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絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される

ぜっせいのあくじょはまおうじさまにちょうあいされる

「絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される」は「りぼん」の作品の一つである。
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概要

「絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される」はケータイ小説文庫「魔王子さま、ご執心」の漫画版。

漫画版は朝香のりこ氏が担当し、原作は*あいら*氏が執筆している。


あらすじ

人間と魔族が共存する世界を舞台に人と魔族が通う聖リシェス学園に通う主人公双葉鈴蘭は双子の妹を虐げる悪女と恐れられ学園内の嫌われ者。だが実は鈴蘭は心優しい少女で美しく可憐な容姿の妹の双葉星蘭に悪女を無理やり演じさせられていた。そんな中生徒会のルイスに鈴蘭は一目ぼれされプロポーズを受けるが同時に魔族として悪名高いブラン組長の夜明にも目を付けられる。

偽りの悪女を演じる心優しい少女と最強の魔族の青年との恋を描いたファンタジーラブストーリー。


登場人物


双葉 鈴蘭

聖リシェス学園一年生

本作のヒロイン、妹を虐げる姉として冷酷な悪女として学園内から嫌われているが、実は本来心優しい少女で慈愛のある美しい心を持つ。星蘭か虐げられており悪女を演じるように脅されている。

家庭環境は劣悪で星蘭を溺愛する母親と、再婚相手であり自身に対して無関心な父親と星蘭と4人暮らしをしており時折実母から酷い暴力を振るわれることが多く実家でも居場所が無かった。(ネグレクトを受けているような描写が少なからずあった。)心優しく辛抱強いが家族への(特に自身に手を上げる実母)の恐怖でトラウマがありそこを星蘭に脅しの種で利用されている。

そのため自身の自己主張ができないでいる。

1巻1話で生徒会長のブラン学級のルイスに求婚され、嫉妬した星蘭が逆上し自身への虐めがエスカレートする。星蘭の圧と普段の自分への悪女という肩書により、味方をしてくれたルイスは見限り星蘭に婚約者の座を奪われるが、一部始終を見ていた夜明が現れ「お前の望みはなんだ?」言われ心の底から「愛がほしい」と本音を吐露し夜明から求婚される。1巻~2巻以降では当初のレッテルで嫌われていたが夜明の生徒会の仲間やクラスメイトと友人になり次第に自分の意思を持ち始め成長していく。3巻では夜明を庇い瀕死の重傷を負ったがその直後女神として覚醒する。その後星蘭との立場が逆転する。褐色の髪色から覚醒後白いホワイトブルーの髪色とライトブルーの瞳に変化した。


黒闇神 夜明

ノワール学級の級長。黒髪赤い瞳を持つ魔族のトップで名高い青年。

常にあざ笑う態度と冷たい印象に見えるが、正直で誠実な性格である。

当初鈴蘭に関心がなかったが、ノワール学級の使い魔が生徒に虐められ怪我をしているところを鈴蘭に手当されたと知り、興味を持ち始める、実の妹に悪女に仕立て上げ脅されている彼女が悪女じゃないことを一部始終見ており、星蘭の策略でルイスに断罪されかけた鈴蘭の目の前に現れ婚約者として鈴蘭をノワール学級に迎え、次第に本来の鈴蘭の優しさに心を惹かれていく。翼の色は黒色で端正な顔立ちから学園内では女子から好意を寄せられているが決して鼻にかけておらず、婚約者となった鈴蘭に対して優しさと気遣いを見せている。1巻以降は鈴蘭を守る立場で好意を持ち始め甘やかしていたが3巻にて決闘にて自信を庇った鈴蘭への恋を改めて自覚し、鈴蘭が女神に覚醒した後は晴れて互いに両想いになる。


双葉 星蘭

聖リシェス学園一年生

鈴蘭の双子の妹。天使のような外見と品行方正な性格からクラスから愛されているが、外見とは裏腹に鈴蘭を虐めており、本作の悪女である。実家でも母親と共に虐めており幼いころから猫かぶりが非常にうまく、実の姉に虐められている健気で可哀そうな悲劇のヒロインであるために鈴蘭を脅迫し、引き立て役に使うことで優越感に浸っている。(原作ではかなり非情さが目立っている。)また都合が悪くなったり、自分よりも鈴蘭が注目を浴びると手を上げ、母親を使って脅すなど、非常なほど自惚れで愛されないと気が済まない我が儘な性格である反面姉を引き立て役に使って愛されているためそれ以外は自信がない。表の顔を使ってルイスを奪うことに成功するが夜明が鈴蘭に求婚したことに嫉妬しそれ以降も鈴蘭を妨害しようと行動を起こしている。表向きの性格から学園内やルイスに女神と言われますます浮れるが事実上女神の生まれ変わりではではない、3巻にて女神でないことが露見され今までの築き上げた地位が逆転されて追い込まれる。


白神 ルイス

妖精族、ブラン学級のトップで先代の魔王の孫でありエリート。

白髪金瞳の青年で正義感が強く、清廉潔白なリーダー格であるが、自分が一番正しいと信じており、主張を強く押し通す強引な一面がある。魔族と妖精族は犬猿の中であり、妖精族である本人は魔族である夜明を激しく嫌いライバル視している。悪魔から政権を取り戻すために女神の生まれ変わりを探しているらしいがそんな中偶然鈴蘭に一目ぼれしてプロポーズをする。1巻1話にて鈴蘭を女神と評し、孤独な鈴蘭に対して当初は味方だったが、星蘭の策略で鈴蘭の悪評を信じてしまい、彼女を見限り婚約者を星蘭に候補し直するが、鈴蘭に対してはまだ未練があり夜明に対してはかなり憎悪を持ち始める。3巻にて鈴蘭が女神として覚醒した時には驚愕し、婚約した星蘭が女神でなかったことと星蘭の計略で鈴蘭を見限ったことに激しく後悔する。


関連タグ

わたしの幸せな結婚

本作とは多少異なるがこちらもシンデレラストーリーとしてアニメ化、コミカライズ、実写映画した作品にもなった。

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