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ルプスレギナ・ベータ

るぷすれぎなべーた

ルプスレギナ・ベータとは、丸山くがね作のライトノベル『オーバーロード』の登場人物である。
目次 [非表示]

CV:小松未可子

データ

基本レベル59(種族レベル5+職業レベル54)
役職ナザリック地下大墳墓 戦闘メイド
住居第九階層の使用人室のひとつ
属性凶悪(カルマ値:-200)
種族レベル人狼(ワーウルフ)5lv
職業レベルクレリック10lv、バトル・クレリック5lv、ウォーロード4lv、ハイエロファント5lvなど
二つ名笑顔仮面のサディスト
創造主獣王メコン川

概要

ナザリックにおいて戦闘能力を持つ6人姉妹のメイド、チーム『プレアデス』の次女。


名前の由来は、『lupus(ラテン語で狼の意味)』『regina(ラテン語で女王の意味)』だと考えられる。


人物像

食欲旺盛で、芋などが好物。語尾に「〜っす」と付ける、蓮っ葉で明るい口調と雰囲気が特徴的だが、場によっては淑女の様にも振る舞える器用な女性である。

るぷーさんルプスレギナ・ベータ*(長髪)


長姉のユリ以外のプレアデスの面々や他人に対しては、ナーベラル「ナーちゃん」ソリュシャン「ソーちゃん」エントマエンリ「エンちゃん」オーレオール「オーちゃん」ンフィーレア「ンフィーちゃん」など、主に名前の頭文字の部分を用いたあだ名で呼んでいる。

ちなみに他の姉妹達からは、「ルプス」「ルプー」などと呼ばれている(エンリからも時折呼ばれている)。


ナザリックに属する者の中では、弱い人間種などにも人当たりのいい対応と友好的な態度を取れる貴重な1人。

そのため、カルネ村に監視兼重要人物の護衛を兼ねて派遣されている。


ただし、書籍版ではそういった表面的な態度は演技であり、本性は残忍で狡猾という上述のカルマ値と二つ名に相応しい性格を持つ(WEB版でも、それを匂わせる描写は度々示されてはいる)。

また嗜虐心も強く、弱者をいたぶる事を趣味とする。不自然なまでに明るいという点で一貫しているが、コロコロと変わる態度に親しみを持つ者が多い反面、エンリの配下のゴブリン軍団の面々やアーグの様に、掴みどころの無さから裏の顔の片鱗を見て恐怖する者も皆無ではない(なおゴブリン達は彼女の事を、「まるで獲物を静かに観察している魔獣のよう」だと評している)。


事実エンリによって新たに召喚された5000を超えるゴブリン軍団相手に敗走し、心身共にボロボロだったバルブロ達の前に現れた際は、彼等のトラウマになっていたレッドキャップ部隊を引き連れて自身も本性を解放し嬉々として拷問をかけて全員を嬲り殺しにした

センシティブな作品ルプスレギナ・ベータ


不可視系の魔法を利用してか、気配のない所から唐突に現れては驚かせるという遊び心の持ち主でもある。

ただし、悪ふざけが過ぎて度々ユリに大嫌いな銀(人狼の弱点)を突き付けられたり、シズからも怒られたりする事も多い。


それらの態度は刹那的かつ享楽的な性格から来るものであり、希望を持たせた上で叩き落とし絶望する所を見たいという理由から、玩具である人間には親切な態度を取るものの最後は自分の趣味を優先する。

この性格が災いしてアインズが命じたカルネ村も当初は単に、「アインズ様が実験に使われた村」「玩具がいっぱいある場所」程度の認識でその重要性を理解しておらず、「カルネ村が壊滅して住民達が虫けらの様に蹂躙される姿を見たい」とも裏でユリに語っていた。そうしている内に村の危機に繋がりそうな報告を怠った(エンリが村の事は出来るだけ自分達で解決したいと申し出ていた事を鵜呑みしてしまったせいもあるが)結果、身内にとにかく甘い主人を激昂させ、さしもの彼女もこの時ばかりは壮絶な恐怖に身を震わせた(アニメ版では普通にションボリしていただけだったが…)。



アインズ「ルプスレギナ!お前には失望したぞ!!」

センシティブな作品



…とは言えそんな事になってしまったのには、元を辿れば部下を仕事に就かせる際に仕事内容をきちんと理解させなければいけない事が前提でありながら、その前提を成立させるのに必要不可欠な上司と部下との相互理解、即ち彼女とのコミュニケーションを冒険者モモンとしての活動を始め、他にかまけ過ぎて疎かにしてしまっていたアインズの方にも非があったため、激昂直後に頭を冷やしたアインズもそれを反省し改めて彼女にカルネ村の重要性を説明した。


悪気こそないのだが反省も後に尾を引くタイプではなく、報連相こそ理解したもののその後もあまり懲りている様子がなく(現に前述の一件の直後に「まじアインズ様ぱねぇっす」とはしゃぎ、ナーベラルから拳骨されている)、漫画版に至っては説教を先に受けた状態に変更されたにも拘わらず、前述の願望(カルネ村の壊滅)を相変わらず抱いている(それと命令とは別と割り切っている様ではあるが)。


