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概要

X-MENのキャラクターの中でも有名な女性。

最初はヴィラン側で、後に寝返り、リーダーのサイクロップスを支えている。


能力など

最初は「強力なテレパス」のみだったが、後に肉体をダイヤモンド化する二次能力を得た。

ただし2つは同時に使えない。


一時はフェニックスフォースを受けてフェニックスファイブとなり能力が超強化され、ソーを倒したこともある。


実家はフロスト・インターナショナルという、船や飛行機などの製造と鉄道の運営など、交通事業の会社で、父親から若くして会長兼最高経営責任者の地位を継いだため、かなりの金持ち。

学園の女子生徒たちが「ショッピングに行きたい」と言ったら大金の詰まったバッグから札束を渡したというエピソードも。


また学生時代の経験からか後進の育成に情熱を傾けており、若手チーム「ジェネレーションX」を指導したのも彼女。

ただし新しく教官として加わった姉のエイドリアンと対立し、彼女を殺してしまったことでチームは一時的に解散している。


来歴

初登場は1980年の『Uncanny X-Men #129』。

当初はX-MENの宿敵:セバスチャン・ショウの部下で、彼が率いる「ヘルファイヤークラブ」の幹部「ホワイト・クィーン」を名乗っていた。


そしてドナルド・ピアースが組織を抜けた後、横取りされた傭兵軍団の代わりとして「ヘリオンズ(Hellions)」を育成。

なおこのチームはプロフェッサーX門下の「ニュー・ミュータンツ」に対抗する存在であったが、お互いにメンバーの引き抜き合戦が頻繁に行われており、在籍するメンバーの多くは敵味方であると同時に元・チームメイトでもあるという独特の関係性があった。


その後、未来人トレヴァー・フィッツロイの襲撃によってヘリオンズが崩壊。生存者は昏睡状態に陥った彼女を連れてX-MENの許に身を寄せ、後に復活した彼女はX-MENと和解。トレヴァー、そしてセバスチャン・ショウと対峙した。


交友関係

  • 家族

数千人の娘がおり(本当の娘ではなく彼女のクローン)その姉妹同士で殺しあったり、天津甕星が冥府の門を開けた際に復活したりしている。


彼とはジーン・グレイ亡き後から熱愛中だが、ジーン存命時からアプローチし続けてはいた。ベッドイン直前まで言ったこともあるが、生徒にチクられ未遂に終わっている。


シビルウォー』中のエピソードにて関係を持ったことがあるらしい。


他メディア展開

マッドハウス版アニメ

CV:山像かおり


市来久子 / アーマーの家庭教師として登場。


X−MENユニバース

演:ジャニュアリー・ジョーンズ、吹替:甲斐田裕子


新シリーズの1作目『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』に登場。

原作同様、敵組織のヘルファイヤ・クラブの幹部の1人だが、能力は2つ持っている。


その次作『フューチャー&パスト』には写真のみ登場。

政府による人体実験によって多数のミュータントが犠牲になったことが語られており、おそらく彼女もその犠牲者の1人になってしまったものと思われる。


なお本来は『ファイナルディシジョン』で登場させる予定だったようだが、監督の交代に伴うストーリー変更によってポシャった。

この時役を打診されたのは『エイリアン』のエレン・リプリー役でお馴染みのシガニー・ウィーバーであった。


余談

ヘルファイヤー時代から露出の高いコスチュームで知られるが、流石に教壇に立つときはスーツを着用している


寝相が意外に悪いようで、生徒に「(いい歳なのに)ティーンエイジャーみたい」と陰口気味に言われたことがある。


「料理が超下手」「ストリッパーをやってた事が有るのに踊りが全く下手」「メジャーなものはメジャーというだけで嫌い(例:ピザ,大作映画)」などの残念な一面も有る。


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アメコミ MARVEL X-MEN Emma Flost

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