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フジテレビの編集履歴

2023-02-03 07:54:27 バージョン

フジテレビ

ふじてれび

東京都港区台場に所在し、間東広域圏を放送対象地域とするテレビ単営局。地上アナログで親局8ch、地上デジタルでリモコンID8である。

概要

局名フジテレビジョン
英名Fuji Television Network, Inc.
設立1957年11月18日
開局1959年3月1日
地上波テレビ 放送対象地域関東広域圏
地上波テレビ 系列FNN/FNS(フジテレビ系列)
地上波テレビ 親局東京
地上デジタル リモコンID8
地上デジタル 親局物理チャンネル21ch
地上デジタル コールサインJOCX-DTV
地上アナログ 親局チャンネル8ch
地上アナログ コールサインJOCX-TV

この放送局は東京お台場にある関東広域圏を対象、かつキー局であるテレビ局、正式名称:フジテレビジョン


かつては新宿区河田町に社屋があったが、1997年3月10日に現在のお台場へ移転。移転してから程なくして河田町本社は解体された。また、CS放送を行っている「フジテレビNEXT」を運営している。


特徴

「楽しくなければテレビじゃない」がキャッチコピー。


バラエティ番組においては80年代のひょうきん族(オレたちひょうきん族)、とんねるず( とんねるずのみなさんのおかげです、とんねるずのみなさんのおかげでした )、90年代のごっつ(ダウンタウンのごっつええ感じ)、ウッチャンナンチャン(ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!、ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!)、90〜00年代のめちゃイケ( めちゃ×2イケてるッ! )などに代表される、悪ノリや妙な力の入れ方には定評があった。


アニメではサザエさんの放送期間の長さは異常。他に鉄腕アトムマジンガーZゲッターロボ大空魔竜ガイキングレモンエンジェルドラゴンボールONEPIECEちびまる子ちゃんや、もやしもんをはじめとしたノイタミナ枠、現在6期まで製作されたゲゲゲの鬼太郎等のアニメを放送している。その一方で、2000年代前半はフジテレビの深夜アニメのひどい扱いが問題視された。ノイタミナ枠設定は、これがきっかけだったりする(都市伝説レベルの話になるがノイタミナ以前に深夜アニメがマトモに放送されない事を憂慮し、20~22時台に若者向けアニメを編成する案もあったが実現しなかった、と言われる。ただし、令和になって、似たような時間帯でアニメが放送されることになったが)。


政治思想面では産経新聞系列同様に政府寄りの保守派であるが、韓国保守派との反共同盟の伝統ゆえに、反共よりも反朝鮮半島のネット世論とは対立関係にあり、過去には大規模なデモも起こっている。


歴史

フジサンケイグループ会議議長であった鹿内信隆の影響で反共色が強く、「母と子のフジテレビ」と題した健全な娯楽路線であったため存在感は薄かったが、日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』や、『マジンガーZ』などの名作を送り出した。


その後軽チャー路線若者女性向けのフジ路線を築いたのは鹿内春雄日枝久、そして労働運動に関わって左遷されていた横澤彪である。日枝が編成局長に就任した1980年に従来の「母と子のフジテレビ」に変えて「楽しくなければテレビじゃない」をキャッチコピーに据え、バラエティ中心の視聴者の笑いを取れる番組を打ち出しすことで一躍民放トップに躍進。後に他の民放局もこれに追随することとなった。


鹿内春雄のカリスマと指導力と日枝の知恵のコンビは1981年から1993年迄のフジテレビ第一次黄金時代を築いたが、1988年4月15日に春雄は42歳の若さで急逝、その後父の信隆が代表に就任するも、1990年に春雄の後を追い逝去。その後、信隆の娘の夫・佐藤宏明を養子に迎え、会長に就任。先代以上の中央集権的な組織とワンマン経営に日枝等反宏明派が決起、1992年7月21日に宏明を失脚させ、日枝は会長に就任する。(序でに宏明のワンマンさが引き金となり元系列局の離反を招いたと言われている)

そして長らく日枝は経営の実権を握り続け、読売新聞渡邉恒雄と並んでマスコミ界では最も長期にわたって影響力を及ぼした人物とされる。


1990年代は日テレの猛追を受けるも、お台場移転で再逆転。斬新な本社に加え踊る大捜査線などでお台場の都会的イメージを作り上げ、2000年代はトリビアの泉などの名番組で第二の黄金期を迎える。そんな中、当時絶頂期の堀江貴文ニッポン放送とフジの株式関係に目をつけ、ニッポン放送の買収による経営権掌握を仕掛けたが、なんとかしのいだ。


