ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

トランスフォーマーサイバーバース

とらんすふぉーまーさいばーばーす

『トランスフォーマーサイバーバース』とは、『トランスフォーマー』シリーズのアニメ作品。
目次 [非表示]

概要

トランスフォーマー』シリーズのアニメ作品の一つで、アメリカでは2018年9月1日よりカートゥーンネットワークにて配信を開始。

日本では2019年4月27日からYoutubeのタカラトミーチャンネル、ボンボンチャンネル、キッズボンボンにて配信が開始された。


翌2019年にはシーズン2となる「Power of the Spark」が放送され、日本でも同年の9月に前述のチャンネルにて引き続き配信されたが、2020年に公開されたシーズン3の「Transformers Bumblebee Cyberverse Adventures」は日本では放送されず事実上の打ち切りとなった。

以降にアメリカで発売された玩具もごく一部の商品がタカラトミーモールにて限定販売されるのみとなる。


作風・吹替

地球を舞台に、何らかの理由で記憶を失ったバンブルビーが主人公となる。アニメーション制作は前作『トランスフォーマーアドベンチャー』や『トランスフォーマープライム』のポリゴン・ピクチュアズからアイルランドのアニメーション制作会社ボルダー・メディアスタジオに交代。キャラクターデザインはかつてのG1デザインキャラクターがカートゥーン調に描かれる。


日本語吹替版は『トランスフォーマープライム』以来7年ぶりに岩浪美和が担当。ナレーション・MCはボンボンTVのユーチューバー・よっちが担当し、OPとEDで軽いトークを挟んで子供向けにアプローチを行っている。なお、これまでのシリーズとは違い、オープニング・エンディング映像や主題歌などは挿入されてない。


音響監督である岩波がビーストシリーズと同じく脚色を担当しているが、吹き替えにおける遊び具合は前作とどっこい程度。しかしキャスティングはこれまでの総決算のようであり、両リーダーに子安武人千葉繁を起用し、それ以外もバンブルビースタースクリームなど過去作と同じキャスティングが目立つ。また、トランスフォーマーのファンを公言している女性声優・悠木碧がヒロインであるウィンドブレードを担当している。


アドリブ・脚色ネタにおいては岩波節の効いた庶民的だったりメタっぽい内容が非常に多く、特にメガトロン役の千葉繁は安定のフリーダムっぷりである。


日本版では先の通り岩波作品オールスターという感覚である一方、海外版では今までオプティマスを演じてきたピーター・カレンを起用せず、メガトロン役も別人が演じる(もっともこちらはほぼ平常運転だが)など、よりG1に近い世界観を踏襲しながらも新たな試みが行われている。


内容

記憶(と発声回路)を失ったバンブルビーが、ウィンドブレードの協力の元、過去の思い出を辿って自身に起きた出来事や、仲間の乗った宇宙船アークを探し出すというストーリー。

そのため既存作品と違い人間の描写はほとんどなく、サイバトロン星におけるトランスフォーマー達の様々な文化や私生活に重きを置いている。


シーズン2からはよりオールスパーク争奪戦が激しくなり、これまでの作品と同じ集団戦を描いていくようになる。日常のトラブルが描かれるというスタイルやテンションは変わらない一方、初っ端からスタースクリームの殺害シーンが描かれるなど、オートボットとディセプティコンの空気感の違いも鮮明となっている。


基本設定やキャラ設定に、IDW版コミックから取られたものが非常に多いのも特徴。


登場人物

オートボット

オールスパークを守るために戦うトランスフォーマー達。オプティマスを中心としている。


CV:ジェレミー・レビー/吹き替え:木村良平

主人公。

メガトロンから受けた拷問によりボイスの破損に加えて記憶回路も故障しており、脈絡の無い話をし始めたり、歌を急に歌い出したりとテンションがおかしくなっている。まともに話せるのは脳みそ繋げるくんで思考が繋がっている時だけだった。シーズン2では修理されたようで、普通に喋れるようになった。


CV:ソフィア・イザベラ/吹き替え:悠木碧

何故かヒロインに抜擢。アドベンチャーとは異なり幼馴染のお姉さんポジション。

敵ながらスリップストリームと心を通い合わせたが……?

