また、星形の弾は「星屑弾」、ミサイルは「MD（マジックドレイン）推進弾」、レーザーは「MS（マスタースパーク）弾」という名前が付けられている。（MS弾はW型とN型の2種類が確認されていて、W型は「ワイドマスター」、N型は恐らく「ナロースパーク」を名前の由来としている。）"試製"とされているあたり、テスト中の段階なのだろうか。

プレイアブル化

実装形態	超フェス限定
式	技巧式
拡散	スプレッドスター
集中	マジックドレインミサイル
スペカ1	恋符『マシンガンスパーク』
スペカ2	恋符『ワイドマスター』
ラスワ	『オールレンジ・マスタースパーク』

2021年7月29日の生放送で立ち絵が公開され、その後8月31日のアップデートで超フェス限定キャラとして月戦型霊夢と同時にプレイアブル化。無論、月戦型の霊夢も超フェス限定であり、さらにフェス限定の驪駒早鬼と同時に実装された。（一応、救済措置として早鬼の方にはフェス限定初のステップアップおいのりが開催された。）

技巧式らしくサポート性能は非常に良く、スキル1でCRI（クリティカル）命中、スキル2でCRI攻撃、スキル3で陽攻・霊力を上昇させることが可能。さらに、能力「魔法を使う程度の能力(封印)」の効果ではブースト使用時にはCRI防御、グレイズ使用時にはCRI攻撃を1段階アップと味方全体に対しての効果も豊富。

ショット・スペカ・ラスワの効果も盛りだくさんであり、その中には「鏡面弾」が含まれている。これは「陽防ではなく陰防に対して攻撃する」という効果があり、陰攻・陰防が低下する結界異常「燃焼」とはかなりの好相性である。また、スペカ1，2では結界異常「燃焼」を相手全体に1枚、ラスワでは2枚付与できるため、陽防が高い相手でも安定した火力を出せるのも彼女の強み。

おまけにラスワの攻撃前効果は自身の陽攻を6段階、命中を3段階アップと超強力であり、演出は非常に長いが安定性と火力は抜群である。絵札は「普通の魔法使い」がおすすめ。

また、前述の通り特性やスペカの効果で結界異常「燃焼」を付与できるため、燃焼結界をブレイクできる物部布都や藤原妹紅などと組ませるといい。

テーマ曲

月戦型の魔理沙のテーマ曲は、IOSYSの「Sparking Slash」。原曲は「恋色マスタースパーク」。

余談

小ネタ

スキル

スキル名に使われている単語"Syntax"（シンタックス）の意味は「統語論」。統語論（または構文論）は、言語を組み合わせて文を作る規則性の総体である「統辞法、統語法」を研究する文法論の一部門。

失われた言葉「ロストワード」を探す魔理沙にはうってつけの単語である。

また、"VariableStar"は「変光星」、"Comet"は「箒星（彗星）」、"Meteor"は「流星（流れ星）」を意味する。

ショット・スペルカード

拡散ショットと集中ショットは風神録と輝針城からの採用。

スペカ1と2はどちらも原作において弾幕アマノジャクで使用された、魔理沙のスペカの中でも不可能弾幕と呼ばれるもの。

※スペカ1は24:06から、スペカ2は26:24から。

恋符「マシンガンスパーク」が星弾とミサイル弾で再現されているのは、原作においてはレーザーではなく大きな弾を連射しているためだと思われる。（「ワイドマスター」も同様だが、こちらはレーザーで再現されている。）

使用者より「ちょっと出場者が足りないみたいだからな……。もう一回出させて貰うぜ。一人で何回も出ていいみたいだし。今度は、イミテーションではない本物の火を見せるぜ。と言っても、火事にならない程度に単発で……。」
「集中した光の塊から現れる星が美しい。迫力もまあまああった。何より、早くも参加者切れとなってしまったイベントを救おうという優しさが評価できる。」

（The Grimoire of Usami 秘封倶楽部異界撮影記録」　恋符「マシンガンスパーク」）