CV:千葉紗子
誕生日:8月15日。
星座:獅子座。
血液型:A型。
身長･体重160cm/47kg。
概要
高等部1-B組在籍だが1年間休学している為、実際には1歳年上の17歳（漫画版では休学しているかどうかは不明のため、16歳の可能性あり）。
好きなものは犬、特技はクレーンゲーム。趣味は下着集め。苦手なことは家事全般。
好物はマヨネーズ。好きな言葉は「初志貫徹」。
好きな色はダークブルー。
アニメ版・漫画版でも意外に乙女チックで、少女漫画、ロリータファッションをコレクションしている。
幼い頃はごく普通の少女であったが、一番地に母親の玖我紗江子を粛清されて以来、一番地を憎んでその秘密を探っている。
当初は孤独だったが、藤乃静留との出会いがきっかけとなり、風華学園に転入してきた鴇羽舞衣との間に友情が芽生えていく。
最終局面では自らの思いを伝えるために静留と戦い、チャイルドを撃破しお互いに消滅した……。
最終話で復活した後は、消滅前にお互いに想いを打ち明けあったお陰か静留のことも満更でもなくなった様子。しかし、彼女の積極的過ぎるアプローチはちょっと鬱陶しがっている(ヘタレ気質で素直になれないというのも関係しているのだろう)。
後に、留年の危機であることが判明した。
今まで、愛人を連れて家を出た父から毎月送られてくる仕送りで生活していたらしい(なつき自身も止むを得ず)。
他作品において
漫画作品
『漫画版舞-HiME』
本作では10年前に母・紗江子を謎のHiMEに殺害されたため、その仇を討つべく風華学園にやって来た。
主人公の楯祐一を"ドレイ君"呼ばわりしつつも彼に強い好意を持っており、実は生きていて風華学園を占拠しようとした母・紗江子とそのチャイルドの「デュランデュラン」と直接対決するという、見せ場的には舞衣を上回るもう一人のメインヒロインとして描かれている。
また、アニメ版のような三枚目的役割は比較的少なく、かなりのツンデレになっている。
姿を隠していた菊川雪之のチャイルド「ミロワール」の存在を最初から見抜く、重力加速度を利用してアリッサ・シアーズに反撃し風花真白を救い出すなど、"広範な知識を持ち頭の切れる頭脳派”という側面が強く、要所で頭脳プレーを展開している。
「黒曜の君」の正体だった媛星チャイルド・ヒルコとの最終決戦後は、本来の優しさを取り戻した母や、正式に玖我家の子供となったアリッサ・深優と共に暮らしている。
しかし、ラストシーン間際で祐一を巡る恋敵である舞衣とHiMEの力を用いた痴話喧嘩を行った(二人共、表情は楽しげだったが)。
46億年前の地球におけるなつきの前世らしき人物は、宝輪(舞衣とエレメントが逆転している)を使用していた。
『漫画版舞-乙HiME』
本作の終盤では、ナツキ・クルーガーによく似た美しき暗黒の魔神「HiME」の一人、NATSUKIが登場。
見た目は、漫画版舞-HiMEにおける玖我なつきと瓜二つ。
同じHiMEであるMAIとは対照的に饒舌。
「真の宇宙一の美少女」を自称している。
拳銃型のエレメントの他、黒い狼の姿をした愛し子（チャイルド)「デュラン」を操る。
ガルデローベ霊廟に向かおうとしたナツキ達の前に現れる。その際、ナツキのことを年増と呼んで、馬鹿にした。
外見的には、ナツキより少し若い(ナツキに勝つ）。しかし、大きな胸を持つ女性が嫌いで、実は胸パッドをしていた(ナツキに負ける）。
風華学園での決戦では他のHiMEと共に再登場し、NAOと共に行動する。
他人を奴隷扱い(「奴隷ちゃん」呼ばわり)する部分は漫画版のなつきと大差無いが、一匹狼ではなくNAOを従えていることから、本人ではなくコピーであることが窺える。
ゲーム作品
『舞-HiME 運命の系統樹』(修羅)
本作では、自分には触媒はいないと矛盾した発言をするも本心では触媒である母の生存を信じていた。
彼女のルートでは母を失ったことで一度はHiMEの力を失ってしまうが、強い想いから高村恭司を触媒とし、再びHiMEに覚醒した。
因みに静留の想い人であるため、高村と結ばれるルート以外では必ず死亡してしまう。
チャイルド「デュラン」
機械の狼と形容出来る姿のチャイルド。
名前の由来は幼少期のなつきが飼っていたペット「デュランⅡ世」から来ている。
想いの強さがそのまま強さや大きさに比例するチャイルドの中では一際小柄だが、劇中終盤ではなつきが迷いを振り切って静留の好意を受け入れたことによって巨大化も可能となった。
両肩に巨大なリボルバー銃を有しており、巨大な氷塊を放つシルバーカートリッジや、貫通弾のクロームカートリッジ、閃光弾のフラッシュカートリッジなど様々な種類の砲弾を撃てる。
『漫画版舞-HiME』では一時召喚不能に陥ったこともあったが、なつきが祐一への恋心を受け入れたことによって金色に輝く「デュラン・マックスハート」へ進化。
原子力すらも凍結(停止)させる「ダイヤモンドカートリッジ」を撃てるようになり、「黒曜の君」に覚醒した巧海の側についた舞衣の「黒いカグツチ」を圧倒する力を見せた。
『漫画版舞-乙HiME』では､過去のHiMEのデータを基に作られたコピーであるNATSUKIが生み出した紛い物のチャイルドとはいえ、NAOのチャイルドである「ジュリア」と融合することにより、「デュラン・スプラッシュスター」に進化した。
『運命の系統樹』では他のチャイルド共々に生物的なデザインへとアレンジされた。
「カートリッジ」が「マテリア」に変更され、火炎弾を放つ「クリムゾンマテリア」、電撃弾を放つ「ゴールドマテリア」が追加された。
カグツチと言った特異な能力を持つチャイルドとは異なる普通のチャイルドだが、触媒が死亡したことによって召喚不能に陥ったにもかかわらず、自らの存在を燃料に現界するほどに非常に主思いである(この出来事には炎凪も驚いていた)。
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