一番アクションシーンが多い、本作のアクション女優。


CV:ジェイク・ティルマン/吹き替え:子安武人

我らがリーダーだが、本作では主人公ではなくその保護者役。

メガトロンとはかつて志を一つにした同志だったがやり方の違いから決別した。しかし心の底では互いに信頼し合っているとも取れる言動も多い。

普段は真面目なのだがコンボイと呼ばれると慌てて止めたり、出番を気にしたりテンションがイマイチゆるい。

なお彼の前で「イボンコ」は禁句。


CV:ライアン・アンデス/吹き替え:稲田徹

ティラノサウルスに変形。これまでのシリーズと違い機械にも強く、力任せな所はあるが頼りになる兄貴分。アークの地球墜落後は恐竜達を率いていたが、恐竜絶滅の原因となった事件で山の中に埋まって眠りについていた。目覚めた直後は記憶がなく暴走していた。かつては恐竜の手のパーツが見当たらない姿をしており、地球に来る前には別のものに変形していたことが窺える。


CV:ビリー・ボブ・トンプソン/吹き替え:上田燿司

オートボットの技師。珍しくマスクフェイスではなくヒゲが生えている。

ディセプティコンのショックウェーブとは友人同士だったという驚きの過去がある。

日本語版では鹿児島弁で会話する。


CV:ディック・ターヒューン/吹き替え:稲田徹

規則に厳しいオートボットの保安官。


CV:ジェイム・ラムチック/赤﨑千夏

オートボットの女性戦士。非常に行動的でグリムロックと仲が良い。


CV:ラトニア・フィップス/吹き替え:渡辺明乃

アーシーと同じくオートボットの女性戦士。戦争には否定的な立場でありながらもオートボットに参加しているが、オプティマスらが地球に向かった後は何らかの理由でメガトロンに従っている。


CV:上田燿司

元ディセプティコンの戦士。かつてはデッドロックという名前だったが、オートボットに加わると共にドリフトへと改名した。バンブルビーとは親しい間柄。


CV:トッド・パールマッター/上田燿司

オートボットの医師。


CV:ジェレミー・レビー/吹き替え:鶴岡聡

1つの身体に2つの頭部を持つ特異な風貌のオートボット。右側の頭部がラック、左側の頭部がルーインで彼らを総称してラックンルーインと呼ぶ。


CV:トラヴィス・アーツ/吹き替え:佐藤拓也

バンブルビーの古くからの友人。勇敢ながらも無鉄砲な一面があるが、シーズン2ではオプティマス不在の中で指揮を執るなどの活躍を見せた。

初代ホットロディマスの様な活発さも持っており、ビーとチータスとのトリオで一騒動起こす事もしばしば。


CV:J・C・アーンスト/吹き替え:岩田光央

惑星スピーディア(原語版では惑星ヴェロシトロン)に住むレーサー。とある場面でサビ病に侵されてしまうが…


CV:T・J・ネルソン/吹き替え:高木渉

チーターに変形。オールスパークの守護者。語尾に「じゃん」が付くなど、どこかで見たことのあるような存在。

尚本作のキャラでは唯一海外名ではなく日本名が使われたキャラクター


CV:ジェレミー・レビー/吹き替え:飛田展男

シーズン2より登場するスカイバイトを追い続ける正義感溢れる戦士だが、スカイバイト討伐を優先して融通が利かない時もある。

オプティマスの協力の申し出を断った際にスタースクリームに利用されかけるが、後にオートボットに正式に加わることとなる。


CV:マーク・トンプソン/吹き替え:上田燿司

こちらもシーズン2より登場。その名の通り深紅のボディを持つオートボット戦士だが、原語版ではコードネームの「レッドファイブ」としか劇中では呼ばれていない。


ディセプティコン

敵役だが、どちらかというと間抜けな下っ端役が目立つ。シーズン1の終盤から参謀達が集結するようになる。


CV:マーク・トンプソン/吹き替え」千葉繁

ディセプティコンのリーダー。かつては英雄として名を馳せていたが、野心をあらわにしてからはオプティマスと決別し、サイバトロン星に戦乱をもたらした。


CV:ビリー・ボブ・トンプソン/吹き替え:鶴岡聡

航空部隊シーカーズを率いる同部隊のリーダー。今までの例に漏れず野心家であり、シーズン2にてメガトロンに重傷を負わせてリーダーの座に就くが、あえなく返り討ちに遭い放逐される。その後はシーカーズを傘下に置き、まんまとオールスパークとベクターシグマを盗み出すが…?


