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雁淵ひかり

かりぶちひかり

雁淵ひかりとは、『ワールドウィッチーズ』シリーズの登場キャラクター。
目次 [非表示]

プロフィール

名前雁淵ひかり
身長156cm
年齢14歳(1944年7月時点)
誕生日5月26日
原隊
  • 佐世保航空予備学校
  • 扶桑皇国海軍第377航空隊特設欧州支隊
所属第502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」(本人の希望を受け隊長のグンドュラ・ラルの独断により偽装入隊、後に正式に配属)
階級軍曹
使い魔扶桑リス
固有魔法『接触魔眼』(感知系魔法の一種。ただし、本来の『魔眼』と違い、相手に接触しないと発動しないため、戦闘にはかなりの危険を要する能力である。)
使用機材
  • 零式練習用戦闘脚一一型
  • 試製紫電改二(チドリ仕様)
使用武器
  • 九九式二号二型改
  • S-18対物ライフル
  • FP-45
CV加隈亜衣

イメージモデル

鴛淵孝の実妹・光子

戦後に兄の部下と結婚している。


人物像

2016年秋放送のアニメ『ブレイブウィッチーズ』の主人公。正義感が強く一途。努力家で体力と根性は人一倍ある。姉である雁淵孝美を尊敬しており、彼女のようなウィッチになるのが夢であり目標でもある。とてもポジティブシンキングで元気な女の子。(※『ブレイブウィッチーズ』公式サイトより)


『ブレイブウィッチーズ』のアニメ化に際し新規にデザインされた主人公。

モチーフとなった人物も軍事関係者ではなく、元ネタはほぼあってないようなものである。

紺のセーラー服と水練着、茶髪のショートカットに緑のヘアピンを付けている。

尚、同じ紺のセーラー服でも迫水ハルカのものとは異なり白いスカーフを着用しているがこれは佐世保航空予備学校所属を示すものと考えられる。


性格はひたむきで努力家。口癖は「やってみなくちゃわからない!」。

たびたびその弱さ、未熟さの描写がなされる一方、基本的には命令遵守。

もともと姉の雁淵孝美に憧れて航空予備学校で航空ウィッチとしての訓練を受けてはいるが後述するように希少な魔眼の固有魔法を保有していることが判明する前までは航空ウィッチとして能力は低く見積もられていたので、前作に当たる『ストライクウィッチーズ』の主人公、宮藤芳佳とは特に第一期で見られた「軍隊や兵器への忌諱感を表す態度」や「才能を見出されてのスカウト」「何も訓練を受けないで航空ストライカーを乗りこなす強大な魔法力とセンス」とはあらゆる意味で真逆の存在である。


ちなみに、14歳という年齢(501JFWサーニャと同じ1930年生まれ)や小柄な体つきに反して、実はけっこうおっぱいが大きい。普段の服を着ていると目立ちにくいが、特別編のサウナシーンでは立派なおっぱいが露わになり、付属の資料集で「意外な才能」と評された。ここらへんも芳佳とは大きな違い・・・おっと誰かが来たようだ。


愛機は試製紫電改二、通称「チドリ」。雁淵孝美がテストから関わっており、雁淵孝美が一時離脱してから壊れた黄色の訓練用ストライカーに代わり使用。

最初はチドリの性能を生かせずまともに飛ぶことすらままならなかったが、姉の代わりに戦う彼女にとって大きな心の支柱になった、もう一人の相棒と呼べる機体である。

アニメ『ブレイブウィッチーズ』は雁淵ひかりの成長を描いた物語である。


アニメでの活躍

姉と違って先天的に魔力絶対量が少ないせいで、ストライカーの出力維持や、射撃精度の要である反動吸収等の魔力運用に大きなハンデを抱えており、ウィッチとしての基本スペックははっきり言って並以下。

