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チベット自治区

ちべっとじちく

チベット自治区(チベット語: བོད་རང་སྐྱོང་ལྗོངས།、簡体漢字: 西藏自治区)は、中華人民共和国の西南部を占める区域自治区である。120万平方キロメートル余の面積に360万人が暮らしている。

概要

中華人民共和国西南部のチベット地域にある、中国共産党が設定した行政区域の民族自治区。


自治区は政治的単位であって、地域としてのチベット(歴史的チベット)は、現在インド領となっている地域を含めて、チベット自治区の外側にも広がっている。青海省や、その近辺の省の一部が含まれる。


ポタラ宮殿のあるラサ市を中心に、地域の9割はチベット民族が居住している。現地の経済は農牧が基本で、交通整備が進んで観光業も盛んになっている。


1642年以降、ダライ・ラマを頂くガンデンポタン(チベット政府)による統治が続いていた。18世紀清朝に併合された。1912年辛亥革命によって成立した中華民国も自国領としていたが、『西蔵地方』としていたが。1950年に中国はチベットを中国領と見なし、中国人民解放軍を進駐させ併合。ダライ・ラマはインドに亡命し、多くのチベット民衆があとに続いた。中国共産党は清朝雍正帝によるチベット分割にもとづいて1965年に自治区を設定。その後、漢族の移植が続いている。


現在はチベット文字の保護、データ化、OS開発、チベット語の新聞を発行しており、ガンデンポタン時代よりも人口が増えている。


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