CV:サスキア・マルクス/吹き替え:赤崎千夏

シーカーズの女性兵士。


CV:マーク・スウィント/吹き替え:上田燿司

ディセプティコンの参謀。これまでのシリーズのサウンドウェーブと同様に音声にはエフェクトがかかっている。ショックウェーブとは犬猿の仲。


CV:ベン・ボット/吹き替え:鶴岡聡

シーカーズの兵士。


CV:ディアーナ・マクガヴァン/吹き替え:渡辺明乃

ディセプティコンの女性兵士で、バンブルビーが爆破したエネルゴンの爆発に巻き込まれ、身体はバラバラになるもショックウェーブに復活させられる。しかし、その身体は残骸を寄せ集めたツギハギだらけのものであった。


CV:ライアン・アンデス/吹き替え:稲田徹

四脚型の移動砲台に変形するディセプティコンの科学者で、サウンドウェーブとは犬猿の仲。日本語版では『トランスフォーマープライム』のように語尾に「ショッーク!」を付けて話す。科学技術だけでなく知略にも長け、オートボットを苦戦させた。


CV:リアネ・マリー渡辺明乃

シーカーズの女性兵士だが、部隊内ではスタースクリームに次いで地位が高い。シーズン2で追放されたスタースクリームに代わってシーカーズのリーダーに任命されるがシーカーズのメンバーが図らずも全員スタースクリームについて行ってしまった為肩身の狭い思いをしている。


CV:ジェイム・ラムチック/吹き替え:赤崎千夏

シーカーズの女性兵士。


CV:トマス・ヴァーガデュラー/上田燿司

シーカーズの兵士。


CV:マイク・ローズ/吹き替え:上田燿司

スタースクリームには古くから付き従っているシーカーズの兵士だが、日本語版では「ラー」としか喋らず、原語版ではシーズン3までセリフすら与えられていない。


CV:リャン・ニコラス/吹き替え:稲田徹

こちらもスタースクリームの部下だが、ラムジェットと同様に「ダー」しか話さず、シーズン3まで原語版でのセリフはない。


CV:サスキア・マルクス/吹き替え:渡辺明乃

ディセプティコンの女性兵士で、『トランスフォーマーアニメイテッド』に登場したラグナッツのような風貌をしている。


CV:マイク・ローズ/吹き替え:鶴岡聡

ディセプティコンの下級兵士だが、これまでのシリーズに登場したロックダウンとは違い、かつてのようなアウトロー気質はなく、気が弱い。


CV:稲田徹

甲冑に身を包んだ戦国武将のような出で立ちのディセプティコン兵士。それにちなんでか日本語版では「またつまらぬものを斬ってしまった」と呟くクセがある。

小さい声でブツブツとしか話さないので側から見たら危ない人にしか見えない。


CV:マーク・トンプソン/吹き替え:チョー

シーズン2より登場。数々の惑星を滅ぼしてきた悪党で、彼を追うジェットファイヤーからの

逃避行を続けている。日本語版では語尾に「~ザメ」を付けて話す。


その他

CV:トッド・パールマッター/吹き替え:鶴岡聡

惑星スピーディアにサビ病を持ち込み、蔓延させた張本人。

ホイルジャックのそっくりさん。


CV:ディック・ターヒューン/吹き替え:上田燿司

酒場「マカダムス」のマスター。オートボット、ディセプティコンのいずれの陣営にも属すことなく戦争中も酒場を営んでいるが、最初の13人のプライムの1人という噂があり、あたかも物事の全てを見通しているかのような予言めいた言動や彼の「ある能力」がそれを裏付けている。

普段は朗らかで陽気な性格だが、店の中で戦いを起こす事は決して許さない。


CV:なし/吹き替え:稲田徹

スタースクリームがオールスパークの力で生み出した小型ロボットで、『トランスフォーマープライム』に登場した金属を貪る虫・ミニコンに似たデザインをしている。対象に噛みつくことでエネルゴンを吸収する能力を持ち、一時は地球のディセプティコンを壊滅状態にまで追いやったが、ショックウェーブが開発した「ユーコトキクゾウクン」により無力化された。


CV:マーク・トンプソン/吹き替え:小野友樹

シャークティコンの一派「セビレズ」のリーダー。口癖は「ズララァ」(彼の手下も同様)。

縄張りに迷い込んだチータスに襲い掛かるが、彼の力量を「グレート」と評して強引にセビレズの用心棒にする。

ガブリ像の置かれた公園跡地を縄張りにしようとするが……?

当然ながら用心棒にするまでチータスとは面識がなかった。


CV:ビリー・ボブ・トンプソン/吹き替え:小野大輔

シャークティコンの一派「シッポズ」のリーダー。口癖は「ポラポラァ」(彼の手下も同様)。

チータスを探しに来たビーを用心棒にした。セビレズとは縄張り争いをしていたがオールスパークの力で母星が復活した為休戦した。

当然だがオプティマスとは面識が無い。


やれやれだポ


CV:マイク・ローズ/吹き替え:稲田徹

シーズン2より登場するキャラクターで、途方もない巨体を誇るタイタン族の一人。


関連タグ

トランスフォーマー

2019年春アニメ

関連記事

親記事

トランスフォーマー とらんすふぉーまー

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 34189

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました