柊つかさ

ひいらぎつかさ

「柊つかさ」とは、「美水かがみ」の4コマ漫画『らき☆すた』に登場するキャラクターである。

概要

　柊家の四女であり、柊かがみとは双子にあたる。更に上に二人の姉（柊いのりと柊まつり）もいる。目の感じは父親（柊ただお）似。

　紫髪と黄色いうさ耳リボンがトレードマークで非常にかわいい。

　ただし、アニメではうさ耳リボンをほぼいつも付けていたが、原作では途中から垂れた感じのリボンに変更している。専門学校に入ってからは小型のリボンに変わり、付けない事も増えている。

　姉達と同じく、ただおが神主を務める神社で巫女をしている。家では、母の柊みきが家事を得意にしているせいか、姉達は総じて家事が不得手なため、つかさも（特に料理で）貢献している。

　おっとりした性格でお人好し。少々天然な部分も見られ、めちゃくちゃかわいい。

　考え方が不器用で要領もあまり良くないため、微妙に不幸な目に遭いやすい模様。

　また、様々な勘違いや勉強が苦手なところから学力は低いと見られがちだが、作者曰く、「平均レベル」。パラメーターの学力は2.5（平均より低め）だが、学力の高い陵桜学園関係者が大勢いるキャラクターの中での2.5なので、社会全体からすると平均レベルで間違いないのかもしれない。

　一応、料理関係は知識も豊富だし、こなたと違って自分で努力する事もできるが、努力しても結果が伴わなかったり、すぐにバテたりで、やっぱりダメな子に見られやすい。

　普段はかがみに頼る事が多いためか、たまに何かで頼られると、途端に自信満々になるかわいい所もある。

　非常にねぼすけであり、昼過ぎまで寝ていることも。それでも、23時くらいには寝ている。

　ちなみにアニメ版では時折エキセントリックな一面を見せることがあるが、それがまたとんでもなくかわいい。

（なお、これらの発言は担当声優である福原香織のアドリブである。

　主な発言は、「バルサミコ酢」「こなちゃんのくせに」など）

　かがみとの仲の良さは言うまでもないが、呑気でだらけた所が似ている泉こなた、おっとりした所が似ている高良みゆきも高校時代からの親友。奔放なこなたには振り回されがちで、みゆきとは二人揃ってのんびりしている場合が多い。

　また原作では途中から、同じ料理好きの峰岸あやのとも仲がよくなり、田村ひよりとの（多分につかさから一方的な）絡みも多い。

　原作中では、卒業生の中で長らく一人だけ進路が不明だったが、公式ガイドブック「こなたは俺をヨメ！！（2009/12発行）」において調理系の専門学校へ進学したことが明らかになった。すでに料理の腕もめきめき上達しており、姉かがみの体重増加に一役買っているとか、いないとか。一応自動車運転免許も持ってはいるが、家族からは運転させてもらえないというかわいそうな所も。

　また、公言されていないが、高校時の進路調査で第2志望が服飾デザイン学科ということから裁縫も得意である可能性が高く、また、本職としているひよりには敵わないがイラストも割と上手い。

　とはいっても、スマートフォンも洗濯してしまい（防水機能のおかげで亡くならずに済んだ）、本物の恐竜を見た事がなく（今も生きていると思っていたらしい）、人混みで盛大に転んでスカートの中を披露して、天然なドジっ子なのは相変わらずである。