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しゅうぢゃくあるいはしゅうちゃく
一つの物に強く心をひかれて、そこから離れられないこと。心がとらわれて、思いきれないことである。
元は無知と怒りとともに三毒に含まれる仏教用語だが、一般的な言葉として使われる事が多い。
現在では「しゅうちゃく」という事がほとんどだが、古くは「しゅうぢゃく」といった。
女性に関しては数字への執着が強く、乗り物の遅れに厳しい思考であれば可愛いものだが、体重の数字に囚われることで拒食症となり、命を落とすケースもある。
また、高齢者を中心とした物を片付けられない人は、物と昔の記憶が強く結びついており、片付けようとすると執着からくる怒りによって問題が悪化することもある。精神に疾患がある者の場合、特定の事項に強い拘りがあるか負けず嫌いな性格を示しており、狂ったように怒りだしてしまうこともある。
なお、異性などに心が引かれ、強くそれにこだわるという意味では『執着』よりも『執心』という言葉が使われる。
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