アニメ第一話時点では、訓練中に墜落するなど技量的にも決して高くなく、学校からの評価はFであった。

しかし佐世保の英雄と呼ばれるあこがれの姉に少しでも近づこうと、ひかりは欧州選抜試験に挑む。

日頃の鍛錬のおかげで身に着けた非凡なスタミナ力と土壇場での高いパフォーマンス力を発揮。試験自体は墜落で失格となるものの、試験中激突した三隅美也を嵐の海から救助し、それが評価につながり、後方支援としてスオムスカウハバ基地への転属を決めた。

姉と二人で空母に乗り込み念願の欧州へ向かうもその途中、艦隊がネウロイと遭遇。

ネウロイの大軍との戦闘で重体の負傷を負ってしまった孝美に代わり、ひかりは姉のユニットである試製紫電改二「チドリ」を装備し敵と交戦。第502統合戦闘航空団(ブレイブウィッチーズ)の援軍が到着するまでの数分をなんとかしのぎ切る。

戦闘後、意識不明のまま扶桑に帰還することとなった孝美代わりに自分を502に配属するよう直訴、結果グンドュラ・ラルの采配によって彼女は孝美と偽装され、502に編入されることが決まった。

しかし、502は最前線の最重要ポジションにいる統合戦闘航空団であり、訓練生上がりであるひかりがついて行くのにはとても無理があった。

だが持ち前の凄まじいスタミナと苦境を物ともしない精神力、そして502の仲間達の助けによって、ひかりは少しずつ勇敢な魔女と呼ぶにふさわしい成長を遂げてゆく。


入隊後はエディータ・ロスマンを先生としてウィッチの鍛錬を積む。

元々持っていた凄まじい気力・体力・集中力、長時間・悪条件下の飛行でもパフォーマンスが全く低下しないスタミナは厳しい前線で戦う502に入った後も様々な場面で生かされた。

また魔法能力の低さは訓練、実戦を経ても大きな変化は見られなかった反面、少ない魔力をやりくりしつつ戦ったため、一点に魔力を収束させて魔力不足を補う器用さを持つようになる。

射撃精度は低く、シールドに使える魔法力も多くない。そのためロスマンは彼女にひたすら攻撃を避けて接近、ネウロイに肉迫する戦法を授け、それに応えるかのようにひかりは自身の飛び方を身に着けていった。

また姉の『絶対魔眼』とは異なり、接触によりネウロイのコアを透視する『接触魔眼』の能力があることがアニメ4話で判明。

ネウロイに接近することは危険と判断され使用を禁じられるが、後に管野直枝とのコンビで接近、接触という戦法が編み出されると魔眼持ちウィッチとして活躍するようになる。

魔法力の低さを補いつつ、固有魔法と自身の長所を生かして飛ぶガチガチのインファイターウィッチ。


ラルにより集められた502JFWにとって予定外のいわば異物であったひかり。

入隊当初は未熟であったのも相まって管野に「お前に孝美の代わりなんか務まりっこねー!」「オレは孝美と一緒に飛ぶんだ!」と目の敵にされたり、ロスマンとサーシャに扶桑に帰るようラル隊長に進言されたりと散々な言われようだった。

しかしロスマンから与えられたテスト、数々の戦闘、サトゥルヌス祭など苦楽を仲間達と共にするにつれ、そのひたむきさと努力によって502のメンバーからもウィッチとして認められるようになる。

とりわけ最初、彼女に対し辛く当たった管野に関しては、少しずつひかりに一目を置くようになり、最終的には一番近くで飛ぶ相棒と呼べる存在にまでなっていった。

だが昏睡状態から目覚めた姉孝美は最前線で飛ぶ妹に不安を覚え・・・・・・


比較的年齢が近いからか、アニメ本編では特に管野とニパ、「ブレイクウィッチーズ」の二人と行動を共にしている場面が多い。また彼女自身も未熟な実力とインファイター戦法、502が挑む過酷な戦況も相まってからか、たびたび墜落、ユニットの破損を経験している。

アニメ第9話にて管野ニパとともに懲罰を受けた際は、クルピンスキーより「これでひかりちゃんもブレイクウィッチーズの仲間入りだね」と評された。

これ以外で彼女がブレイクウィッチーズと呼ばれた描写は今のところは存在しないが、デザイナーのフミカネ氏は自身のツイッターで第九話を「トリオがカルテットになる話」とつぶやいている。

