作品名→ハリー・ポッターと秘密の部屋
概要
サラザール・スリザリンがゴドリック・グリフィンドールとの決闘の末、ホグワーツを去るときに造ったといわれる部屋。原語ではchamberでありroomではなく、部屋というよりは間という方が適訳かもしれない。
中には眼光で相手を殺す大蛇バジリスクが住んでおり、マグル生まれを殺すように躾けられている。おっそろしい思想である。
湖の底より深い所にある大きな広間で、暗い。サラザール・スリザリンの顔の彫像があり、口の部分から蛇が出てくる仕様。
入り口は女子トイレ。これはかつてホグワーツが1700年台の水洗トイレ導入の際にゴーント家の男子コルヴィヌス・ゴーントが入り口を他者にバレないように隠したため。蛇の模様の彫り込みのある蛇口に蛇語で開放を命じると、洗面台が動き部屋へのトンネルが開く。
トム・リドルが学生時代に解き放ち、後の一人の女生徒を殺した。その後は、その女生徒は幽霊となってトイレに取り憑いている。
ハリー・ポッターが第2巻で部屋を開き、中でバジリスクそして分霊箱のリドルと戦った。
7巻ではロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーが分霊箱のハッフルパフのカップを破壊するために訪れた。映画版ではそのシーンの演出が良い感じに盛られている。ロンが蛇語を話せる理由はよくハリーの寝言を聞いていたことによる声真似。アルバス・ダンブルドアも蛇語が話せることから分かる通り後天的にも取得できるようだ。
関連イラスト