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曖昧さ回避

  1. サンドウィッチマン(サンドイッチマンとも、sandwich man)とは、広告宣伝手法の一つで、人の胴の前面と背中の両方に宣伝用の看板を取り付け、町中にたたずみ、あるいは歩行する広告手法、およびその看板を取り付けられた人のこと。
  2. アメリカでサンドイッチ製造販売人のこと。
  3. お笑いコンビ「サンドウィッチマン」。こちらでは3.を紹介。

お笑いコンビ「サンドウィッチマン」

概要

ホリプロフラットファイヴグレープカンパニー所属で伊達みきおと富澤たけしで組まれたコンビ。コンビ名の由来は元々、三人組で活動していて、真ん中にいたメンバーがガリガリの体型だったため、サンドウィッチのようだということでこの名前になった。


コンビの両名ともに強面である事で知られており、ネット上では「サンドウィッチマンの人殺してそうな方」「サンドウィッチマンのヤクザみたいな方」と呼び分けようとして「どっちもだろ」と突っ込まれるというネタが存在した。

現在は伊達の方を「仕事で人殺してそうな方」、富澤の方を「趣味で人殺してそうな方」とするのが一般的なようである。

その他、「薬売ってそうな方」と「薬打ってそうな方」というネタも存在する。

加えて両名ともラグビー経験者である(後述)ためかなりの大柄であり、コント内でも太っている体型としてしばしば取り上げられている。伊達に関しては呼ばわりされることもある。


暴力団追放キャンペーンのポスターに起用されたこともあるが、その出来は富澤自身が「俺らが暴力団みたいじゃん」と突っ込むようなものであった。


なお両名ともに下戸である。また、東北楽天ゴールデンイーグルスベガルタ仙台のファンとしても知られ、関連する衣装を着てテレビ番組に出演することもある。


また、人相の悪さに反比例して公私共に大変仲が良く、上京後は10年もアパートに同居していた

お互いが結婚し同居解消後は家族ぐるみのお付き合いをしており、奥さんと子供同士も仲良しである。


メンバー

伊達みきお(本名:伊達幹生、1974年9月5日 - )

ツッコミ担当。仙台藩主伊達政宗の末裔(ただし一般に知られる17代目の藤次郎正宗ではなく9代目の大膳太夫正宗の方)で、特技はゆで卵と生卵を見分けられること。


富澤たけし(本名:富澤岳史、1974年4月30日 - )

ボケ担当。ネタ作りは彼が行っている。


元メンバー

浜田ツトム(本名:浜田勉、1974年3月14日 - )

元ツッコミ担当。なので残りの二人はボケだった。

サンドウィッチマン脱退後はコンビ結成と解散を繰り返している。


来歴

二人とも宮城県仙台市出身で、仙台商業高校(現在は仙台市立仙台商業高校)の同級生であり、二人が出会ったのは高校のラグビー部だった。高校卒業後は、芸人志望だった富澤は、就職すると辞めにくいという理由からアルバイトをし、伊達は、専門学校をわずか3か月で中退してその後会社員として働いていた。その頃富澤は別の相方と組んでアマチュア芸人「ゆやゆよん」として活動していて、1995年に仙台に進出した吉本興業(仙台吉本)への所属を目指していたが、所属前に仙台吉本が撤退したため叶わなかった。そして、元々伊達と組みたかった富澤は、当時会社員だった伊達に声をかけ、3年がかりで口説き落とした。1998年に二人は上京し、コンビを結成。当時のコンビ名は『親不孝』だった。その後トリオとして『サンドウィッチマン』を結成したが、浜田が脱退し、再びコンビとして活動することになった。コンビ後は主にライブで活動しウケていたがテレビ関係者の目に留まることは無かった。そして多くのライブに出演していたある時、会場にテレビカメラが入り、ついに日本テレビエンタの神様に出演することが決まり、2005年にエンタの神様でテレビ初出演を果たした。さらに2007年に開催されたM-1グランプリでは、吉本興業以外の出身者で、なおかつ敗者復活枠からの優勝を果たした。吉本以外でのM-1優勝者はますだおかだアンタッチャブルに続いて三組目である。因みに当時決勝を戦ったトータルテンボスキングコングらファイナリストは敗者復活戦でサンドウィッチマン(とパンクブーブー)が勝ち上がって来たら勝ち目はないと思っており、実際に勝ち上がって来た時には全員が青ざめたとの事。

