ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

オウム真理教の後継の宗教団体にして、その主流派。

Alephとはヘブライ語1を意味する。


歴史

地下鉄サリン事件に代表されるオウム事件が世間を賑わせ、教祖の麻原彰晃が逮捕された後、オウムは表向きの活動を停止し、しばしの休眠状態に入る。

1999年に最高幹部だった上祐史浩が広島刑務所を出所すると、これに合わせて活動を再開。

上祐を実質的な指導者とし、新しい宗教団体「アレフ」と名乗った。


2003年には諸般の事情により「アーレフ」に改称。

この頃、上祐は正式に教団代表となり、オウム事件の反省と麻原との決別路線を打ち出していた。


しかし、上祐の路線は旧来の麻原信者の反発を招き、次第に教団内で対立が生じるようになる。

2007年に上祐は、新団体ひかりの輪を立ち上げてアーレフを離脱した。

その後はより麻原信仰が強くなり、元のオウムに近い体質へと回帰していった。


2011年には教団名を「Aleph」に改称し現在に至る。


2014年、またも内部対立により金沢支部が離脱し、独自に活動を開始。

この団体は山田らの集団の仮称で呼ばれている。


余談

  • 公安の発表によると、信者数は2020年時点で1650人。近年ではオウム事件をリアルタイムで経験していない若者は珍しくなく、その危険性を認知しないまま入信した者も多いと思われる。
  • Aleph、ひかりの輪、山田らの集団は、全て宗教法人として認可されておらず、オウム真理教の後継として公安の監視対象となっている。中でもAlephは特に活発かつ過激であり、散発的に刑事事件を起こしてはニュースになっている。
  • びっくりドンキーなどを運営する株式会社アレフとは当然ながら無関係(こちらは1987年より名乗っている)。

関連項目

オウム真理教 ひかりの輪 山田らの集団 上祐史浩

関連記事

親記事

オウム真理教 おうむしんりきょう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 37197

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました