概要
「巡海レンジャー」は「巡狩」に関連する派閥で、宇宙のすべての人の正義を守るために結成された戦士集団。
嵐の「暴力で以って暴力を制す」やり方を崇拝している。
宇宙の善と正義は個人の行動によって果たされるべきであると信じており、星々を訪れて現地の人々にとっての邪悪を駆逐し、また次の星を目指すことを生業としている義侠の徒。
組織として横のつながりが強いわけでは無く、各々の判断で行動することも多い為、場合によってはどっちが悪か分からないトラブルメーカーとなる者もしばしば。
共通の信念と呼べるものはなく、ブートヒル曰く「人としての当たり前のラインを守っている」だけで、そのラインを踏み越えた者に対して報復を行うことを旨としているとのこと。
同じく嵐を信奉している仙舟同盟とは異なり、豊穣の民との対立を目的にはしていないため、仙舟ほど直接的な加護は受けていないと思われ、ブートヒルは仙舟同盟を光、巡海レンジャーを影の巡狩と評している。
ただし、仙舟同盟との協力関係自体はあり、景元は幼い頃は巡海レンジャーになることが夢だったと語っている。
かつて壊滅の使令である絶滅大君の一人・誅羅をスウォームを利用して暗殺し、銀河にその名を轟かせた。
他にもかつて有機生命体に戦争をしかけた機械皇帝#23ルパードの後継者を自称する僭主ガイウスの13軍団を撃破したことが功績として広く知られており、また、奇物「パンクロードの精神」で銀狼の故郷であるパンクロードの「伝説的ハッカー」と呼ばれた人物を追い詰め、その人生に幕を下ろさせたことが語られている。
また、天才クラブの中でも悪名高い#64原始博士の、ウェンワーク星を狙った先祖返り実験を挫折させ、彼を追い続けた。
しかし、この時の確執が原因で不幸に見舞われてしまい、現在に至るまでにその規模は大幅に縮小してしまっているという。
本編内だと現在は消滅しているともとれる書き方をされているが、実際は原始博士の影響で大多数のメンバーが「退化」してしまい、彼らを養うために地下に潜っていることが仙舟同盟内の資料から確認できる。
メンバー
- ロレッタ:オペレーション誅羅の参加者。
- ブートヒル:宇宙を放浪するサイボーグカウボーイ。巡海レンジャーに所属し復讐の対象である「スターピースカンパニー」の注意を引こうとしている。