのか?」というツッコミは野暮である)。
  • 空手部黒帯ダンベルは10kgでも余裕。
  • 三国志好きで、同人作家時代には三国志4コマ漫画の同人誌も出している。デビュー以前は中国旅行へもよく出かけていた。
  • スターウォーズ』の大ファンで好きなキャラはダースベイダー。ただし、パドメアナキンに惚れたことには納得がいっていないらしい。
  • 魁!!男塾』のファンで好きなキャラは男爵ディーノ
  • 重度の妄想癖の持ち主でもあり、特に金曜ロードショーなどで戦史系やB級アクション映画を見た後には、狙撃兵になりきる、敵の弾幕にさらされて救援を呼ぶなどのビジュアルが脳内を駆け巡っている。
  • 幼少期から現在に至るまで篤い病に絶賛罹患中。息子にも(ネーミングセンスの悪さも含めて)遺伝してしまった。
  • 百姓貴族では作者自身の他両親、姉弟、祖父母、叔母らが牛型人間で描かれている。鋼の錬金術師の一巻で描かれていた勝負パンツのインパクトが強いためかメディアでは彼女を紹介する際、勝負パンツの絵が多用される。(当人曰く遺憾)

作風

作風

ゴツいおっさんや筋肉が映える太い筆致で、女性漫画家と気づかないほどの力強い描画での作画に定評がある(御本人曰く「ボイン筋肉にはこだわっている」とのこと)。

特に学生時代に趣味で油絵を嗜み、酪農家として動物の観察を続けてきただけあって、ヒトを含む動物の筋骨の描画はかなりリアル


物語はダークでシリアスな路線に舵を切る傾向にある一方、そうした中での“運命への反骨”をテーマに掲げることが多く、登場人物たちの多くが血肉を通わせたセリフを放つ。

総じて筆致に反映された、“骨太なストーリー展開”が多い。

一方で、衛藤ヒロユキの門下であっただけに、シリアスな雰囲気でもぽろっとギャグを放り込む軽さもあり、むしろギャグに走りはじめると読者の腹筋を殺しにかかる緩急を付けたギャグの波状攻撃が待っている。


設定については必要以上の事はあまり深く掘り込まないため、キャラクターのプロフィール裏設定など、実は割とスカスカな個所があったりする。要は「使うものを使う分だけ」作る方針。


『銀の匙』・『百姓貴族』でライトでポップな路線も確立しているが、これらの作品中にも、作品の根底にしっかりとした骨太さがある。

太めの主線を使用する立体的な筆致に加え、筋骨隆々とした筋肉無骨なや石造などの無機物イヌネコウマクマなどを始めとした動物厳めしく渋いオヤジなどの描写に定評がある。これらに男性的なペンネームも相まって、デビューしてしばらくは男性作家と認知されているケースが多かった。


作品

作品

連載中作品


キャラクター原案


完結済作品

サンデー系列


月刊少年ガンガン系列

  • STRAYDOG (デビュー作)
  • 上海妖魔奇怪(読み切り作品。その人気から過去3度新作が執筆された)
  • 鋼の錬金術師
  • 獣神演武
  • 蒼天の蝙蝠(読み切り作品)

家族の急病

家族の急病

2014年夏頃から家族が急病で倒れ、その療養を補助するために『アルスラーン戦記』等の月刊・隔月刊の仕事のみを続けていたが、現在は少しずつではあるが状況も落ち着いていることもあり、2015年春以降は『銀の匙』の連載を不定期で再開し、2019年に完結した。


なお、家族の急病というのは「旦那と子供が難病を連発」だったとのこと(加えて、ほぼ同じ頃に実家の父親も体調を崩しているが、「うちも自宅に病人がいるので、北海道にはしばらく帰れん」となっていた)。


関連タグ

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「えー、でもぉ…、牛乳飲むと太るでしょ?」

「デマです(※荒川調べ)」

「牛乳飲んだら背が伸びるって本当?」

「伸びます(※荒川調べ)」

「牛乳飲んだら胸が大きくなるのよね!?」

…………それは……、デマです……。※荒川調べ)」


概要

概要

漫画牛乳の真理を見た漫画家

ひろし」ではありません「ひろむ」です。よく間違えられるが女性


来歴

来歴

1973年5月8日、幕別町(北海道)の農家に誕生。

1992年、道立北海道帯広農業高等学校を卒業。弟が高校を卒業するまでは家業を手伝いながら同人作家として活躍し、『歴史パラダイス』(光栄)にイラストや4コマ漫画などを投稿し、『ゲーメスト』(新声社)内のイラストや『コミックゲーメスト』の投稿4コマ漫画も手がけた。

