基礎データ
全国図鑑 | No.0138 |
---|---|
カントー図鑑 | No.138 |
ジョウト図鑑 | No.220 |
アローラ図鑑 | No.227 |
カンムリ雪原図鑑 | No.123 |
ローマ字表記 | Omnite |
ぶんるい | うずまきポケモン |
タイプ | いわ / みず |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 7.5kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | すいすい/シェルアーマー/くだけるよろい(隠れ特性) |
タマゴグループ | すいちゅう1/すいちゅう3 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | オムナイト | オウムガイ+ammonite(フランス語/英語でアンモナイト) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Omanyte | 日本語名に同じ |
ドイツ語 | Amonitas | Ammoniten(アンモナイト) |
フランス語 | Amonita | ammonite(アンモナイト) |
韓国語 | 암나이트 | 암(am、岩)+ammonite(フランス語/英語でアンモナイト) |
中国語(簡体字) | 菊石兽 | 菊石(júshí、アンモナイト)+兽(shòu、獣) |
中国語(繁体字) | 菊石獸 | 菊石(júshí、アンモナイト)+獸(shòu、獣) |
ヒンズー語 | ओमानाइट | 英語名の音写 |
ロシア語 | Оманайт | 英語名の音写 |
タイ語 | ออมไนต์ | 日本語名の音写 |
進化
初期 | 最終 | |
---|---|---|
オムナイト | → | オムスター(Lv.40) |
概要
かいのカセキからよみがえった大昔のポケモン。名前はオウムガイ+アンモナイトと思われ、漢字表記の「菊石」もアンモナイトのこと。
つぶらな瞳とちょっと嬉しそうなポーズ、そしてワンリキーにそっくりな声がチャームポイント。
生態も実際のアンモナイトに近く、10本の足をくねらせて海底を泳ぎ回り、プランクトンを食べて過ごしていたとされ、殻に溜めた空気を利用して浮き沈みを行なっていたようだ。しかし水面に浮上するとアーケオスに食われたりもしたらしい。
進化すると凶暴化して肉食性になるものの、よもや進化後の生態が原因で絶滅するとは思いもしなかっただろう。
本来は絶滅種(野生絶滅というべきか)だが、カンムリ雪原では野生のものが生息しており、トレーナーの元から逃げ出した、あるいはトレーナーに逃がされて野生化したものだと思われる。
ゲームでの特徴
基本的には「かいのカセキ」から復元して入手する事となる。
同期のカブト・プテラ共々化石ポケモンの走りとなり、同時に「化石ポケモンはいわ複合」の法則も受け継がれていった(例外もいるが)。
- 初代・FRLG・ピカブイではおつきみやまでりかけいのおとこに勝利後にこうらのカセキ(≒カブト)と二択で入手し、グレンタウンで復元する。
- ポケモンスタジアム2があれば、ジムリーダーのしろを制覇した景品として貰う事もできる。
本作でのグレンタウンは火山の噴火で荒廃し、大きな岩山と化している(ポケセンはあるがそれ以外の建物は一切無い)ため、ニビシティの博物館で復元させよう。
またアルフの遺跡ではパズルの絵になってたりする。正しく並べると穴が開いて地下の通路に落とされる。
シッポウシティで復元させると入手できる。また、BW2ではジョインアベニューの古道具屋で出てくる事も。
カナズミシティのデボンコーポレーションで復元して貰おう。
- SMのマイナーチェンジ版USUMでは、ウルトラサンのみ、コニコシティにあるライチのジュエリーショップで化石を購入する事ができる。両バージョンではポケリゾートのどきどきリゾートで「きちょうなおたからはっけんルート!」「きになるどうぐはっけんルート!」で入手できる。
性能
比較 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 35 | 40 | 100 | 90 | ※ | 35 | 300 |
第2世代から | 35 | 40 | 100 | 90 | 55 | 35 | 355 |
