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概要

『罪』『罰』両作品に登場する敵キャラクター。

担当声優は速水奨


33歳の音楽プロデューサー

元は一発屋で終わったミュージシャンで、プロデューサーに転身するもまたも一発屋で終わる。

冴えない人生からの脱却を求めて噂の力に縋り、敏腕プロデューサーとして返り咲く。

その性格は尊大で高慢。好みの女性にばかり優しくするため、反感を持つ者も多い。


「ジョーカー様」の儀式で音楽の才能を願い、現在の地位を得る。

仮面党四天王の一人、プリンス・トーラスとして登場。芸能人を目指すものたちを仮面党員としている。

リサとその友人をアイドルグループ「muses」のメンバーとして抜擢、仮面党の計画に利用しようと企む。


野外音楽堂での対決後は長らく登場機会が無く話題に上ることも無かったが、結果として初期の仮面党四幹部の中では(改心した吉栄杏奈を除けば)最も長く生存することになった。

物語終盤、橿原明成が指導者となった新・仮面党の一員としてシバルバーに乗り込むも、シバルバーの罠にかかり、顔が炭化した死体姿での再登場となった。


主要人物の誰にも看取られることのない寂しい最期は、一発屋で終わった彼の人生を思い起こさせるものがある。

あまりにも悲しい「あの人は今」である。


小説版では仮面党の幹部メンバーに一種の仲間意識を抱いてた模様。


必ず当たると評判の「ワンロン占い」で良い結果を引き当て、現在の地位を得る。

新世塾に操られ、各地で講演会を行い人々の「穢れ」を回収していた。

マインドコントロールの影響で無闇にハイテンションな性格となっており、この時の目つきは常軌を逸している。

ゲーム中で遭遇する限りでは、JOKER化した最後の人物である。


音楽活動をしている姿はあまり見られないが、「muses」のプロデュースは『罰』世界でも行っている。


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