1999年、『STRAY DOG』で第9回エニックス21世紀マンガ大賞を受賞。『月刊少年ガンガン』に掲載された。衛藤ヒロユキアシスタントとなる。

2000年、独立。

2001年、『月刊少年ガンガン』で『鋼の錬金術師』を連載。10年に亘り連載され代表作となる。

2006年、『ウンポコ』(新書館)で『百姓貴族』を連載開始。

2011年、『週刊少年サンデー』(小学館)で『銀の匙 Silver Spoon』を連載開始。

2013年、『別冊少年マガジン』(講談社)で『アルスラーン戦記』(原作:田中芳樹)のコミカライズを連載開始。

2021年、10年ぶりに『月刊少年ガンガン』で『黄泉のツガイ』を連載開始。


人物

人物

  • 酪農家出身で、丑年牡牛座生まれであるなど牛に縁が深いことから自画像をメガネを掛けた白黒斑のホルスタインとしている。アイデンティティーを示すとともに「ホルスタイン=乳牛=ほとんどメス」である事から女性作家である事を表している。しかし魂胆が外れ、世間からは男性作家と思われた(『百姓貴族』内でも、カルチャーショックを受けたと発言している)。
  • 実家の家業を手伝っている際に家畜である牛の死を見届けていたことや幼少期に幼なじみが目の前で亡くなってしまったという経験をしていたこともあり、『鋼の錬金術師』では死生観を意識して描いていたという。
  • 『鋼の錬金術師』連載中に妊娠出産するが休載することなく漫画を描き続けた
  • 第三子を出産した際、自身の代表作『鋼の錬金術師』になぞらえ「人体錬成成功」とイラストでコメントしている(「人体錬成は禁忌ではないのか?」というツッコミは野暮である)。
  • 空手部黒帯ダンベルは10kgでも余裕。
  • 三国志好きで、同人作家時代には三国志4コマ漫画の同人誌も出している。デビュー以前は中国旅行へもよく出かけていた。
  • スターウォーズ』の大ファンで好きなキャラはダースベイダー。ただし、パドメアナキンに惚れたことには納得がいっていないらしい。
  • 魁!!男塾』のファンで好きなキャラは男爵ディーノ
  • 重度の妄想癖の持ち主でもあり、特に金曜ロードショーなどで戦史系やB級アクション映画を見た後には、狙撃兵になりきる、敵の弾幕にさらされて救援を呼ぶなどのビジュアルが脳内を駆け巡っている。
  • 幼少期から現在に至るまで篤い病に絶賛罹患中。息子にも(ネーミングセンスの悪さも含めて)遺伝してしまった。
  • 百姓貴族では作者自身の他両親、姉弟、祖父母、叔母らが牛型人間で描かれている。鋼の錬金術師の一巻で描かれていた勝負パンツのインパクトが強いためかメディアでは彼女を紹介する際、勝負パンツの絵が多用される。(当人曰く遺憾)

作風

作風

ゴツいおっさんや筋肉が映える太い筆致で、女性漫画家と気づかないほどの力強い描画での作画に定評がある(御本人曰く「ボイン筋肉にはこだわっている」とのこと)。

特に学生時代に趣味で油絵を嗜み、酪農家として動物の観察を続けてきただけあって、ヒトを含む動物の筋骨の描画はかなりリアル


物語はダークでシリアスな路線に舵を切る傾向にある一方、そうした中での“運命への反骨”をテーマに掲げることが多く、登場人物たちの多くが血肉を通わせたセリフを放つ。

総じて筆致に反映された、“骨太なストーリー展開”が多い。

一方で、衛藤ヒロユキの門下であっただけに、シリアスな雰囲気でもぽろっとギャグを放り込む軽さもあり、むしろギャグに走りはじめると読者の腹筋を殺しにかかる緩急を付けたギャグの波状攻撃が待っている。


設定については必要以上の事はあまり深く掘り込まないため、キャラクターのプロフィール裏設定など、実は割とスカスカな個所があったりする。要は「使うものを使う分だけ」作る方針。


『銀の匙』・『百姓貴族』でライトでポップな路線も確立しているが、これらの作品中にも、作品の根底にしっかりとした骨太さがある。

太めの主線を使用する立体的な筆致に加え、筋骨隆々とした筋肉無骨なや石造などの無機物イヌネコウマクマなどを始めとした動物厳めしく渋いオヤジなどの描写に定評がある。これらに男性的なペンネームも相まって、デビューしてしばらくは男性作家と認知されているケースが多かった。