カブト | 30 | 80 | 90 | 55 | 45 | 55 | 355 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- 非常に分かりやすい特殊アタッカーで、進化前にして「ぼうぎょ」「とくこう」が極めて高い数値を誇る。一方でそれ以外は低く、すばやさ種族値は35と「すいすい」前提。とはいえあめ状態なら持ち前の火力(水力?)も活かせるので腐ることはない。
使用トレーナー
ゲーム版
- タケシ:ジムリーダー(カントー)※1
- ツツジ:ジムリーダー(ホウエン)
- シンジ:オムナイトマスター
※1:ポケモンスタジアム2
漫画版
番外作品
『ポケモンスタジアム金銀』
- 「コロコロトゲピー」という障害物競走系ミニゲームがあり、通常はプレイヤーはトゲピーのみだが、条件を満たせばオムナイトも参加可能。
『ポケモンマスターズ』
- 「タマゴイベント」の報酬で貰うタマゴからオムナイトが孵化する事があり、主人公のバディにする事ができる。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 無印46話のグランパキャニオンの地下洞窟と無印163話のアルフの遺跡では他の化石ポケモン同様なんと野生で登場する。ただ、前者は騒動後に「プリンの歌で眠った時に見た夢」と説明して有耶無耶にした事・後者はサトシとオーキド博士達がせずこのままそっとしてあげた事から、どちらも公にはしていない。
- DP17話のは化石復活マシンで復活。
- DP108話ではミオジムリーダーのトウガンが化石から復活させたポケモンの1匹で、ジムの台所の冷蔵庫にある自分達の食料を盗もうとしたロケット団に「みずでっぽう」を食らわせて追い出した。
- 新無印38話のオムナイトも同様に復活したものと思われる。
- 新無印134話ではミュウが見せた夢に登場する。
- 劇場版『波導の勇者』では野生が登場しているが、それは世界のはじまりの樹という特殊な環境であるだろう(似たようなので新無印134話の「さいはてのことう」がある)。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- イエローのオムすけ
〈イエローの手持ち〉 |
---|
ラッちゃん(コラッタ→ラッタ♂️) |
ドドすけ (ドードー→ドードリオ♂️) |
オムすけ (オムナイト→オムスター♂️) |
ゴロすけ (ゴローン→ゴローニャ♂️) |
ピーすけ (キャタピー→トランセル→バタフリー♂️) |
チュチュ (ピカチュウ♀️) |
(ピカ) |
関連イラスト
関連タグ
0137.ポリゴン→0138.オムナイト→0139.オムスター
化石ポケモン
No. | 初期 | No. | 最終 | 強化 |
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0138 | オムナイト | 0139 | オムスター | - |
0140 | カブト | 0141 | カブトプス | - |
0142 | プテラ | - | - | メガプテラ |
0345 | リリーラ | 0346 | ユレイドル | - |
0347 | アノプス | 0348 | アーマルド | - |
0408 | ズガイドス | 0409 | ラムパルド | - |
0410 | タテトプス | 0411 | トリデプス | - |
0564 | プロトーガ | 0565 | アバゴーラ | - |
0566 | アーケン | 0567 | アーケオス | - |
0696 | チゴラス | 0697 | ガチゴラス | - |
0698 | アマルス | 0699 | アマルルガ | - |
0880 | パッチラゴン | - | - | - |
0881 | パッチルドン | - | - | - |
0882 | ウオノラゴン | - | - | - |
0883 | ウオチルドン | - | - | - |
同複合タイプ
関連ポケモン等
その他
現在生き残っているオウムガイは頭足類において極めて原始的な種だが、一方アンモナイトは分化が進みある種の頂点を迎えていた種であった。またアンモナイトはオウムガイよりもタコやイカに近いという説が有力(元々原始的なオウムガイの仲間から枝分かれしてアンモナイトが生まれ、イカやタコも派生していった)。深海で古代種が生き残っているのは、環境の変化が小さいためだと言われている。