ここまでは黄金時代を打ち取ってきたフジテレビであったが…


暗黒時代へ


2007年以降暗雲が漂い始めたのであった。系列局の捏造データが発覚のあるある大辞典納豆騒動により不穏なムードが立ち込め、さらに2011年には別の系列局セシウムさん騒動を起こし、自身もほこ×たてのやらせ騒動が発覚。以降、1980年代以降の絶好調ぶりがウソか幻かと疑うほどの停滞状況に陥った。


ひとついわれたのは、東日本大震災以降の自粛ムードが、軽チャー路線の伝統と合わないのではないかという点。このため軽チャーの系譜にある笑っていいとも!等を次々と打ち切り、また政治報道も保守というよりネオリベラル化するが、今度は逆に昔からの視聴者が離れてしまい、新しい視聴者は寄り付かないという二重苦の状況になっている。


2015年以降になると笑っていいとも!ライオンのごきげんよう(及び昼ドラSMAP×SMAPとんねるずのみなさんのおかげですめちゃイケ等冠バラエティ番組が終了。さらに27時間テレビは視聴率下落に歯止めがかからず2020年以降は誹謗中傷によるテラスハウスの出演者死去のヤラセ疑惑騒動(地上波ではない)や新型コロナウイルス志村けん上島竜兵の急逝に伴い最後の要でもある志村けんのバカ殿様志村けんのだいじょうぶだぁ等、ドリフ関連の不定期特番も終了せざる得なくなり、80年代から続いていた古参の冠バラエティ番組が遂に完全消滅した。そして、低視聴率、高コストの製作費に加えてコンプライアンスによる監視下が厳しくなった事から昔のような過激な番組制作が難しくなり、制作・放送を断念するなど、バラエティ番組制作は黄金期の昭和時代に比べて極端に縮小化されている。


また、2016年頃には当時冠バラエティ番組でもあるめちゃイケのメンバーでもある三中元克の降板をきっかけにそれ以降フジテレビの間にはスタッフによる杜撰な対応や出演者に対する陰湿な行為が明らかとなり、次第にフジテレビの裏の顔や黒い噂等が出回る様になり、世間はフジテレビからさらに離れていった。


2020年現代はドラマでも状況は当たり外れも激しく、バラエティ番組においても過去の作品を真似た物を放送しているがどれもテレビ朝日やTBS、日本テレビの他局には遠く及ばす、一時は人気を得ても直ぐに視聴者が離れてしまうなど未だに低迷を続けている。

2022年にはネクストキャリア支援希望退職制度による早期退職を実施したりスタッフの自殺未遂が発覚するなど製作の規模を狭めかねない新たな問題が浮上した。そんな中2014年4月から8年間続いた「バイキング」シリーズの後を受けて2022年4月にスタートした「ポップUP!」が極度の視聴率不振にあえぎ、結果2022年12月に打ち切りが決まった。その後も「所JAPAN」「VS嵐」が打ち切りになるなど、負の連鎖が止まらない事態となっている。


だが一方で…


この様に近年不幸続きのフジテレビではあるが、勿論悪い事ばかりではない。

フジテレビ系列に移動した鬼滅の刃のシリーズ放送の制作にも力を入れたり、1999年からスタートしているONE PIECEデジモンシリーズを復活させる等アニメ関連においてはまずまずの人気を得ている。その他バラエティでの視聴率低迷が相次いでいる一方、視聴者の期待に応えて連ドラ枠をさらに増やしたりしている。

また現在も続いている番組も数多く『めざましテレビ』の視聴率も相変わらず好調で2018年から5年連続で同時間帯1位を獲得している。

一部のドラマでは視聴率は10%には振るわないものの高評価だったり、TVerでのドラマ配信では毎度とてつもない再生数を叩き出し「年間AVOD三冠」を達成したり、受賞作を獲得したドラマなど、色々好成績を残す場合も僅かながらある。


スポーツ系の番組でも時には高視聴率を獲得する時も多々あり、場合によっては20~40%まで獲得していた事もある。

これらが功を奏したか、現在早期退職が色々と相次いだにも関わらず、2022年3月期決算の経常損益は2021年と比べて何と104.2%も急向上している(ちなみに他の各局でもほぼ同じような展開になっている)。


