CV:杉田智和
概要
無法都市「紅の塔」を支配する吸血鬼。
かつては『血の女王』ことエリザベートの配下で、幹部の中でもNo.2の重鎮だった。
高位の吸血鬼であるためその実力は並外れた回復力を持っていたり、一夜にして騎士団を全滅させた「白い悪魔」を一蹴するほど。
しかし「人間は餌でしかない」という考えの典型的な吸血鬼で、弱点が露呈した際同胞を迫害された事に底知れぬ恨みを抱いており世界を恐怖に陥れる力がありながらも人間との共存を考えるエリザベートに内心反発していた。
1000年前、吸血鬼の力と吸血衝動が最も高まる『赤き月』の夜、彼女に人間の血を混ぜた食事を食べさせ暴走を引き起こし、一緒に周辺諸国3つを壊滅するなどして荒らし回った。
その後、悲しみに暮れたエリザベートは自殺を図るも彼女が死んでいないと分かった後はメアリーを襲って彼女の首を切り落とし行動不能にさせ、棺を強奪。無法都市にて赤き月が出る夜を待ち続けた。
現在に赤き月が訪れたのを機に、エリザベートを復活させようと暗躍。
しかし書籍版や漫画版ではエリザベートを復活するための準備が整い外に出たところ、シャドウに襲われ身体を真っ二つにされた後、身体を再生させようとするも回復が追いつかない程の斬撃を受け身体を細切りにされとどめに心臓を貫かれて灰になるという呆気ない最期だった。
アニメ版ではエリザベートを復活させようとした瞬間、シャドウが無言で放ったアイ・アム・アトミックで爆殺されるという、さらに呆気ない最期だった。