作品

作品

キャラクター原案


完結済作品

サンデー系列


月刊少年ガンガン系列

  • STRAYDOG (デビュー作)
  • 上海妖魔奇怪(読み切り作品。その人気から過去3度新作が執筆された)
  • 鋼の錬金術師
  • 獣神演武
  • 蒼天の蝙蝠(読み切り作品)

家族の急病

家族の急病

2014年夏頃から家族が急病で倒れ、その療養を補助するために『アルスラーン戦記』等の月刊・隔月刊の仕事のみを続けていたが、現在は少しずつではあるが状況も落ち着いていることもあり、2015年春以降は『銀の匙』の連載を不定期で再開し、2019年に完結した。


なお、家族の急病というのは「旦那と子供が難病を連発」だったとのこと(加えて、ほぼ同じ頃に実家の父親も体調を崩しているが、「うちも自宅に病人がいるので、北海道にはしばらく帰れん」となっていた)。


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荒川弘

95

あらかわひろむ

北海道出身の女性漫画家。『アルスラーン戦記』、『百姓貴族』などを連載中。
北海道出身の女性漫画家。『アルスラーン戦記』、『百姓貴族』などを連載中。

「えー、でもぉ…、牛乳飲むと太るでしょ?」

「デマです(※荒川調べ)」

「牛乳飲んだら背が伸びるって本当?」

「伸びます(※荒川調べ)」

「牛乳飲んだら胸が大きくなるのよね!?」

…………それは……、デマです……。※荒川調べ)」


概要

概要

漫画牛乳の真理を見た漫画家

ひろし」ではありません「ひろむ」です。よく間違えられるが女性


来歴

来歴

1973年5月8日、幕別町(北海道)の農家に誕生。

1992年、道立北海道帯広農業高等学校を卒業。弟が高校を卒業するまでは家業を手伝いながら同人作家として活躍し、『歴史パラダイス』(光栄)にイラストや4コマ漫画などを投稿し、『ゲーメスト』(新声社)内のイラストや『コミックゲーメスト』の投稿4コマ漫画も手がけた。

1999年、『STRAY DOG』で第9回エニックス21世紀マンガ大賞を受賞。『月刊少年ガンガン』に掲載された。衛藤ヒロユキアシスタントとなる。

2000年、独立。

2001年、『月刊少年ガンガン』で『鋼の錬金術師』を連載。10年に亘り連載され代表作となる。

2006年、『ウンポコ』(新書館)で『百姓貴族』を連載開始。

2011年、『週刊少年サンデー』(小学館)で『銀の匙 Silver Spoon』を連載開始。

2013年、『別冊少年マガジン』(講談社)で『アルスラーン戦記』(原作:田中芳樹)のコミカライズを連載開始。

2021年、10年ぶりに『月刊少年ガンガン』で『黄泉のツガイ』を連載開始。


人物

人物

  • 酪農家出身で、丑年牡牛座生まれであるなど牛に縁が深いことから自画像をメガネを掛けた白黒斑のホルスタインとしている。アイデンティティーを示すとともに「ホルスタイン=乳牛=ほとんどメス」である事から女性作家である事を表している。しかし魂胆が外れ、世間からは男性作家と思われた(『百姓貴族』内でも、カルチャーショックを受けたと発言している)。
  • 実家の家業を手伝っている際に家畜である牛の死を見届けていたことや幼少期に幼なじみが目の前で亡くなってしまったという経験をしていたこともあり、『鋼の錬金術師』では死生観を意識して描いていたという。
  • 『鋼の錬金術師』連載中に妊娠出産するが休載することなく漫画を描き続けた
  • 第三子を出産した際、自身の代表作『鋼の錬金術師』になぞらえ「人体錬成成功」とイラストでコメントしている(「人体錬成は禁忌ではないのか?」というツッコミは野暮である)。
  • 空手部黒帯ダンベルは10kgでも余裕。
  • 三国志好きで、同人作家時代には三国志4コマ漫画の同人誌も出している。デビュー以前は中国旅行へもよく出かけていた。
  • スターウォーズ』の大ファンで好きなキャラはダースベイダー。ただし、パドメアナキンに惚れたことには納得がいっていないらしい。
  • 魁!!男塾』のファンで好きなキャラは男爵ディーノ
  • 重度の妄想癖の持ち主でもあり、特に金曜ロードショーなどで戦史系やB級アクション映画を見た後には、狙撃兵になりきる、敵の弾幕にさらされて救援を呼ぶなどのビジュアルが脳内を駆け巡っている。
  • 幼少期から現在に至るまで篤い病に絶賛罹患中。息子にも(ネーミングセンスの悪さも含めて)遺伝してしまった。
  • 百姓貴族では作者自身の他両親、姉弟、祖父母、叔母らが牛型人間で描かれている。鋼の錬金術師の一巻で描かれていた勝負パンツのインパクトが強いためかメディアでは彼女を紹介する際、勝負パンツの絵が多用される。(当人曰く遺憾)

