ホワッツ・アップ！

サイコーキュータマ！

スーパー・セイ・ザ・チェンジ！

ラッキー「スターチェンジ」

「ミラクルスター！シシレッドオリオン！」

概要

真の姿を現したドン・アルマゲが主張する独占欲に対して、宇宙に住まう全ての生きとし生きる者の自由な権利で反論するラッキーとオライオンの言葉から出現したサイコーキュータマを、シシレッドがセイザブラスターにセットして変身した進化系戦士。

パーソナルカラーは白と赤。名前はレッドだが全体的には白で、赤色はチェストアーマーの星の意匠と差し色程度になっている。

変身シーケンス

1. サイコーキュータマ上部のボタンを押し起動。
2. セイザブラスターにセット。
3. 再度ボタンを押す。
4. キュータマ側面のリングを回して変身。

という手順である。

スーツの色が白に変化し、マスクの左側に獅子、右側にオリオンの意匠が対として向かい合う姿が描かれ、チェストアーマーにはキュウレンジャー初期メンバーのキュータマが公転する様に配置、サッシュ状のマント『サイコーマント』を羽織っている。

キューバックルも銀色からリュウコマンダーと同じ金色に変化する。

また、人格が変わるのか普段よりも更に落ち着いた口調になる(ムーディーなシシレッドムーンとは違い、こちらは威厳を感じさせる)。

能力

メイン武器は従来のキューソードだが、空間から他のメンバーが使用しているキューザウェポン、リュウツエーダー、コグマフラー、ホウオウブレード・ホウオウシールドを召喚させ、自在に操る。召喚させた武器は他のメンバーにも提供可能。また、高速移動や自由自在かつ伸縮自在なサイコーマントによる敵の拘束、相手が放った攻撃を空間転移させて反撃する等時空間攻撃も可能である。

空間転移の能力を自身に用いて一瞬で敵の背後に回り込むなど、不意を突く芸当も可能。

その豊富な能力を駆使する事でカロー程度なら単独で圧倒、フクショーグン相手でも互角以上に戦えるので、単騎の強さは勿論他メンバーのアシスト役(※強敵を押え込んだ隙に他メンバーが別の強敵を総出で叩く等)としても活躍出来る万能のフォームである。

その身に宿ったキューエナジーのパワーも絶大で、エネルギー攻撃を吸収して撃ち返す事の可能なククルーガを必殺技の長時間放射で釘付けにし、動きの止まった所を仲間に追撃させる連携も披露した。

セイザブラスターに装填したサイコーキュータマを操作、『オールスターギャラクシー!』の音声と共に敵の頭上へ88星座のビジョンを発生、星座を構成する星々より無数の光線を降らせる『インフィニッシュブラスト』を必殺技とする。また他のキュウレンジャーの必殺技と合わせる事で、参加メンバーのキュータマエンブレムを纏った白色の巨大光弾へと変化する。

余談

因みにその白い姿は、かつて幼少期のラッキーが着ていた衣装を思わせる外見である。その頃に大きな心の傷を負ったラッキーだったが、それを思い出した回の翌話に(解かり難い形でだが)乗り越えていた事を考えると、現在はその頃の記憶すら自分の力に変えている事を覗わせている。

関連記事

宇宙戦隊キュウレンジャー　キュウレンジャー　戦隊ホワイト

ドン・クエルボ：終盤に現れた、ドン・アルマゲへ密かに協力していた者が変貌した白い姿の自称“救世主”。こちらは心の傷を拗らせた果てにこの姿となっており、ある意味シシレッドオリオンとは表裏一体の関係である。

他作品の関連項目

アバレマックス：同様にレッドと同じメンバーが変身し、威厳ある人格に変わる進化系戦士。

十六夜咲夜、王の財宝、極アームズ:武器を展開するシーンがそれぞれを彷彿とさせ、後者2つは全ての武器を召喚、自在に使役出来る点が共通。極アームズはカラーリングも似通っている。

お前、赤じゃないのか!?：まさしくその通り。

ゼンカイザー：上の台詞を言われた4年後の戦隊ホワイトで主人公。奇しくもマントを羽織った姿でスーツアクターも一致。

キラメイジャー：変身アイテムにスライドリングの機構が存在する為、変身シークエンスに類似点が見受けられる。特に追加戦士はデバイスの形状やカラーリング的にもより近く、更にはスーツアクターが一致している。

スーパー戦隊シリーズ強化形態

野性大解放/ジュウオウホエール←シシレッドオリオン/ヘビツカイメタル→パトレンU号/スーパールパンレンジャー/スーパーパトレンジャー