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曖昧さ回避

(※第一部に『クローンマッポ計画』なるものが(名称のみではあるが)登場していたが、これは主人公達の破壊工作により頓挫してしまっている。それが第三部になって実現した形になる)


もしかして→ハイデッガー


解説

バス・鉄道車両などで客室部分がとりわけ高い位置にある車両のことである。

鉄道車両の場合、乗客が眺望を楽しめるよう、床を底上げしている構造となっている。

バスの場合、主に高速バス用に採用され、客室の下は荷物置き場になっていることが多い。

ちなみに1階も客室なのは、ダブルデッカーと呼ばれる。


欠点

その構造上、車椅子を利用する障碍者には対応が難しいのが欠点である。

事実、2000年に交通バリアフリー法が制定されて以降、ハイデッカー構造を採用する鉄道車両はほとんどない。


また、法制定以前に登場した車両に関しては、大規模な車両更新の際にはバリアフリー化が義務付けられた。

多くの場合、鉄道車両などは登場から15年~25年程度が経過すると更新されることが多いが、段差を解消することが構造上難しいハイデッカー車は更新対象にならず、早期に廃車される傾向があり、逆にこれらよりも前に登場した車両でも更新時にバリアフリーに対応すれば更新不能な後輩車よりも長生きする例もある。


代表例として、上記のイラストにある小田急10000形HiSEなどが挙げられる。HiSEは1987年に登場しており、法が施行された2000年代前半に更新時期を迎えていたが、ハイデッカー構造がその改造の支障となるために更新を行わない方針となり、2005年に50000形が登場後に廃車が始まり、登場後25年の2012年3月に完全引退、その後長野電鉄へ譲渡された一部の車両と小田急での保存車以外はすべて解体された。

同じく小田急ロマンスカーで、1991年登場のハイデッカー車・ダブルデッカー車を連結している20000形RSEもHiSEと同様の理由で更新を行わず、登場後21年の2012年3月にHiSEと共に引退した。こちらは富士急行に譲渡され、これまた保存車以外は解体された。

この2形式は短編成化とバリアフリー化工事を行った上で営業運転を行っている。


一方、1980年に登場し、10000形より7年、20000形より10年早く登場した7000形LSEは平屋構造であり、交通バリアフリー法制定以前にバリアフリー対応化を含めたリニューアル行っていたため、6年後の2018年まで活躍し、歴代最長に加えて首都圏でも比較的長い活躍期間を誇った。


また、251系は一部号車が対応していたためになんとか生き残ったが、理由こそ異なる物の結果的には比較的短い30年での引退となり、これまた9年先輩の185系よりも早く引退している。


関連タグ

高速バス 鉄道車両

251系 ノースレインボーエクスプレス

小田急10000形 小田急20000形 パノラマSuper 

リゾート21

しまかぜ ひのとり ゆふいんの森 タンゴエクスプローラー

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