作風

作風

ゴツいおっさんや筋肉が映える太い筆致で、女性漫画家と気づかないほどの力強い描画での作画に定評がある(御本人曰く「ボイン筋肉にはこだわっている」とのこと)。

特に学生時代に趣味で油絵を嗜み、酪農家として動物の観察を続けてきただけあって、ヒトを含む動物の筋骨の描画はかなりリアル


物語はダークでシリアスな路線に舵を切る傾向にある一方、そうした中での“運命への反骨”をテーマに掲げることが多く、登場人物たちの多くが血肉を通わせたセリフを放つ。

総じて筆致に反映された、“骨太なストーリー展開”が多い。

一方で、衛藤ヒロユキの門下であっただけに、シリアスな雰囲気でもぽろっとギャグを放り込む軽さもあり、むしろギャグに走りはじめると読者の腹筋を殺しにかかる緩急を付けたギャグの波状攻撃が待っている。


設定については必要以上の事はあまり深く掘り込まないため、キャラクターのプロフィール裏設定など、実は割とスカスカな個所があったりする。要は「使うものを使う分だけ」作る方針。


『銀の匙』・『百姓貴族』でライトでポップな路線も確立しているが、これらの作品中にも、作品の根底にしっかりとした骨太さがある。

太めの主線を使用する立体的な筆致に加え、筋骨隆々とした筋肉無骨なや石造などの無機物イヌネコウマクマなどを始めとした動物厳めしく渋いオヤジなどの描写に定評がある。これらに男性的なペンネームも相まって、デビューしてしばらくは男性作家と認知されているケースが多かった。


作品

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連載中作品


キャラクター原案


完結済作品

サンデー系列


月刊少年ガンガン系列

  • STRAYDOG (デビュー作)
  • 上海妖魔奇怪(読み切り作品。その人気から過去3度新作が執筆された)
  • 鋼の錬金術師
  • 獣神演武
  • 蒼天の蝙蝠(読み切り作品)

家族の急病

家族の急病

2014年夏頃から家族が急病で倒れ、その療養を補助するために『アルスラーン戦記』等の月刊・隔月刊の仕事のみを続けていたが、現在は少しずつではあるが状況も落ち着いていることもあり、2015年春以降は『銀の匙』の連載を不定期で再開し、2019年に完結した。


なお、家族の急病というのは「旦那と子供が難病を連発」だったとのこと(加えて、ほぼ同じ頃に実家の父親も体調を崩しているが、「うちも自宅に病人がいるので、北海道にはしばらく帰れん」となっていた)。


関連タグ

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「えー、でもぉ…、牛乳飲むと太るでしょ?」

「デマです(※荒川調べ)」

「牛乳飲んだら背が伸びるって本当?」

「伸びます(※荒川調べ)」

「牛乳飲んだら胸が大きくなるのよね!?」

…………それは……、デマです……。※荒川調べ)」


概要

概要

漫画牛乳の真理を見た漫画家

ひろし」ではありません「ひろむ」です。よく間違えられるが女性


来歴

来歴

1973年5月8日、幕別町(北海道)の農家に誕生。

1992年、道立北海道帯広農業高等学校を卒業。弟が高校を卒業するまでは家業を手伝いながら同人作家として活躍し、『歴史パラダイス』(光栄)にイラストや4コマ漫画などを投稿し、『ゲーメスト』(新声社)内のイラストや『コミックゲーメスト』の投稿4コマ漫画も手がけた。

