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神はいる。そう思った。

かみはいるそうおもった

第35回有馬記念。葦毛の怪物と呼ばれたオグリキャップ復活のラスト・ラン。 それを基にしたJRAの有馬記念の宣伝が流れた際のキャッチフレーズ。
目次 [非表示]

'90年、有馬記念。

オグリキャップ復活、ラストラン。

神はいる。そう思った。

概要

『神はいる。そう思った』 とは2011年のJRAが流したCMにて使われたキャッチフレーズである。


元になったのは1990年に行われた第35回有馬記念でのレースである。

本レースは『葦毛の怪物』『スーパーホース』などと呼ばれ、多くのファンに親しまれたオグリキャップが走った最後のレースであり、復活のラスト・ランと呼ばれたレース。


レース後に自然と発生したファンからの『オグリ』コールは当時の競馬界を取り巻く社会の変遷を示していた。


事実、このオグリキャップブームともいえる第二次競馬ブームもオグリキャップの活躍がなければ発生せず、今日の競馬界の多様性はなかったといわれているほどであった。

※オグリキャップは中央競馬ファンから見れば地方競馬界から乗り込んできた三流競走馬が中央の超一流競走馬たちをバッタバッタ倒す様に判官贔屓が起きたのではないかといわれている。


地方競馬場から中央競馬場に出てきた成り上がりと当初は色眼鏡で見られていたが重賞12勝(うちG1レース4勝)という実力を見せつけ、ファンを獲得。

また、自身の国民的アイドルへの道を切り開いた。


しかし、翌1989年は過酷なスケジュール配分とレース参加で体調を崩し、引退も囁かれたが続投。

1990年、前年の疲れや故障などの影響で成績も奮わず、第40回安田記念でコースレコードを達成するも、その後は怪我と不振が続く。

そんなオグリキャップの最後のレースとして選ばれたのが第35回有馬記念だった。

騎手は安田記念と同じく、かつてのライバル・スーパークリークの主戦でもあった武豊


このレースでは前評判は悪く、それでも人気投票で1位を得るなど根強いファン層のお陰で倍率は4番人気を得る。

レース自体は有力馬が放馬したり、出遅れたりするなどして崩れ、スローペースで進む。

その為、距離的には中距離だがオグリキャップが得意としてきたマイル感覚でのレース運びとなったのもオグリキャップが優勝できた一因とされている。

肝心のレース結果は1着オグリキャップ、2着メジロライアン(3/4馬身)、3着ホワイトストーン(クビ)となっている。


この時の中山競馬場の入場者数は当時最大の17万7千人を越え、施設関係者の下へ所轄の警察署からは入場制限要請が、駆けつけたファンからは入場許可を求められたという。

馬券の売り上げも2年前に達成した約324億円を大きく上回る480億円越えであった。


因みにこの時馬券を購入するのは口頭による有人窓口受付方式だったため、現地を含め、当日になっても馬券を買えなかったファンや利用者が多数存在した。

※後に自動券売機やマークシート方式になったことで本件のような事案は解消される。

また、このときの勝ち馬券を換金せずに保管したファンも多く居た為か、JRAはコピーサービスなどを採用することとなる。


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