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解説

京都府、滋賀県、岐阜県、愛知県、和歌山県などに伝わる、巨大な生首のような妖怪だが、鬼のような姿をしている場合もある。その場合は、釣瓶や鍋を落としてくるという。


木の上から突然落ちて来て(その動作が、井戸の水を汲み上げる「釣瓶」のようだと言うのでこの名がついた)、「夜業すんだか、釣瓶下ろそか、ぎいぎい」と囃し立てながら、人間を襲う(又は食べる)などと言われる。人間を捕食する時は首だけは食べずに残すとか、ひとりの人間を捕食すると2〜3日は満腹して姿を現さないとか、厭にリアルで具体的な伝承も存在する。なにそれこわい


同様に樹上から姿を現す釣瓶火と言う妖怪と同一視される事もある(と言うより、釣瓶落としの伝承から鳥山石燕が翻案したのが釣瓶火、とも言えるのだが)。


御大によるどことなくユーモラスな画風が有名だが、本来は右下の通り恐ろしい性質を持つ。


小豆洗いと似たような伝承もある。5期鬼太郎で張り合ったり等していた事の理由なのかは不明。


なお、おとろしとは、行動に似ている部分があるものの、理由は正反対に近い。どちらも、『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズでは、(正しい人間の) 味方か敵かが原点とは逆になっている。


東方妖怪図説 ♯5 釣瓶落し六十二鬼目 釣瓶落とし


「秋の日は〇〇落とし」 とか 申しまして・・・秋の日はつるべ落とし

違う、そうじゃない


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妖怪 釣瓶火 キスメ

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