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ゲハバーン

げはばーん

『超次元ゲイムネプテューヌmk2』の主人公ネプギアの最強武器。語源はおそらく、アーサー王伝説の「カリバーン」+2chの「ハード・業界板」。
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概要

 『超次元ゲイムネプテューヌmk2』の支配エンディングルート「救世の悲愴」でしか手に入らない魔剣。女神の命を奪うことでその力を増幅させる恐ろしい剣である。


魔剣

 作中ではネプギアを除く女神全員の命を奪うことで禍々しい色の剣となり、犯罪神を打ち倒した。

 このルートでは魔剣が犯罪神マジェコンヌを倒す唯一の手段とされるが、ネプギア達は女神を犠牲にすることを嫌い、シェアを一国に集中させる方法を選ぶ。

 しかし、ノワールは魔剣を使う以外に方法がないと考え、自ら命を犠牲にしてしまう。その後は他の国を巡り、戦い、ある程度納得の上で他の女神も命を捧げている。

 最終的にネプギアが残り、完成したゲハバーンの力で犯罪神マジェコンヌを撃破するが、ただ一人残されたネプギアにはゲイムギョウ界を護り続ける責任と、仲間たちの命を奪ってしまった罪悪感が残される。

 この悲痛なシナリオはネプテューヌシリーズ最悪のバッドエンドと言っても過言ではなく、かなりの賛否両論がある。


 また、下っ端も未完成状態の魔剣により殺害されているが、女神ではない為ただ命を落としただけである。



Re;birth2

mk2のリメイク『超次次元ゲイムネプテューヌRe;Birth2』でも同様にゲハバーンが登場し、救世の悲愴ルートが存在する。


ただし、条件を満たす事で最悪の事態を回避できるようになった。


聖剣エンド


 ノワールが魔剣を無理やりネプギアから奪おうとするシーンまでは同じだが、犠牲の上に成り立つ平和を良しとしないネプギアが、その場で魔剣を破壊する。

 そして改めて全員で話し合った結果、4つの国のシェアクリスタルで折れた刀身を鍛えなおす案をケイが出し、ネプギア、ユニ、イストワールの三人で三日三晩、夜も寝ないで昼寝してとうとうシェアクリスタルの剣を作り上げる(その際、ネプギア曰く「互換性や規格」「デザインが気に入らない」等の理由で柄を魔改造してしまい、刀身と柄、つまる丸々全部別物にされている)。

 それにより、ゲハバーンはゲイムギョウ界全てのシェアを集めた究極の聖剣『シェアブレイド』として(たった三日で)生まれ変わり、トゥルーエンド以上に莫大なシェアを一身に受けたためかネプギアのプロセッサユニットも更なる変化を果たした。

 その後の流れはトゥルーエンドとほぼ同じになっている。


 尚、ダウンロードコンテンツとしてTVで未放送のアニメ第13話に登場したゲハバーンもゲーム内に登場する。



「救世の女神」

 スマートフォン向けアプリ『メガミラクルフォース』では期間限定のイベントに『救世の女神』というものが存在する。

 このシナリオはまさに「救世の悲愴」のその後の話とされ、ライラックmk2を身に纏ったパープルシスターが登場。


 ゲハバーンを狙う敵、イクスに襲われたパープルシスターは『メガミラクルフォース』の次元に飛ばされてしまう。そこで女神化できない頃のネプギアと出会い、そのネプギアに「女神殺し」の過去を知られてしまう。


 追ってきたイクス達とのゲハバーンを巡る戦いの中、パープルシスターはカオスエナジーを用いてパープルシスター〔カオス〕、さらにパープルシスター〔V〕へと変身。ゲハバーンとカオスエナジー、二つの力を使いこなし、かつてのネプギアと共闘して撃退に成功する。


 無事に戦いが終わると、パープルシスターは女神の象徴として生涯元の姿に戻らないこと、いつかカオスエナジーを手放せる平和な世界を目指していることを語り、その場を去っていった。


 そして、元のゲイムギョウ界に戻ってきたパープルシスターは、ゲハバーンからかつての仲間の声を聞く。

 どうやら女神達はゲハバーンに命を捧げた後も意識が残されており、いつでもネプギアと会話できた模様。今まで何も言わなかった理由はロム曰く「いつ声をかけていいかわからなかった」らしい。

 懐かしい声を聞いたパープルシスターは涙に滲ませながら、決意を新たにしてイベントは終わる。



 ネプギアだけが生き残っていたことで誤解されがちだが、このように他の女神は納得して協力しているためネプギアを恨んではおらず、ネプギア自身も立派に世界を護ろうと努力しているのでネプギア自身に罪があるわけではない。

 しかし、自責しがちなネプギアは全て自分の責任と捉えてしまい、贖罪の念を抱いて戦い続けているのだと思われる。



超次元ゲイム ネプテューヌ Sisters vs Sisters


 mk2の設定を色濃く受け継ぐ本作にも登場。

 復活した犯罪神マジェコンヌを完全に滅ぼすことができる唯一の武器としてイストワールが名前を挙げる。しかし、他の女神の命を奪う必要があることに変わりないため、ネプギア達は使用を躊躇う。

 しかし「女神を殺せる」という特性に目を付けたマジェコンヌがゲハバーンを狙い、否応なしに回収しなければならない事態になってしまう。隠し場所に辿り着いたネプギア達はゲハバーンを手にするマジェコンヌと鉢合わせ、事態は最悪の方向へと進んでしまう。


 mk2Re;birth2ではトゥルーエンドで普通に(全員のシェアをネプギアに集めて)マジェコンヌを撃破しているため、救世の悲愴ルートで唐突に魔剣が必要になる展開に整合性があまりなかった。

 しかし、Sisters vs Sistersでマジェコンヌが復活したこと、「救世の女神」では復活していないこと、そして本作の設定からも分かる通りマジェコンヌを完全に滅ぼすにはやはり魔剣が必須であるらしく、この再登場により魔剣ルートの意味がようやくはっきりとした。

 明言されてはいないが、聖剣ルートの終わり方がトゥルーエンドとほぼ同様であることから聖剣でもマジェコンヌを滅ぼしきれていない可能性がある。



ファンアートでの扱い

 その恐ろしい性質ゆえ、暗い展開のものが殆どである。

 ネプギアが他の女神に負けてしまった場合や、

センシティブな作品

 ダークサイドのキャラが手にした場合を想像したイラストも描かれている。

くろめとゲハバーン



関連タグ

ネプギア 超次元ゲイムネプテューヌmk2 バッドエンド

みんなのトラウマ 惨劇

ゲハ:元ネタであり、ゲハバーンの性質を考えると元ネタに対する遠回しな皮肉とも取れる

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