未だに低迷は続いているが、一応改善の兆しが見えているのも確かなので、決して全てが不調ではないのを忘れない事。


持株会社および関連

2008年10月1日に当時の「株式会社フジテレビジョン(旧)」を「株式会社フジ・メディア・ホールディングス」に商号変更、地上波テレビジョン放送事業をはじめとする現業一切を新設会社たる完全子会社「株式会社フジテレビジョン(新)」に放送免許共々承継し、持株会社傘下に納める形で放送持株会社制へ移行した。これにより、日本における「放送持株会社」という概念を在京局の中で最初に具体化した。ただしこの会社、放送どころか産経新聞などの新聞メディア、扶桑社などの出版メディアも持つ実質総合情報持株会社となっている。

関連放送局にBS放送を行っているBSフジと、本来親会社であったラジオ局であるニッポン放送などが存在する。また、仙台放送は連結子会社となっている。

また、ラジオ局である文化放送はフジテレビの設立にかかわり、現在でもフジ・メディア・ホールディングスの株主となっている。

忘れがちだが東京ヤクルトスワローズの株主で放送権を所有しており、ヤクルトが優勝する可能性ある試合は予定を一週間先伸ばしにして放送する場合がある。2015年では日本シリーズでヤクルトホームゲームとなる3戦目から5戦目が放送された。

また過去には横浜ベイスターズとなった球団の株式も当時の親会社を通じて保有していたものの、野球協定違反を指摘されたのち、球団を保有することになったTBSまたはDeNAに売却したと思われ、現在では保有していない。


番組一覧

ドラマ

バラエティ

オレたちひょうきん族 ダウンタウンのごっつええ感じ とんねるずのみなさんのおかげです→ラスタとんねるず、とんねるずの本汁でしょう!!→とんねるずのみなさんのおかげでした ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!→ウッチャンナンチャンのやるならやらねば! めちゃイケ ほこ×たて VS嵐 逃走中 Numer0n SMAP×SMAP ごきげんよう 爆笑レッドシアター ネプリーグ 北野ファンクラブ ゲームセンターCX ピカルの定理 トリビアの泉 笑っていいとも! 志村けんのだいじょうぶだぁ ペケ×ポン ザ・ベストハウス123 ボクらの時代 スカッとジャパン キスマイBUSAIKU!? ミュージックフェア 夜のヒットスタジオシリーズ ホンマでっか!?TV バイキング 99人の壁 オールナイトフジ 夕やけニャンニャン はやく起きた朝は…

小川宏ショー 3時のあなた(元々この2番組はバラエティの要素が強かった)

アニメ

鉄腕アトム リボンの騎士 どろろ マッハGoGoGo サザエさん ゲゲゲの鬼太郎 いなかっぺ大将 新造人間キャシャーン マジンガーZ ゲッターロボ 大空魔竜ガイキング レモンエンジェル ドラゴンボール ジェッターマルス 科学忍者隊ガッチャマン アローエンブレムグランプリの鷹 ドカベン 一球さん 野球狂の詩 機甲創世記モスピーダ 鉄人28号 妖怪人間ベム ふたり鷹 おちゃめ神物語コロコロポロン ななこSOS ハクション大魔王 メーテルリンクの青い鳥チルチルミチルの冒険旅行 Dr.スランプアラレちゃん ちびまる子ちゃん 世界名作劇場 タッチ 幽☆遊☆白書 北斗の拳 ∀ガンダム トリコ 暗殺教室 キテレツ大百科 こちら葛飾区亀有公園前派出所 ひみつのアッコちゃん 中華一番! 烈火の炎 魁!!男塾 ハイスクール!奇面組 おれは鉄兵 あした天気になあれうる星やつら めぞん一刻 らんま1/2 まぼろしまぼちゃん ハイスクールミステリー 学園七不思議 かりあげクン チックンタックン ワンピース

あんみつ姫(スペシャルドラマ化されたこともある)


信長協奏曲史上初のテレビ局単独制作

ノイタミナ +Ultra(いずれも深夜アニメ枠の名称。この枠で放送された作品はこれらの項目でどうぞ)

