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不適切にもほどがある!

ふてきせつにもほどがある

『不適切にもほどがある!』は、2024年1月~3月に放送されるTBS系列の金曜ドラマ枠のドラマ。
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概要

『不適切にもほどがある!』は、2024年1月~3月にTBS系列で金曜ドラマ枠にて放送されるドラマ。主演は阿部サダヲ。脚本は宮藤官九郎。阿部はクドカン作品の常連だが、主演となるのは意外にも初。

主題歌はCreepyNutsの「二度寝」。


コンプライアンスが厳しい令和(2024年)とそうではなかった昭和(1986年)を舞台とするタイムスリップものであることから、令和における不適切な表現についての注意を喚起する注釈テロップが1話につき何度も挿入されており、視聴者には「恒例」として受け止められている。また、毎回終盤にミュージカルシーンが挿入されるのも特徴。


登場人物

小川家

本作の主人公。1935年(昭和10年)10月16日生まれ。葛飾区立第六中学校の体育教師・野球部顧問。「地獄のオガワ」の異名を持つ超スパルタ教師。2年B組の副担任と学年主任でもある。喫煙者。シングルファザー。現代で言うところのThe意識が低い昭和のおじさんであり、その言動が度々問題視される。

偶然バス型タイムマシンに乗ってしまい、1986年から2024年にタイムスリップする。タイムスリップした先で知り合った渚が勤めるテレビ局・EBSテレビのカウンセラーに抜擢される。運転免許証で身分証明をしていることもあり、2024年では88歳と称することが多い。


1歳6か月の息子を持つシングルマザー。EBSテレビのバラエティ番組のアシスタントプロデューサー。

EBSテレビを辞めて「SCANDAL」の夜営業のバイトをしていたが、後輩たちが相次いで辞めて人手不足になったこともあり(退社がうやむやになって)復職した。

タイムスリップしてきた市郎に振り回されつつも励まされることで好意を抱くが、キスなどの濃厚接触をしようとすると電撃が走ってしまう。その現象が井上の言うタイムパラドックスに起因するものだと感じていたが、市郎から娘の名前を聞いたことで自身の母親が純子であることを知り、同時に市郎の孫であることを知る。


昭和43年11月6日生まれ、市郎の一人娘。高校2年生で17歳。表向きは聖子ちゃんカットでロングスカートを穿く見た目が可愛いスケバンスタイルだが、実はタバコを吸うなどの非行少女の一面を持っている。

ゆりの病死後、抜け殻状態だった市郎の気を紛らわすために、非行に走るようになった。睦実に惚れているが、キヨシに惚れられたせいで片思いの連鎖的な三角関係になってしまう。

後に渚が彼女の娘であることが判明した。


向坂家

キヨシの母。フェミニストの社会学者。国立大卒。タイムマシンの開発者・井上昌和の元妻。

昌和が体質的に時間遡行実験に耐えられなかったために、離婚を条件にキヨシと2人でタイムマシンに乗車し1986年にタイムスリップし、キヨシに押し切られる形で残留することになる。第3話以降、キヨシとともに小川家に居候し、六中のPTA役員を務める。

女性蔑視やパワハラがまかり通り、コンプライアンス意識の低い昭和の世界(主に校長と安森)に度々怒りを爆発させるが、その際に当時は存在しない言葉を連発して周囲を困惑させている。またキヨシの親友が、後の夫でキヨシの父である昌和であると知って焦っている一方で、当のキヨシが全く気付いていないことに対してモヤモヤしている。


  • 向坂キヨシ(演:坂元愛登)

サカエと井上昌和の息子。人目を憚らずに「テレビでおっぱいが見たいんだ!」と叫ぶなど下ネタ好きの中学2年生。

1986年の時代での生活の最中、街中で偶然見かけた純子に一目惚れしたことで、2024年に戻ろうとするサカエに昭和の時代に残りたいと反発。その後、六中に編入し、小川家にサカエとともに住むことになる。純子が想いを寄せている睦実に(一方的に)ライバル意識を燃やす一方で、彼の影響を受けて短ラン&ボンタンにサイドを刈り上げたリーゼント風の髪型に変貌した。「妙な親近感」を感じる井上昌和とは親友となるが、彼が(未来の)自分の父親であることにはまったく気づいていない。


秋津家

純子が密かに想いを寄せる地元の先輩。だんご屋の息子。自動車整備工場で働いている。

「マッチ」こと近藤真彦への憧れから、自分のことを「ムッチ」と名乗っているほか、「俺の愚か者がギンギラギンにならない」といったマッチの楽曲のタイトルや歌詞を引用したフレーズを多用する。着用下着は白ブリーフ。


  • 秋津真彦(演:磯村勇斗)※ムッチ先輩と兼役

令和時代のアプリ開発会社社員。居酒屋で市郎と知り合い、居候させる。

「SCANDAL」でカラオケをした際、「親父の十八番」であるマッチの歌を歌ったことから、睦実の息子であることが判明した。


周辺人物

サカエの元夫。首都工業大学理工学部教授。昭和では葛飾区立第六中学校2年B組の生徒で野球部に所属。

「将来の夢」を書く作文の授業で、科学者になってタイムマシンを発明し、30年後の未来から六中2年B組にタイムスリップしてくることだと発表し、それを副担任の市郎に肯定されたことを心の支えとして、バス型タイムマシンを開発した。しかし、耳抜きができなかったためタイムマシンに乗ることが叶わず、これが遠因となり、サカエとは離婚している。


1986年の時点では同性愛に興味を持って『風と木の詩』の愛読もしており、キヨシに対して実の親子とは知らずに告白し、そのことを聞いたサカエに「あなたは中二病なの」と指摘された際には「来年中三だし」と反発している。

市郎と再会した時に気づいてもらうために30年間坊主頭を続けてきたが、2024年で市郎と再会した当初は誰だか思い出してもらえず、冷たくあしらわれている。


渚の父。ディスコ「マハラジャ」の新人ウェイターの時に純子と知り合い、約束通り六本木の覇者になったことで結婚。バブル崩壊以降どんどん景気が悪くなり、神戸に帰って実家のテーラーを継いだ。現在は調布でテーラーを営んでいる。


余談

  • 第4話でインティマシーコーディネーターが批判的に取り上げられたが、よりにもよって偶然にも約1ヶ月後に新潮社の雑誌「波」に、俳優・高嶋政伸による「インティマシーコーディネーターが居た事でNHKドラマ『大奥』の名場面が生まれた」という内容の文章が掲載された
    • またTBSラジオの番組「アフター6ジャンクション2」の2024年5月14日の回では、この第4話のインティマシーコーディネーターの描写に関して「明らかに何も調べずに思い込みだけで描いている」「インティマシーコーディネーターは事前に脚本を渡された上で撮影前に出演者・スタッフとの調整を始めるので、劇中で描写されたような事態は起こらない」「正しい描写が有るとすれば『インティマシーコーディネーター』という名前だけ」という厳しい批判がされる事態となった。

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