いつかひかりも「ブレイクウィッチーズ」として数えられる日が来るのだろうか。


ネウロイの巣「グリゴーリ」を攻略するフレイヤー作戦に投入されたブレイブウィッチーズ。一方ひかりは、502を後にし本来着任する予定だったカウハバ基地に向かっていた。

しかし作戦の最中、目標である「グリゴーリ」のコアが外殻と真コアの二重構造だと判明。それを知ったひかりは、孝美の身を案じるあまり走行中の汽車から飛び出すと、そのまま身一つで戦場までの長距離を持ち前のスタミナと魔力コントロールで走破し、絶対魔眼を使い行動不能になった孝美と502の元とたどり着く。

作戦の切り札であった列車砲を「グリゴーリ」が蹂躙する様を目にし、歴戦の502のウイッチ達も戦意を失いつつあったが、ひかりと管野だけは最後まであきらめず戦うことを進言。すると徹甲弾の残骸を発見したラル隊長は、ひかりの接触魔眼と管野の剣一閃を使った作戦を立て、再攻撃を具申、決行する。

孝美からチドリを再び預かったひかりは502とともに「グリゴーリ」に突入、仲間たちの援護を受けひかりは苛烈な攻撃を物ともせずネウロイ本体部に接触。相棒の管野とともに懐に飛び込み、真コアを捉える。

徹甲弾の魔力を付加した剣一閃は「グリゴーリ」を崩壊寸前に追い込むも、コアを完全に破壊する前に管野は魔力切れになってしまう。だがひかりは咄嗟の判断でリベレーターに魔法力を集中させ、砕けかけたコアを打ち抜く。この一撃がとどめとなり「グリゴーリ」は光となって霧散し、消滅。

こうしてフレイヤー作戦は成功を収め、502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」は、初めて人類独力でネウロイの巣を攻略した部隊となる。

そして後に雁淵ひかりは正式に502部隊に着任。ウィッチとして自分の輝ける場所を見つけたひかりは次の戦いへ身を投じていくのであった・・・・・・


他作品への登場

そして2020年放送の『ROAD to BERLIN』第11話においてマンシュタイン元帥と共にストライクウィッチーズ側での初登場を果たす(ラル隊長も一緒に登場しているが、彼女は2012年公開の劇場版で端役ながらも登場していた)。本作ではカールスラント奪還作戦「オペレーション・サウスウィンド」の支援のため東部カールスラントから向かう途中、アムステルダムの司令本部で宮藤とミーナ中佐を見かけて、宮藤に対して既視感を感じていた(なお、この時ひかりは宮藤を見て「あの人、どっかで見たような…?」と発言していたが、あくまで見ていたのは新聞に載った坂本少佐の写真に後ろでちらっと写っただけだった)。当然ではあるが、そこにいた人物が昏睡状態にあった姉(孝美)を救った恩人であることはここでも知る由もなかった。

補足として、中の人はこれがストライクウィッチーズでの初登場…ではなく、ブレイブウィッチーズ放送前年の2015年に劇場公開された ”Operation Victory Arrow” 3作目『アルンヘムの橋』にて、クロステルマン家に引き取られた戦災孤児兄妹の妹ローズ役の声を演じていたため、中の人としても別役での再登場を果たしている。


関連イラスト

5.26センシティブな作品

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関連タグ

ワールドウィッチーズ 502JFW ブレイブウィッチーズ

ストライクウィッチーズの登場人物

管野直枝 ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン エディータ・ロスマン ヴァルトルート・クルピンスキー グンドュラ・ラル アレクサンドラ・I・ポクルイーシキン 下原定子 ジョーゼット・ルマール


雁淵孝美……実姉。モデルとなった実在人物においても兄と妹という関係であった。


雁淵姉妹 芳ひか


ブレイクウィッチーズ……配属予定?

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