また上位者のシャルティア・ブラッドフォールンに対しては、敬意は表しつつも同時に内心では面白がっている節があり、書籍版8巻と11巻では「男胸さん」「残念美少女」ペタン血鬼」などといった当人の耳に入れば間違いなくズタボロにされるだけじゃ済まされないであろう陰口を叩いている(ミニアニメ『ぷれぷれぷれあです4』第7話では、危うく当人の前で口に出しかけたが、クラヴゥによって阻止されている)。

こういった性格のためユリや妹達からも基本的に冷ややかな目で見られており、次女としての威厳はまるで無い様に扱われている


なお、作者は彼女の性格に関して「WEBよりも性格が悪くなった。誰かが積み上げた組木を横から壊すのが好きというタイプで、助けを求められたら助けるが、あと少しというところで裏切る」と語っている。


容姿

ルプスレギナ・ベータ

他のプレアデス達と同様、見る者を釘付けにする程の美貌の持ち主。褐色の肌を持ち、赤い長髪を三つ編みにしている。女性としては高身長でエンリよりも一頭身高い。

作中ではナザリックの一般メイドのシクススフォアイルリュミエールが、彼女に思わず見とれてしまう場面があった。


種族は人狼(ワーウルフ)で、本来の姿に変化すると四足歩行になるという。

いつも被っている帽子を取った姿は今のところ一度も出て来てはいないが、作者がTwitterにて「あの帽子の中にケモミミが、あるかもしれないし、ないかもしれない」と語っている。

Lupusregina


スマホゲーム『MASS FOR THE DEAD』では、他のプレアデスの面々と共にイベントストーリーで様々な衣装を披露しているが、彼女の場合必ずと言っていい程帽子を被っていたり時にはシニヨンヘアになっていたりとで、とにかく頑ななまでに頭頂部が隠されている

センシティブな作品センシティブな作品


強さ

センシティブな作品

神官系の職業(クラス)を習得しており、着用している改造メイド服もそれに沿った物を合わせている。


回復のみならず、ある程度の肉弾戦や攻撃魔法の行使もこなせる。またナーベラル程極端ではないが、職業レベルに重きを置いたビルドであるため、種族特性を活かした攻撃・行動はあまり得意ではないと思われる。

具体的な戦闘描写は現時点でまだ無いが、レベル及び総合的なステータスはナーベラルに次いで高い


主な使用魔法・スキル

  • 完全不可視化

位階及び詳細は不明。名前からして《不可視化(インヴィジビリティ)》の上位魔法だと思われ、作中の記述によると、術者の姿はおろか気配をも完全に消せる模様。


  • キュアポイズン

『ぷれぷれぷれあです クレマンティーヌ逃亡編』で使用。魔法とスキルのどちらなのかは不明だが、解毒の効果を持つと思われる。

劇中ではクレマンティーヌとの酒飲み対決で使用していた事から、体内に入ったアルコールも毒物として除去出来る様である。


  • 金属に対する耐性(仮称)

特典小説『プレイアデスな日』で判明したスキル。弱点である銀や、それに似たもの以外の金属への耐性を持つ。

例えるならば最終的なダメージが銀属性の武器ならば25点程増し、それ以外の金属なら10点減点する類のものである。この最終的なダメージというのは、防御力などで引いた結果のダメージが0であれば、銀の武器でもダメージが入らないという計算になる。


  • 獣の勘

特典小説『プレイアデスな日』で使用したスキル。己に対して銀製のナイフを投げようとしたユリの考えを察した。

 

  • 大治癒(ヒール)

第六位階。体力を大きく回復させ、なおかつ病気などのバッドステータスをあらかた治癒する魔法。


  • 吹き上がる炎(ブロウアップフレイム)

位階不明。WEB版と『MASS FOR THE DEAD』で使用。炎の柱で相手を焼き尽くす。


  • 伝言(メッセージ)

位階不明。原作では使用しておらず、アニメ三期で使用している。相手と連絡を取り合う為の魔法だが、テレパシーの類では無いため会話は口に出す必要がある。転移後の世界ではあまり信用されていないので、他の確認手段と併用され使われている。

《ユグドラシル》では、特殊な状況や場所でしか本来は使われない。専用回線があり、声を相手にだけ伝える事が出来る。更に効果時間が存在するが、指揮官系の職業があればもっと長く会話出来る。


関連イラスト

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関連タグ

オーバーロード(アニメ)


ナザリック地下大墳墓 プレアデス(オーバーロード)


ユリ・アルファ ナーベラル・ガンマ ソリュシャン・イプシロン シズ・デルタ エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ オーレオール・オメガ セバス・チャン


メイド 人狼 赤髪 三つ編み 褐色肌 サディスト


『普段の態度は飽くまで演技であり、素の性格とのギャップが激しい』点が似ている。


『笑顔の仮面の下の恐ろしい本性を、演技する事で覆い隠している』点が似ている。

ただし、こちらはルプスレギナの様な嗜虐趣味を持っている訳では無く、そもそも自身が非道な行いをしているという自覚すら無いため、ある意味ルプスレギナの何倍もタチが悪い。また、ルプスレギナが姉妹やナザリックの仲間達を自分なりに大事に思っているのに対し、ラナーは最愛のクライムや彼に関する事以外には全くの無関心である。

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