報道・情報

めざましテレビ おはよう!ナイスデイ→とくダネ! ノンストップ! スーパータイム→ニュース555ザ・ヒューマン→FNNスーパーニュースみんなのニュース→プライムニュースイブニング プロ野球ニュース

その他

27時間テレビ 新春かくし芸大会 仮面ノリダー 国分太一のおさんぽジャパン→国分太一のお気楽さんぽ ~Happy Go Lucky〜 ラフ君 ひらけ!ポンキッキ F1グランプリ

世界の何だコレ!?ミステリー


スタジオ

お台場・FCGビル

東京都港区台場2丁目4-8

1997年より稼働。

ゆりかもめ沿いにあるフジテレビの本社ビル。丹下健三の設計で、日本の放送局の本社ビルでは最大。お台場のシンボル。低層階に主なスタジオがあり、高層階はオフィスタワーとメディアタワーに分かれている。両タワーは何本もの連絡通路で結ばれている。2つのビルの間には直径32mの球体があり、外装はチタンで作られている。

16のテレビスタジオがある。中でも3階にあるV4スタジオは本社ビルで最も広い300坪。

スタジオ以外にも、見学室・展望スペース・番組関連のショップがあり、一般の人が入れるエリアが多くある。球体には展望室があり2007年に「はちたま」の愛称がついた。

稼働当初はニッポン放送も有楽町本社の建替えに伴って間借りしていたが、2004年9月の建替え工事竣工に伴い、有楽町に再移転している。


  • V1スタジオ(3階・100坪)
    • 『とくダネ!』『直撃LIVE グッディ!』などで使用。
  • V2スタジオ(3階・150坪)
    • 『Mr.サンデー』『週刊フジテレビ批評』『ゲームセンターCX』(フジテレビTWO)『THEわれめDEポン』(フジテレビONE)などで使用。スタジオドアの入り口の色は黄色。
  • V3スタジオ(3階・120坪)
    • 『BSフジLIVE プライムニュース』『BSスーパーKEIBA』(以上BSフジ)などで使用。過去には『ごきげんよう』『新・週間フジテレビ批評』スタジオアルタ改修工事の際に『笑っていいとも!』がここから生放送された。スタジオドアの入り口の色は緑。
  • V4スタジオ(3階・300坪)
    • 大型多目的スタジオ。スタジオドアの入り口の色は青。河田町時代の第6スタジオと同様、『初詣!爆笑ヒットパレード』『27時間テレビ』『FNS歌謡祭 第2夜』『FNSうたの夏まつり』『THE MANZAI』『IPPONグランプリ』『ENGEIグランドスラム』などの特別番組が放送される。それ以外にも『ジャンクSPORTS』『Love music』などに使用。また吉本興業主催で関西テレビ後援のイベント『R-1ぐらんぷり』の決勝会場としても2009年の第7回大会から使用。『R-1ぐらんぷり』では「カンテレ」ロゴ入りのスタンドマイクを使用。
  • V5スタジオ(3階・210坪)
    • 『ワイドナショー』『梅沢富美男のズバッと聞きます!』『FNS歌謡祭 第2夜』『FNSうたの夏まつり』などで使用。スタジオ入り口のドアの色は紫。
  • V6スタジオ(6階・100坪)
    • 平日午前10時台の番組(現在は『ノンストップ!』)『BSフジLIVE プライムニュース』(BSフジ)などで使用。
  • V7スタジオ(6階・70坪)
    • BSフジの番組などで使用。
  • V8スタジオ(メディアタワー9階・90坪)
    • スポーツニュース『S-PARK』と『めざましテレビ』(『めざましどようび』含む)などで使用。
  • V9スタジオ(メディアタワー12階・100坪)
    • ニュース専用のスタジオ。『Live News』各番組(『Live News days』『Live News it!』『Live News α』)、『日曜報道 THE PRIME』『FNNニュース』のセットが常設。かつての『めざましテレビ』『めざましどようび』『ニュースJAPAN』は報道センターと向き合い、それ以外の番組は報道センターに背を向けて放送。
  • V10スタジオ(メディアタワー14階・17坪)
    • インターネット放送のホウドウキョク24でニューススタジオとして使用。
  • VGスタジオ(メディアタワー18階)
    • 主にフジテレビONE・TWO・NEXTのオリジナル番組で使用。
  • VFスタジオ(メディアタワー12階)
    • 主に『BSフジニュース』で使用。
  • めざまスカイ(24階球体展望室「はちたま」内)
    • 『めざましテレビアクア』で使用。

