データ
全長：13m
重量：9.5t
最高速度：100km/h
装備
武装：機関銃（二門）、ジャイロカッター（ジャイロスクリュー）、魚雷ミサイル 他
その他：潜望鏡、アンカー、消火装置、テンフィンガー 他
概要
バリドリーンの投入と時を同じくして投入された万能6輪戦車。一般的な戦車と比べてかなりの小サイズ（※）ながらも、特殊合金製の車体であるが故の高い耐久性と、高い走破性を兼ね備えている。
通常はバリドリーンの内部に格納され、発進時には機首が展開しその内部からスロープが展開、そこから滑走し地上へと降りる他、飛行中のバリドリーンから離脱しパラシュートによって降下する場合もある。最大で6名までの搭乗が可能で、操縦者は固定されていないが主にアカレンジャーかアオレンジャーが操縦する事が多い。
機体の搭乗口は3か所、左右のハッチと機体後部である。機体後部からの搭乗は主にバリドリーン搭載時に用いられるが、その際の開閉ギミックは内側しか描かれていない。
機体上部に装備された2本の巨大なアーム・バリハンドは、先端のジャイロカッターを回転させる事によりハンドジャイロとしても機能し、これにより地上だけでなく地中の潜航をも可能とする。
このアームは後に改良が加えられ、テンフィンガーと呼ばれる強化型のマニピュレーターを実装。仮面怪人を掴んで投げ飛ばすのみならず、黒十字城の張ったバリアーを内部から破壊したり、注射仮面の注射液を絞り出すなど、その運用の幅もより広がった。
さらにアンカーによって射出されたワイヤーを伝っての滑空・登攀もこなすなど、まさに万能戦車の名に相応しい高機能ぶりを作中でも遺憾なく発揮した。
（※ それもそのはずで、撮影用の実車は軽自動車をベースに製作されたものである）
関連タグ
ジャックタンク デジタンク：いずれもスーパー戦隊シリーズの他作品に登場する、バリタンクと同様の特殊装甲車達
犯罪組織クライム：後番組『ジャッカー電撃隊』に登場する敵組織。彼らが使用する装甲車が、バリタンクを改造したものではないかと見る向きもある
