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概要

『ミラーマン』第4話「コバルト60の恐怖」に登場。

全身緑色の体で、体の前面はメロンのような模様が走り、背面には植物の葉のような模様が付いており、顔には無機的な目、手足には指が無く切断されたようにも見える…といったなんとも奇妙な外見をしている。

ジャンプ攻撃を多用し、腕からリング状の白色破壊光線を放つ。なお、『ミラーファイト』ではこの光線はマルチリングと呼称されている。

劇中での活躍

コバルト60の悪用をもろみ球形植物園を爆破したインベーダー二人組だったが、逃げる途中に内1名が若いカップルにひき逃げされた上に盗んだコバルト60の箱を持ち出されてしまう。そして生きていた1名が女性の方を操ってコバルト60を強奪し、鏡京太郎との交戦の最中に宇宙船からの光線を浴びて変身。

ミラーマンとの戦いでは、攻防を繰り広げるが、顔面にミラーナイフを受け形勢逆転。

白色破壊光線を放つがかわされ、間髪入れずに放たれた二度目のミラーナイフを再び顔面に受けて絶命した。

司令を出していた宇宙船の同型機はゴールドサタン(初代)やダークロン(2代目)も出現させている。

マルチ(二代目)

第9話「凧に乗ってきたマルチ」に登場。

体色が初代よりやや白みかがっている。

両腕から放つ光線は初代とは別の形状の破壊光線と、相手を吸い付ける吸引光線に変化しており、これらを用途に応じて使い分けて戦う。なお、『ミラーファイト』では、どちらもマルチビームと呼称され、特に区別されていない。

また、新たに眼から赤色破壊光線(『ミラーファイト』では、マルチレーザーと呼称)を放つ能力を得ている。

凧のような宇宙船に乗って世界各地のSGMメンバーの誘拐や工事現場を爆破したインベーダーが等身大のまま変身した姿。冒頭から一度怪獣形態になって御手洗博士と野村隊員を工事現場後に閉じ込め、酸素を過剰に出す球根を使って抹殺を謀るも鏡京太郎が来たため再度変身。ミラーマンによって二人が救出された際に母船からの光線で爆発と共に巨大化した。

ミラーマンとの戦いでは、吸引光線でミラーナイフを無効化するなどして苦しめるが、最後はスライザーVで両腕を、スライザーHで頭部を切断されて倒された。

次回予告では「事件現場には常に御手洗博士の姿があった」とあり、劇中博士の偽物が自宅に姿を現していたため、当初の予定ではこの回は博士に濡れぎぬを着せる話の予定だったと思われる。

『ミラーマン2D』

25年前の大封印以前に三次元世界に侵入していた「八鬼」と呼ばれるインベーダーの1人。

オリジナルとシルエットは近いが見た目は生物的であり、怪獣というよりかは宇宙人や怪人に近い。足から触手を伸ばして対象を捕縛する他、手で吸着した相手にエネルギー弾を浴びせる能力を持つ。人間態はスーツ姿の男性。

人間態の姿で櫛灘遊霧に妻の尾行を依頼した。実態は人地図アプリSPLを使わせ横浜中を｢ファンカンの発動陣｣の元に移動させるため。2次元の化学である魔法陣に深く関わる遊霧のフルネームを狙ってきたインベーダーの一人。オリジナルとは違い、言語を話すことが出来、櫛灘らにインベーダーの計画を語った。

正体を明かした時にたまの自転車に吹き飛ばされ怪獣に変貌、その後彼女を追ってきたミラーマンと戦闘になる。

ミラーマンとの戦いでは両手から光線を放ったが、ディフェンスミラーで弾き返され、スライサーHでトドメを刺された。しかし、死の間際に自分の骨を使って魔法陣を描き、インベーダーをこの世に召喚するというタダでは転ばない活躍を見せた。

余談

• 鳴き声はゴルドンの流用。

関連項目

ミラーマン(特撮) ミラーマン怪獣