1999年、『STRAY DOG』で第9回エニックス21世紀マンガ大賞を受賞。『月刊少年ガンガン』に掲載された。衛藤ヒロユキアシスタントとなる。

2000年、独立。

2001年、『月刊少年ガンガン』で『鋼の錬金術師』を連載。10年に亘り連載され代表作となる。

2006年、『ウンポコ』(新書館)で『百姓貴族』を連載開始。

2011年、『週刊少年サンデー』(小学館)で『銀の匙 Silver Spoon』を連載開始。

2013年、『別冊少年マガジン』(講談社)で『アルスラーン戦記』(原作:田中芳樹)のコミカライズを連載開始。

2021年、10年ぶりに『月刊少年ガンガン』で『黄泉のツガイ』を連載開始。


人物

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  • 酪農家出身で、丑年牡牛座生まれであるなど牛に縁が深いことから自画像をメガネを掛けた白黒斑のホルスタインとしている。アイデンティティーを示すとともに「ホルスタイン=乳牛=ほとんどメス」である事から女性作家である事を表している。しかし魂胆が外れ、世間からは男性作家と思われた(『百姓貴族』内でも、カルチャーショックを受けたと発言している)。
  • 実家の家業を手伝っている際に家畜である牛の死を見届けていたことや幼少期に幼なじみが目の前で亡くなってしまったという経験をしていたこともあり、『鋼の錬金術師』では死生観を意識して描いていたという。
  • 『鋼の錬金術師』連載中に妊娠出産するが休載することなく漫画を描き続けた
  • 第三子を出産した際、自身の代表作『鋼の錬金術師』になぞらえ「人体錬成成功」とイラストでコメントしている(「人体錬成は禁忌ではないのか?」というツッコミは野暮である)。
  • 空手部黒帯ダンベルは10kgでも余裕。
  • 三国志好きで、同人作家時代には三国志4コマ漫画の同人誌も出している。デビュー以前は中国旅行へもよく出かけていた。
  • スターウォーズ』の大ファンで好きなキャラはダースベイダー。ただし、パドメアナキンに惚れたことには納得がいっていないらしい。
  • 魁!!男塾』のファンで好きなキャラは男爵ディーノ
  • 重度の妄想癖の持ち主でもあり、特に金曜ロードショーなどで戦史系やB級アクション映画を見た後には、狙撃兵になりきる、敵の弾幕にさらされて救援を呼ぶなどのビジュアルが脳内を駆け巡っている。
  • 幼少期から現在に至るまで篤い病に絶賛罹患中。息子にも(ネーミングセンスの悪さも含めて)遺伝してしまった。
  • 百姓貴族では作者自身の他両親、姉弟、祖父母、叔母らが牛型人間で描かれている。鋼の錬金術師の一巻で描かれていた勝負パンツのインパクトが強いためかメディアでは彼女を紹介する際、勝負パンツの絵が多用される。(当人曰く遺憾)

作風

作風

ゴツいおっさんや筋肉が映える太い筆致で、女性漫画家と気づかないほどの力強い描画での作画に定評がある(御本人曰く「ボイン筋肉にはこだわっている」とのこと)。

特に学生時代に趣味で油絵を嗜み、酪農家として動物の観察を続けてきただけあって、ヒトを含む動物の筋骨の描画はかなりリアル


物語はダークでシリアスな路線に舵を切る傾向にある一方、そうした中での“運命への反骨”をテーマに掲げることが多く、登場人物たちの多くが血肉を通わせたセリフを放つ。

総じて筆致に反映された、“骨太なストーリー展開”が多い。

一方で、衛藤ヒロユキの門下であっただけに、シリアスな雰囲気でもぽろっとギャグを放り込む軽さもあり、むしろギャグに走りはじめると読者の腹筋を殺しにかかる緩急を付けたギャグの波状攻撃が待っている。


設定については必要以上の事はあまり深く掘り込まないため、キャラクターのプロフィール裏設定など、実は割とスカスカな個所があったりする。要は「使うものを使う分だけ」作る方針。


『銀の匙』・『百姓貴族』でライトでポップな路線も確立しているが、これらの作品中にも、作品の根底にしっかりとした骨太さがある。

太めの主線を使用する立体的な筆致に加え、筋骨隆々とした筋肉無骨なや石造などの無機物イヌネコウマクマなどを始めとした動物厳めしく渋いオヤジなどの描写に定評がある。これらに男性的なペンネームも相まって、デビューしてしばらくは男性作家と認知されているケースが多かった。


作品

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キャラクター原案


完結済作品

サンデー系列


月刊少年ガンガン系列

  • STRAYDOG (デビュー作)
  • 上海妖魔奇怪(読み切り作品。その人気から過去3度新作が執筆された)
  • 鋼の錬金術師
  • 獣神演武
  • 蒼天の蝙蝠(読み切り作品)

家族の急病

家族の急病

2014年夏頃から家族が急病で倒れ、その療養を補助するために『アルスラーン戦記』等の月刊・隔月刊の仕事のみを続けていたが、現在は少しずつではあるが状況も落ち着いていることもあり、2015年春以降は『銀の匙』の連載を不定期で再開し、2019年に完結した。


なお、家族の急病というのは「旦那と子供が難病を連発」だったとのこと(加えて、ほぼ同じ頃に実家の父親も体調を崩しているが、「うちも自宅に病人がいるので、北海道にはしばらく帰れん」となっていた)。


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