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ヒロ叔父さん

ひろおじさん

ヒロ叔父さんとは、君のことが大大大大大好きな100人の彼女の登場人物で主人公愛城恋太郎の叔父であり、本作のヒロイン伊院知与の父親である。(メイン画像右の人物)
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「やっぱり知与こそメインヒロイン!!!!」

「それにしてもなんだいこれは生物一可愛い知与が歌って踊っているのに人だかりができてないなんて…」

「みんな頭おかしいのかな…」


概要

主人公愛城恋太郎の叔父にして本作のヒロイン伊院知与の実の父親。フルネームは伊院ヒロ

妻が早くに他界したため男手一つで知与を養っている。


人物

髪型と無精髭が生えていること以外は全体的に恋太郎を痩せさせたような見た目となっており、やる気が無さそうな見た目であるが顔自体はイケメン。太眉も知与・恋太郎とお揃いである。


しっかり者の知与や、人知を超越した恋愛モンスター・恋太郎に対し、ビビりで見栄っ張り、子供っぽい性分のダメ人間で、この作品の例に違わずエキセントリックなキャラの1人。

「ちよ愛」「娘命」などと書かれたTシャツを常に纏い、緊張した時のおまじないで、手に書く文字を「人」ではなく「父」だと娘に教えたりと、かなりの親バカで娘好き好きモンスター(この辺りは彼女達のためなら無私の超人になれる恋太郎にも通じるところがある)。他の親の前で「知与の方が100億倍かわいいよ~だ」と言い怒らせるなど遠慮のかけらも無い。

しかし前述の通り、頼りない性格と妻が先立たれたことから知与が家事全般をするようになっており、良くも悪くも彼女の人格形成に影響を与えている。そのため、自分は娘として扱っているが、傍から見ると知与と彼の2人で夫婦のように見える構図となっている。


小学生時代の恋太郎にタンクローリーに撥ねられそうになったところを救ってもらったことから、彼を世界一いい子だと思い込んでおり(流石に当の恋太郎も「過大評価」とは感じている)、愛する娘を絶対に恋太郎と結婚させたい、「お義父さん」と呼ばれたい等と割と危ない思想を抱いている。しかも「知与を妹分のように見て欲しくない=恋愛対象として見られなくなるのは嫌」という理由で2人を大人になるまで会わせるつもりはなかった徹底ぶり。

これが無ければ恋太郎も知与もこんなことにはなっていないはずなので、実は神様クラスの大戦犯ともいえる。


貞操観念も恋太郎(彼は異常だが)とは違い緩く、初っ端から知与に恋太郎の体を触らせるようにわざと仕向けたり、「オトナの遊園地」とかいうあちこちから隠語や嬌声が飛び交う青少年対応合法風俗施設をデート先に選んだりと(ただしこちらは、遊園地近くの灯台が亡き妻と初めてキスをした思い出の場所という背景もある)、かなり危ない印象がある。


しかし、これは知与に対する行き過ぎた愛そのものであり、襲ったり舐めまわしたりなどの事案行為は行っておらず、知与本人も許していることから親子の絆もかなり深い。生前の妻からもダメで頼りないとは思われていたが、「大切な人のために一生懸命になれる」性分にいたく惚れ込まれていた。

決して不真面目な人間ではなく、いざというときはやる性分なので本作の狂人として人気を持っている。


作中での活躍

第51話で知与と一緒に初登場。上述通り知与を大人になるまで会わせたくなかったのだが、恋太郎の周りに大量の女子がいたため、このままだと本命を取られてしまうと焦り、急遽恋太郎を「知与の面倒を見てほしい」と家に誘導。そこで知与に様々なラッキースケベ展開を意図的に起こし、無理矢理距離を縮めさせようとする。

後に恋太郎がその女性全員と付き合っていることを知って衝撃を受けるも、「(そんなに彼女がいるなら)逆に1人ぐらい親戚がいたっていい」お前は何を言っているんだな超理論を放ち、どうか知与と付き合ってくれと泣きながら懇願。

誠実さの塊である恋太郎は、「本人の気持ちを見ないで勝手に恋や告白をさせてはいけない」「恋はしがらみに左右されず、どこまでも自由で、気持ちのままにあるものだからこそ大切なもの」とヒロの話を断るも、「無理にしっかりしなくていい」という恋太郎の言葉に救われた知与が自分の気持ちを持った上で告白。結果的に交際が始まったことで大喜びした。

「逆転ホームラン!!!!逆転ホームランいえーッ!!!!」

「お赤飯いえーッ!!!!お赤飯いえーッ!!!!」


「孫いえーッ!!!!」

恋太郎「それはまだ早いですよ」


ちなみにこのことについては、あの羽々里ですら「一体どんな親よ!!」とツッコんでいた(当然、他のファミリーから「おめーが言うな」とでもいうような顔をされたが)。


その後第一回アイドル会で再登場。恋太郎と一緒に人形を使って観客の興味を惹かせた。道中でまたタンクローリーで轢かれたが五体満足で無事会場に参加していた。ちなみにファミリーからは不審者扱いされていた模様。


そして四町対抗市民運動回で再び参戦。木雷杉町長に市民を侮辱され「ぶっ殺すぞクソジジイ」と他同様に激昂。恋太郎や楠莉の父達と共闘するが楠莉の父と常にいがみ合っていた(先に娘マウントを取ったヒロの方が悪いが)。しかし、恋太郎の助言により一旦仲直りして騎馬戦で相手を撃破。しかしそのあとのフォークダンスではまたいがみ合っていた。

別の回ではスーパーで再び彼と遭遇。互いに娘たちそっちのけでいがみ合い、知与と楠莉から呆れられていた。


総じて恋太郎の男友達と言えるポジションに収まっており、他ファミリーとの関わりは現時点では殆どない。ただし、娘命で性格にやや難ありのためさらなる絡みが期待される。


余談

  • 名前の由来は恐らくヒロインのアナグラムだと思われる。
  • 17巻のカバー下では結婚狂戦士となった他ファミリーと同様に義父確定狂戦士となり、「わあああい結婚だあああ!!!!」と騒いでいた。ところであなた一人で暮らしていけるんですかね。(困惑)

関連タグ

君のことが大大大大大好きな100人の彼女  伊院知与  愛城恋太郎

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