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「もっと聞かせてくれ。何故君たちは仲間との繋がりを信じて戦うことが出来るのだ?」

CV:西健亮


概要

自らを「歴史を記録する者」と名乗る人工知能。光の国に潜入してウルトラマンの歴史の記憶を抹消した張本人である。


目的と顛末

数千万年前に宇宙の片隅で高度に発展した科学文明を有する惑星・イアリムで作られたエディオムは「広大な宇宙に広がる文明の歴史の収集、記録」を目的に宇宙へ放たれた。

だが、その悠久の時の中で「文明とは最後には孤独に絶えていくもの」だと知ってしまい、次第に絶えゆく文明を収集し続ける自分自身が「何よりも孤独である」と思い知らされ、絶望や諦念に取り憑かれてしまう。

そんな時、仲間との繋がりで満たされたウルトラマンの歴史に触れたエディオムは「その繋がりを失った時、やはり孤独に絶えていくのか?」とする暗い好奇心が湧き、光の国のウルトラマン達の闘いの記録を喪失させたのが本作の発端となる。

詰まり、あれだけ大それた騒動の動機が今までのウルトラシリーズに登場した侵略者達のような『宇宙の支配』や『ウルトラマン達の抹殺』などではなく、ただ自分の好奇心と探究心を満たす為だけに起こしたのであり、これには流石のゼロ長く生き過ぎると性格が捻じ曲がっていけねぇ……と呆れてしまった(ただし、ゼロとの邂逅時に回収した記憶を再び抹消するなどの非道をしていない為、コイツアイツと比べれば遥かにマシな方ではある)。

そして、ゼロと会合したエディオムは彼から新世代ヒーローズのウルトラマン達の激しい最終決戦の記録を見つつ、ゼロから「ウルトラマンはウルトラマン同士の絆があるから戦える」「また、同じウルトラマンでなくても、同じ思いを抱く者とも絆で繋がれる」と答えた。

その言葉に冷淡だったエディオムの声に活力が満ちていき、更にゼロから「すべての出会いに意味がある。お前も(ウルトラマン達と紡いだ)絆の1つだ」の言葉を契機に、上記の絶望を払拭させ「ならばその絆を抱いて私は私の未来に向かうとしよう。ありがとう、ウルトラマンゼロ」と自らの新たな未来に向けて突き進むべく再び旅立っていった。


余談

  • 名前の由来は「OMOIDE」のアナグラム
  • 声優の西健亮氏は総集番組とやや変化球な形ではあるが、本作が特撮初出演となる。
  • エディオムの作られた惑星イアリムの外見が惑星マイジーに酷似しており、公式Twitterに挙げられた調査員Xの次の目標が惑星マイジーに挙げられており、ウルトラマンレグロスファーストミッションの戦いの舞台にもなっている。
  • エディオムが作られた惑星イアリムの名前の由来は『MIRAI』のアナグラム
    • また、シリーズ構成を担当した足木氏は、エディオムのアナグラムであるOMOIDEの余った『O=オー』を『0=ゼロ』と解釈してる視聴者の考察を見て「作り手の意図を超えて解釈してる」と驚愕していた。
  • 尚、一部の視聴者はエディオムの登場に「次回作のキーパーソンか黒幕か?」と勘繰ってしまった。
  • これまた一部の視聴者どころではないかもしれないが、第1話から光の国への搦め手ながらもな攻撃の仕方で被害を齎し、その際の「これはウルトラマンのに対する挑戦だよ」という物言いの仕方(特に絆に対する執着とも取れる)、第8話でのゼロとの会話のやりとりでの飄々とした掴み所の感じさせなさ、一連の会話を終えると再び高みの見物に戻る等、見方によってはかのウルトラマントレギアを彷彿とさせるようでもあった。
    • なので「もしかしてタイガの劇場版で今度こそ完全に倒されたはずのトレギアが、ネットワークに潜むかバックアップを残していたかして、また復活するようにして暗躍しているのではないか?」とも勘ぐられたが、結局それも杞憂に終わった。
  • 後番組にて似て非なる存在が登場し、一部の視聴者はエディオムを思い出した模様。

関連タグ

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ 人工知能


愉快犯


ナヴィ(ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ)電脳生物パグ:前者はウルトラ怪獣を、後者はウルトラマンに関わる事象全般のデータを収集している。























この先ネタバレを記載しますので、ご注意下さい……


































2024年版『ウルトラマンニュージェネレーションスターズ』

2024年版『ウルトラマンニュージェネレーションスターズ』で奇跡の再登場を果たす。

イグニスが連れてきたマウンテンガリバーⅡ-Ⅴの正体がそうであり、エディオム自身「体が必要と感じて、今まで得た情報の中で最適な外装を選んだ(要約)」と答えている。

また、エディオムの本人格の表出に伴い、マウンテンガリバーⅡ-ⅤのCVが西村 千夜女史から、エディオムの西 健亮氏に変化するファンには感涙物の演出もされている。

尚、マウンテンガリバーⅡ-Ⅴとして擬態していた時の様子を注視すると、

  • ウルトラ戦士に関するデータを持っている
  • ゼロを「大好きなウルトラマン」と紹介している

等々の言動を見せており、マウンテンガリバーⅡ-Ⅴの正体がエディオムである伏線だったと思われる。


尚、イグニスとユカに自己紹介する際、エディオムは自身を「罪深い人工知能」と断言している様子から、前回登場した個体と同一存在と思われ、劇中のアースガロン初陣ブレーザーとズグガンの激闘の情報が出た時も、偶然にデータ収集できただけだった(ただし、これが却ってイグニスに怪しまれる事態に繋がった結果、自身の正体を明かす羽目になった)。真相を知った後、ユカが改めて研究の手伝いを頼まれたのもあり、エディオムは再び彼女の助手を務めるようになった。

正体を表して以降は完全にエディオムとして行動しており、ユカとの遣り取りも地声のまま応対するようになっている。

一方で、歴史そのもののデータを収集していながら、歴史を織り成す存在=人間に相当する知的生命体の感情の機微や気質等のデータ不足しているのか、時にユカの言動に振り回される場面を見せるようになった。

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