青海・湾岸スタジオ

東京都江東区青海2丁目3-23

1階と6階に4つずつのスタジオがある。1階にはMがつくスタジオがあり、バラエティ・音楽番組などで使われる。6階にはDがつくスタジオがあり、ドラマで使われる。お台場の本社とは光ケーブルなど大容量の双方向回線で結ばれている。

  • M1スタジオ(313坪)
  • M2スタジオ(313坪)
  • M3スタジオ(201坪)
  • M4スタジオ(201坪)
  • D1スタジオ(318坪)
  • D2スタジオ(319坪)
  • D3スタジオ(204坪)
  • D4スタジオ(204坪)

その他

  • 大手町取材センター(千代田区大手町)-大手町周辺の取材拠点として、東京サンケイビルにある。経済系ニュースの取材拠点。中継用の簡易スタジオがある。
  • 国会記者会館(千代田区永田町)-政治ニュースの取材拠点。会館周辺には首相官邸などがある。オフィス内に中継用の簡易スタジオがある。
  • 東証アローズ(中央区日本橋兜町東京証券取引所)- 東証アローズの一角にあるメディアセンター内に設けられたミニスタジオで、フジテレビ専用ブースから中継可能。市場を管理するマーケットセンターのシリンダー部全体が見渡せる。

かつてのスタジオ

  • 新宿支局
    • 新宿区市谷仲之町にあった。簡易スタジオがあったほか、中継車も常駐していた。2009年に廃止され解体。
  • 河田町本社
    • 新宿区河田町にあった。1959年3月1日の開局から1997年3月9日までフジテレビの本社だった。局舎はメインビル、タワービル、グランドスタジオの3つの建物があり、メインビルとグランドスタジオは地下1階地上4階建て、タワービルは地下2階地上13階建て、入り口にはそれぞれの建物へのルートを示す看板があった。
    • 1959年の開局時は第1~5スタジオを含むメインビルが建っていたが、1968年2月には第6スタジオを含むグランドスタジオ棟とメインビルの第7・第10スタジオ、1969年には第9スタジオを含むタワービルが完成した。
    • お台場のFCGビルが着工した翌年の1994年から、解体担当の鹿島建設がアスベスト調査を行い、FCGビル移転から5日後の1997年3月15日にフジテレビ旧本社ビルの解体作業が開始、1998年3月31日に解体工事が完了した。

アナウンサー

とにかくOB・OGも含めて、良くも悪くも個性的な面々が揃っている。その代表的な社員を紹介。


余談


  • 同社で放送されたアニメの中には現在の本社社屋が壊される作品(デジモン、こち亀など)もある。

  • 1984年から2009年まで、ビジネスジェット機を所有していた(もっとも、所有者の名義は産経新聞ではあったが実質フジテレビのものであった)。

  • フジテレビで1980年代初頭に流されていたという放送開始映像「愛のメッセージ」は今日に至るまで発掘されておらず、幻の映像として放送開始・終了映像マニアの間で伝説的な存在となっている。

  • 河田町時代、曙橋駅付近の「あけぼのばし通り商店街」はいわばフジテレビの城下町とまで揶揄され開局後は「フジテレビ通り」として有名な全盛期は1万人は歩いていた活気溢れる観光地的な商店街だった。飲食店が多く、フジテレビ関係者がよく利用していた。だが、この商店街はほぼフジテレビに依存していたような形だった為、お台場移転が決まった時は商店街は騒然となり事実、移転後は衰退まで陥った。テレビ局の移転が地域経済に影響を及ぼした形である。「フジテレビ通り」の看板はフジテレビの番組「さよなら20世紀」で爆破され残っておらず、唯一フジテレビが河田町にあった名残りは案内石柱が残っている程度である。

関連タグ

テレビ局 (日本テレビ テレビ朝日 TBS テレビ東京 フジテレビ)

キー局としての系列局

関西テレビ サガテレビ 東海テレビ 富山テレビ富山テレビ放送) 石川テレビ 新潟総合テレビ 福島テレビ テレビ西日本 岡山放送  福井テレビ テレビ大分 テレビ宮崎 北海道文化放送 岩手めんこいテレビ

関連する項目

日曜ジャンケン戦争 ドラマチック・サンデー ほうとうイエー!

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