＿＿…その外見は中青年の生首の生物。
だが、我々は絶対にコイツを気味悪がってはいけない。
何故ならコイツこそが、我々人類の前にたまごっち達を送り出した元凶だからだ。
我々は忘れてはならない。コイツは感謝するべきたまごっちであると…
解説
無印時代から登場している最古参のたまごっちの一体で、特殊な条件を満たした個体が最終的に行き着く姿でもある。
ゲームシリーズでは隠しキャラのような扱いになっており、ますくっちのパラメーターを一定以下の数値に抑えると進化する、特定の親世代のたまごっち同士を結婚させて生まれた子供世代のたまごっちが成長するとおやじっちに進化するなど、狙っておやじっちに進化させようとするとかなり面倒かつ分かりにくい手順を踏む必要がある。
おでん屋を開いていて、演歌とおやじギャグが大好きである。メロディっちと協力している。
…………なんだこのハンパな関係。
コロコロコミックの漫画「未確認ギャグ生命体たまごっち！」で主役として活躍した。
派生種
- サム
海外版のたまごっちにおやじっちの代わりに登場するアメリカ人風のたまごっち。｢ゲームで発見！たまごっち｣ではおやじっちかせきとりっちがある条件を満たすとサムに変化する。
- おやじてん
「てんしっちのたまごっち」に登場。
てんしの都で暮らす内に健康に気を遣うようになったが、代わりに酒に弱くなって性格も気弱になった(公式曰く「フルパワーダウンした」との事)。
見た目はおやじっちに天使の羽と輪が付いただけだが、ドット絵の関係でハエにしか見えない。
- おやじデビル
「デビルっちのたまごっち」に登場。
デビル界での格付けは中級。ガーデニングが趣味でたまごっち星で一番高いピキピキ山から採れるミネラルウォーターしか飲まないなど、悪魔らしからぬライフスタイルを送っている。
似た姿のおやじっちやおやじてんの事は本人からすれば「情けない」との事で、見ているとイライラするらしい。
見た目はおやじっちに悪魔の羽を付けたもの。
- やんぐおやじっち
第二世代シリーズより登場。
おやじっちと似た姿だが、これでもれっきとした子供だ。しかし常日頃からオヤジギャグを言っているなど、既にその片鱗を覗かせている。
- ウラおやじっち
「ウラじんせーエンジョイ!たまごっち＋」に登場。
見た目はおやじっちとほぼ同じだが、性格は紳士的。オリジナルのおやじっちとは飲み友達らしい。
デジモンの世界に迷い込んだおやじっちと言われているウィルス種デジモン。
詳細はリンク先参照。
アニメシリーズ
初代
CV:龍田直樹
短編アニメ『たまごっちホントのはなし』では、前述の通り彼がたまごっちと人類が出会うきっかけとなった経緯が語られている。
当時、たまごっち星で暮らしていたおやじっちは他のたまごっち達と馴染めず、独りヤケ酒に酔っていた。そのまま酔った勢いでたまごっち星にも酒を無理矢理飲ませた結果、たまごっち星が酒乱である事が発覚。
悪酔いして粗暴な性格と化してしまったたまごっち星は天変地異を引き起こし、それまで平和に暮らしていたたまごっち達はこぞって星から脱出して宇宙へと逃げ出す事態にまで発展してしまった。
その中の一部が地球にやって来たのが、人類とたまごっちの出会いの始まりとなったのだ。
第二世代
CV:小西克幸
たまごっち!には登場せず、消えたと思われていたが、なんと第4シリーズにてついに登場。おでんの屋台の主として、みんなの悩みを聞く立派なオヤジとして登場したのである。
その屋台(お酒でなくサイダーなので良い子も安心)では、おやじっち自らが歌う演歌もかかっている。そしてオヤジらしく、ダジャレも言う。
歌とダジャレ。誰かを思い出さないだろうか。
そう、メロディっちである。二代目ヒロインと言うべき彼女からすっかり慕われ、師匠とまで呼ばれた彼は、メロディっちに大きな影響を与えこんな形態まで生み出したのである。
公式である。
