概要
スーパーマリオRPGに登場する、ヘイホーに酷似した姿の敵キャラ。
ホッピングのような乗り物(?)に乗り、移動する時もその場に留まる時も常に跳ね回っている。敵に対してもジャンプで踏み付けるように襲い掛かってくる。
ストーリー上では無抵抗のキノコ王国の住民にも平気で襲い掛かり、キノコ城下町を恐怖に陥れた。家に体当たりしたり、民家の中にまで侵入している個体までいるが、中には自分のジャンプを見せつけているだけだったり、地味に仲良くなっていたりする個体も。
見た目はほぼヘイホーそのままだが、その正体はカジオーによって生み出された生物とも機械とも言い難い奇妙なモンスター。赤い服に見える外見は塗装によるもので、実際は衣服であるかどうかも不明。少なくともヘイホーとは別の存在である(本作では普通のヘイホーも登場する)。
リメイク版のモンスターリストにてヘイホーとは全く別の種族である事が明言され、さらに乗り物にも「ヘイホッパー」という名前があることが判明した。
「かきゅう」という魔法攻撃を使用してくること以外は特に特徴は無い。通常攻撃はともかく「かきゅう」はガードできないので注意。
電撃に弱いのでマロの「でんげきビリリ」を使えば簡単に一掃できる。
リメイク版では「かきゅう」もガード可能になった。
派生種
- しんえいたい
キノコ城を襲撃・占拠したケンゾールの直属の配下であるヘイパー。4体同時に出現する。
通常のヘイパーとはステータスが微妙に異なるが、ケンゾール共々電撃に弱く、相変わらず「でんげきビリリ」で容易に一掃できる。
しんえいたいが残っているとケンゾールが戦線を離脱して攻撃できなくなる場合があるので面倒。全滅させると数ターン後に再度4体出現するので、登場次第「でんげきビリリ」で殲滅してやろう。
ちなみに親衛隊に選ばれた理由は、戦闘開始時にたまたまケンゾールの近くにいたというだけらしい。親衛隊のくせに普通のヘイパーと実力がほとんど変わらないのはそのためのようだ。
- ヘイパワー
「武器世界」に出現するヘイパーの上位種。ラストダンジョンにしてようやく上位種のご登場である。
見た目は緑色に塗装されたヘイパー。勿論ステータスはヘイパーと比べて大きく強化されている……が、相変わらず攻撃技は「かきゅう」だけ、電撃に弱いという弱点もそのまま、おまけに同時期に出現するモンスターの中では体力が低く、電撃でなくても全体攻撃に巻き込まれればそのまま倒されることも多い。「すいまのおどり」だけは要注意だが、アクセサリーなどで対策しておけば恐るるに足らず。
フィールド上のシンボルは後述の「りょうさんがた」の姿で色が付いていないが、このシンボルに接触して戦闘に入るといつの間にか緑色になっている。
- りょうさんがた
「武器世界」に出現するヘイパー型(?)の「りょうさんがた」。ケンゾール型の「りょうさんがた」(ケンゾール2型)と同時に出現する。
役割や戦法はしんえいたいと変わらず、これまた相変わらず電撃に弱い。
実は正確には「しんえいたい」の「りょうさんがた」。ヘイパーやヘイパワーは元より量産する事を前提に設計されているため「りょうさんがた」は存在せず、それに対してこちらは初めからケンゾール2型の親衛隊として設計されているらしい。
- できたてヘイパー
カジオーとの決戦の中で「ようこうろ」が吐き出した溶融金属をカジオーがその場で叩き直して作り上げたヘイパー。まさに出来立てホヤホヤで塗装も施されていないが、ステータスはヘイパー系のキャラの中では最強。なんならHP以外はケンゾールよりも強いし、ここにきて遂に電撃弱点をも克服している。特に全体攻撃魔法「レインソード」の攻撃力は侮れない。
ようこうろかカジオーを撃破するまで出現し続ける。カジオー(第1形態)を倒すと倒していなくても消滅する。
ちなみにできたてヘイパーは電撃の弱点を克服したが、その大本と言えるようこうろは電撃が弱点。また、カジオーも形態によっては電撃が有効打となるので、ラストバトルにおいても相変わらず電撃は一考の余地あり。
