概要

CV：檜山修之

種族は「魔神」。ベテルエジプト支部の悪魔。

コンスは主人公に自分の思想をこう語る。

「創造主の創った今の世を見てごらん。人間は不公平で、不幸に嘆いている。僕たちなら、全ての人間に等しく幸せを与える世界を創るけどね」

外見

肌は緑色で、爪は赤色。頭部の被り物には三日月と円盤を重ねた飾りが付いており、三日月型のケペシュを所持している。

公式Twitterで公開されたコラムによると、爪が赤いのは残虐性の表現で、血塗られた手を表している。

モチーフ

モチーフは『エジプト神話』の月神コンス。テーベの神アメンとムトの息子。

なお、アメンには太陽神ラーと集合したアメン・ラーという姿もある。

余談

『真・女神転生デビルサマナー』には種族が「幻魔」で、姿もまったく違うコンスが登場する。

詳細は「コンス(女神転生)」を参照。

関連動画

関連タグ

真・女神転生Ⅴ　魔神(女神転生)　仲魔　コンス　コンス(女神転生)

以下、ネタバレ

ネタバレ

コンスがナホビノとなるための半身は敦田ミヤズ。

ミヤズは幼い頃、不治の病を患っておりそのままでは死ぬところだった。ミヤズを見つけたコンスは、ミヤズが死んでその魂が再び転生するのを待つのではなく、自分のマガツヒを与えて延命させた。それにより、病弱なままではあったがミヤズは17歳まで生きることができた。けれど、マガツヒによる延命も限りがある。コンスがミヤズと融合してナホビノになっても、ミヤズの身体は大量のマガツヒで満たされているため、ミヤズは吸収され自我を失ってしまう。ミヤズを愛するコンスはそれを受け入れられず、ナホビノになることも、至高天の王座を目指すことも諦めた。

コンスはミヤズに会いに行き、ミヤズを神にしようとする。

「隼の首」（ホルスの首）と「有翼日輪の紋章」（太陽神の証）を使い、太陽神の力と神聖なる王権を得て「コンス・ラー」となり、主人公と戦闘し敗北する。それはコンスが望んだ展開だった。コンスはミヤズに王権とラーの御名を与えることを宣言する。王（ファラオ）は太陽神と一体化して神となる。前王の死がその引き金。コンスは己の死によってミヤズを神にしようとする。

選択肢次第でコンスの死を止めることが可能で、その場合は地母神イシスとミヤズの説得を受けて計画を諦め、主人公に悪魔合体で呼び出せば力を貸すと行って去っていく。

ミヤズも夢の中で出会ったコンスに特別な感情を抱いており、コンスが死亡してミヤズが神になった場合は「あなたがいなくちゃ意味がない！」と悲しみ、コンスが復活するまで何百年でも待つことを決意する。