その後、2009年にはキングオブコントにも決勝進出したが惜しくも準優勝で終わった。


2011年3月11日、この日ロケで宮城県気仙沼市に来ていた二人は東日本大震災に遭遇。スタッフの指示で高台に避難したが、直後に津波が気仙沼を襲い、それに伴う火災で降りられなくなる。翌日、自身のそれぞれのブログで無事を報告し仙台に戻り、その後10時間かけて東京に戻った。この時、複数のテレビ・ラジオの災害特番でインタビューに応じている。震災から一週間後に出演した「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」では、直前までどのような形で始めるかどうか苦悩していたが、盟友でもあるバナナマンTBS系列の自身の冠ラジオ番組「bananamoon」にて「サンドウィッチマンが『オールナイトニッポン』をやっているらしいので、聞いて下さい。」とラジオのタブーとされていた他局番組の宣伝を堂々と行ったことで、多くの「bananamoon」リスナーが「サンドウィッチマンANN」に殺到。その結果、自分たちも覚悟を決め、いつも通りコントからオープニングを開始した。その恩返しとして、「bananamoon」の宣伝を行い、お互いのファンがお互いのラジオを聴きに行くという事態となった。

震災後はブログを安否確認のために使ってほしいと開放したほか、「東北魂」と銘打ったチャリティ活動を東北出身の芸能人たちと行っている。また、2013年3月7日から新しくなる津波警報のPR役として気象庁のポスターに出演している。


作風

漫才コントの両方を自在に演じられるためか、「漫コン師」と自称することもある。


客と店員のやり取りなどいわゆる「ベタな」題材を選び、人物同士の掛け合いで見せる芸風から、漫才のネタをコントに応用することも多い。


基本的には伊達がツッコミ・富澤がボケの配役だが、単独のライブツアーでは伊達がボケを務めるほぼ全編アドリブのネタも行う(通称「男シリーズ」)。


漫才でもコントでも必ずと言っていいほど富澤が「ちょっと何言ってるか分からない(「分かりませんが」、「分からないです」と微妙に言い回しを変えることもある)」とボケるのがお約束(この際は伊達も「何で(何言ってるか)分かんねぇんだよ!」(あるいは「何が分かんねぇんだよ!」、「分かれよ!」とも)とツッコミを入れる)。

ネタの入りでは伊達が「そっち系(暴力団)の方ですか?」等と間違えられ「お前見た目で判断するなよ!」と突っ込むのがお約束。ちなみに、伊達の職業は「遊園地のクレープ屋」「女子プロレスのレフェリー」「ヨガの先生」等、堅気なもののどこか奇妙な設定が多い。

また、金銭の受け渡しに関わるシーンでは、富澤が本来の価格より高く請求して一旦伊達に払わせ、余分に要求した分をお釣りとして返金し、伊達がツッコミを入れるという流れが定番化している。

一部のコントでは富澤が伊達の下に現れて「勝負しないか」と提案して断られる、職業を聞かれ遠回しに無職と答える、食べ物を食べるなどした挙句に自殺を図ろうとするも失敗するというパターンが使われており、富澤の哲学的な台詞回しが特徴となっている。


漫才の入りの際は伊達が「世の中に興奮することっていっぱいあるけど、一番興奮するのは〇〇だね」と振り、富澤が「間違いないね」と答えて開始する。

コントの際も伊達が「こんなところに〇〇があるな、興奮してきたな」と言って開始する場合が多い。


以前のコントでは「死ぬ」や「殺す」という言葉も使っていたが、震災が発生して以降使わなくなった。


コント

ファーストフード店/バーガーショップ/ハンバーガー店

サンドウィッチマンの鉄板ネタの1つ。伊達がファーストフード店に入店し、店員の富澤に注文を言うネタ。「ご一緒にホタテはいかがですか?」や、「それでは厨房の方振り返ります」といった、ダジャレ染みた台詞が特徴的。


哀川チョウシリーズ

伊達が哀川翔氏のものまねをしながら進むネタ。チョウの字はコントごとに異なり、「哀しい川の○○と書いて哀川チョウだ」と紹介される。


余談

サンドウィッチマンと同世代の芸人が多く出演していた爆笑オンエアバトルに一度も出演しなかった。旧M-1王者では彼らのみで、その理由は柄が悪そうな見た目が原因でNHK出禁とされているが、同じような超新塾えんにちが出演していたので不透明である。

ブレイクした現在、NHKでは冠番組が放送されている。


関連タグ

お笑い芸人 漫才 コント

グレープカンパニー

かまいたち…サンドウィッチマンとは逆でM-1準優勝者でKOC王者のコンビ

MONKEYMAJIK…同郷のロックバンド、コラボレーション曲「ウマーベラス」を出した。

クッキングパパ…伊達が好きな漫画、一度ゲスト出演(?)した。

キン肉マン 魁!男塾…コンビで好きな漫画でバラエティ番組で許諾を得てネタに使ったこともある。キン肉マンに関しては作者とも対談し、ゲスト出演(?)したことも。

とばせ!希望のハンカチGON-ゴン-おかえりモネ…役者として出演。

アメトーーク…2018年に「アメトーーク!大賞」を受賞した。


M-1グランプリ歴代チャンピオン

チュートリアル←サンドウィッチマン→NONSTYLE


外部リンク

グレープカンパニー公式サイト

伊達みきお公式ブログ『もういいゼ!』

富澤たけし公式ブログ『名前だけでも覚えて帰ってください』

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