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ヴェラスケス

ゔぇらすけす

ディエゴ・ロドリゲス・デ・シルバ・イ・ヴェラスケス(Diego Rodríguez de Silva y Velázquez)、スペインの画家(1599~1660)。
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概要

スペインセビリア地方出身。

バロック期を代表する宮廷画家のひとり。

スペイン絵画の代表的存在であり、20世紀の大画家ピカソが晩年に彼の作品を多くオマージュした作品を遺すほど、スペインでは敬愛される画家である。

生前には厨房画(ボデゴン)や風俗画を得意としたが若くしてスペインハプスブルグ家フェリペ四世によって宮廷画家に抜擢され、後に宮廷官吏としても重用される。当時外交官も務めていたルーベンスと公私共に交流があり、又、ミケランジェロティツィアーノらの作品などの古典を積極的に自己の絵に引用し、古典画家を深く尊敬していた。


代表作の「ラス・メニーナス」では宮廷画家としての、「アラクネの寓話」では芸術家としての自負を惜しげも無く誇示した表現を為した。


彼の絵画円熟期に現れ、"絵画的絵画"と呼ばれる所以となる独特の筆さばきに拠る彼以前の既存絵画常識からの逸脱による卓越した表現は彼のことを、印象派の巨匠マネをして「画家の中の画家」と呼ばせた。


彼の影響は後にも大きく、又、彼の絵画は生前から傑作とされ、特に「ラス・メニーナス」は同時代の画家から「絵画の神学」と、19世紀の画家からは「芸術の原理」とまで呼ばれる絵画史的にも最も重用な作品の一つに数えられる。


代表作

絵画

『ラス・メニーナス』

『アラクネの寓話』(或いは「ラス・イランデーラス」)

『ブレダの開城』(或いは「ラス・ランサス」)

『マルガリータ王女』


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