「超サイヤ人は孫悟空さん一人じゃない… ここにもいたと言う事だ…!」
概要
孫悟空も孫悟飯もベジータも死亡してしまった絶望的な未来の世界から、命辛々タイムマシンに乗って、現代の世界へ助けを求めにやってきた方のトランクスを指す。
青年に成長した姿と、現代の「ちびトランクス(少年トランクス)」との差別化をはかる為「未来トランクス(青年トランクス)」と呼び分けられる。
最初は大体剣を背負って登場する。上記の台詞の通り、劇中で登場した二人目の超サイヤ人となる。
登場する時は常に親しい人物が死亡しており、尚且つ未来が壊滅的な危機に陥っているという、作中きっての不憫キャラである。簡単に言えば『ドラゴンボール』のハード&シリアス展開担当。
過酷な世界で成長した為険しい表情をしているが、反面非常に礼儀正しい。当初は悟空の事も「孫さん」と呼んでいた。
原作では人造人間・セル編にしか登場しないので出番は少なめだが、外見も性格もイケメンなのでかなり人気がある。
実力は決して低くないが、ベジータと人造人間18号の戦いを見て互角に渡り合っていると思い込んだり、超サイヤ人の第三段階の欠点をセルに指摘されるまで気づかなかった等、戦士として未熟なところがある(前者はベジータがスタミナ切れで敗れ、後者は強化の影響でエネルギー消費が激しかった上に膨れ上がった筋肉にスピードが殺されてしまった)。
ただ、「全てが手遅れになった世界」で生まれ育った事で舐めプしたり全力を出させようとしがちなDB世界の住人としては珍しい「殺れる時に殺る」「事が大きくならない内に収める」精神の持ち主でセルを完全体にさせようとする事には最後まで反対していた。
師匠であり兄同然であった未来悟飯を人造人間17号と18号に殺害された経緯から人造人間に対して強い憎しみを抱いている。基本的には冷静な彼もこと人造人間に関してはそれを失ってしまう。
セルとの戦いで大破した人造人間16号から助けを求められた時も「ふざけるな!」と怒鳴りつけている。
アニメ版165話では必死で怒りを堪えており、今にも手を出しかねない形相が描かれている。
原作漫画では「人造人間・セル編」と、読み切り短編「TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-」のみに登場。
テレビアニメでは『ドラゴンボールZ(ドラゴンボール改)』と、テレビスペシャル『絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』に登場。劇場版アニメは10~12作の3本に登場している。
『ドラゴンボール超』では久々に「“未来”トランクス編」にて登場。今度は登場1話目にして母親がいきなり死亡した。同志のマイとも二度も生き別れになっており、相変わらず不憫である。
ゴクウブラックに追い立てられなんとか過去に戻った際は人妻となった18号を発見し、上述の人造人間に対する敵視から即座に臨戦体制を取り、クリリンに「俺の嫁」と教えられ諌められたり、「アンタ、そっちの私を殺したんだって?」とわざと悪ぶって揶揄われたりしていた
騒動解決後は、全王がザマスを消滅させるために“未来”全てを完全消滅させてしまい、シンがトランクスは次期界王神の資質があるとして、マイと共に第7宇宙界王神界への移住・修行を提案されるが、ブルマが平行時間の周波数を探った結果、“未来”に酷似した平行時間がある事を発見。ビルスとウイスに説明すれば必ず協力してくれるだろうとウイスの提案を受け、平行時間のトランクスと協力し合って同じ悲劇を繰り返さないために旅立つ事を決意。
そして旅立つ際に悟飯と再会。
「ご、悟飯さん…僕は、未来を…」
かつて彼が自身に託した“未来”を守りきれなかったと悔いつつも、次こそは新たな“未来”を守ると誓い旅立った。
『ドラゴンボールゼノバース』シリーズでは度重なる過去改変を行った結果、時の界王神に目をつけられてしまい、時間改変の罪を償うために自然発生する時間歪曲による過去変動の修正に奔走させられている。それでも一人では手が回らなくなったことで許可を得て「自分と共に時空を超えて戦ってくれる強い人を連れてきて欲しい」と神龍に頼み、無印の主人公を呼び出し、以降パートナーとして奔走することとなる。2では、歪みによって起きる改変とは違う明らかに何者かの意思が入った過去改変の調査に奔走しており、普段の業務は他のタイムパトローラーに割り振っており、その中の一人がとある任務の担当に決まった事で2の主人公となる。ドラゴンボール本編においてやるべきことを全てやり切った後の存在であるからなのか肩の荷が降り表情が柔らかくなっており、コミカルなリアクションを取ったり、使いっ走りをさせられたりと表情豊かになっている。
しかしやはり未来悟飯関連の話になると我を失いがちで、あくまでも乱入してきた(本来起動していない筈の)16号を排除して終わりにもかかわらず、17号18号との最期の戦いに同行しようとして2主人公に止められる等、タイムパトロールの身でありながら過去改変に手を出しそうになる危ういところがある。
『スーパードラゴンボールヒーローズ』では監獄惑星編にて登場。強くなる為に再びマイと共に現代にやってきて修行をしに来た。…が監獄惑星へと囚われてしまう。脱出すると途中でクウラと出くわす(しかし利害の一致で共闘)。ここでもやはり不憫な扱いになっている。衣装も一新されている。
宇宙争乱編でも登場。第七宇宙の戦士達や各宇宙の戦士達と一緒にコア戦士達と戦う。同じ時空で全王によって消滅させられた筈のザマスの復活に驚く。
関連動画
PS4/ Xbox One『ドラゴンボール ファイターズ』 トランクス/キャラクターPV
※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より転載
BWFC2018 FULL Episode 01 - "Dude, Where's my Trunks?" featuring Erick Sosa(2019年4月4日公開)
※Banpresto World Figure Colosseum 公式YouTubeチャンネル“Banpresto WFC”より転載
詳細は親記事→トランクス(ドラゴンボール)を参照の事。
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ドラゴンボール ドラゴンボールZ 人造人間・セル編 絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス ドラゴンボール超 “未来”トランクス編