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「女の陰でバトルの解説なんかをしてる男は、死んでいいだろ」


概要

CV:前田剛(CS版)/ルネッサンス山田(PC版)

身長:177cm 体重:65kg  血液型:B型


月乃澤学園の元2年生で不良。

主人公藤井蓮綾瀬香純の幼馴染であり、氷室玲愛とも友人。

蓮とは親友であり、悪友だった存在。ちなみに左利き。


テーマ曲は、愚かな操り人形を意味する「Dumme Marionette」


頭の回転が速い天才肌であり、クラブ・ボトムレスピットのガラの悪い連中をまとめ上げるようなカリスマ性も兼ね備える。

シナリオライターの正田崇によると「作中では数少ない頭良い組の1人(他はシュピーネ神父)」。


本編開始の2ヶ月前、学校の屋上にて「デジャヴる」という意味不明な理由から蓮と決裂。殺し合いに近い喧嘩をしてお互いに病院送りになった。

その後、入院中に突如失踪し、行方をくらませてしまった。


来歴

1990年3月3日生誕。

蓮と同様に親の顔すら覚えておらず、寮のある月乃澤学園に来るまでは蓮と共に香純の家に厄介になっていた。


蓮との喧嘩の更に以前、蓮と香純と3ケツをして出かけた日にバイク事故を起こしてしまう。

その事故の後遺症により、痛覚、味覚、嗅覚が麻痺し、生殖障害が起こってしまったが、代わりに三感以外の感覚が発達し、アドレナリンが大量に分泌されるという異常体質になっている。作中でヴィルヘルムから「死相が見えるぜ」と言われている通り、もう先が長くない。

また、どういう訳かどれだけ危機に陥ってもそう簡単には死なず、何をやっても「デジャヴ」ってしまい、何からも新鮮味を感じられないという特殊な体質をしている。


大体11年ほど前からデジャヴは始まった。

本来なら学生生活なんてしてられない身分だからこそ学生生活をしていたのに、どういう訳か遊佐司狼はデジャヴが止まらない。

何をやっても、何を聞いても、何を食べても面白くない。新鮮味が無い。退屈だ。

だから、彼は親友である藤井蓮と決裂するという理屈も通らない有り得ない事をして、このデジャヴを止めようとした。

しかし、それでもデジャヴが止まらない彼は病院を脱走。そこの病院長の娘本城恵梨依と気が合い、不良達の溜まり場であるクラブ・ボトムレスピットへと辿り着く。

そして、瞬く間にボトムレスピットを掌握した司狼は、デジャヴを感じない生き方を求め、この諏訪原市で続く連続殺人の犯人やとある危険な組織にちょっかいをかける事に……。


ドラマCD「Wehrwolf」では、病院脱走から司狼と蓮が再会するまでの間のエピソードが描かれる。遊佐司狼&本城恵梨依聖槍十三騎士団の初戦、そしてヴィルヘルム・エーレンブルグとの因縁が始まる。


思想

同じ日常の繰り返し、すなわち「既知」を求める蓮とは対照的に常に「未知」を求め、そのためならどんなに危険な事でも首を突っ込む。そして、昔から親友の藤井蓮を日常から非日常へと連れ込むという事を繰り返してきた。蓮からすれば迷惑極まりないはずなのに、どういう訳かまんざらでもない、という不思議な仲の2人である。

蓮曰く「(司狼は)誤植のような存在」であり、逆に司狼曰く「(蓮は)トリックスターのようなもの」


天才肌でデジャヴ(既知感)を感じているといえば、言葉や感じは違えど、あの人と全く同じである。

能力

暴走気味の異常体質と持ち前の度胸と頭の良さ、更には「デジャヴってる間はちっとやそっとでは死なない」という無敵モードの御都合主義の力で戦っていく。


武器はイスラエル製デザートイーグル。ボトムレスピットの連中が手に入れた物らしい。

愛車はワルキューレルーン。


螢ルート及びマリィルートでは、ルサルカ・シュヴェーゲリンの聖遺物「血の伯爵夫人(エリザベート・バートリー)」を手に入れる。

位階は形成であり、その際の形態は事象展開型ではなく、人器融合型。

ルサルカのような拷問器具の形成能力に加え、自身の体の一部を拷問具へと変質させる能力、拷問具の持つ特性を別の物質(デザートイーグルの弾丸)に付加するといった能力を持つ 。

驚くべき速さで形成位階に至っており、創造位階にも到達する可能性を秘めている。


以下特大ネタバレ







































































創造は名称無しで詠唱もなく、とあるルートの最終局面で披露する。

続編から推測される名称は「悪性腫瘍・自滅因子(マリグナント・チューマー・アポトーシス)」。

「真面目に生きていない奴の事を絶対認めない」「現実に嫌気が差したからと神様に甘えるな」という渇望を具現化した、宿主の藤井蓮以下の異能・神格を全て自壊・弱体化させる能力。

Diesiraeでは詠唱はないものの、仮に詠唱があった場合は続編同様に薬品や副作用を連呼するものになると思われる。


正体

その正体は藤井蓮の自滅因子

自滅因子(アポトーシス)とは、神座に繋がる宿主の「死にたい」という想いから、極小の確率で生み出される癌細胞の事。宿主とは何もかもが正反対であり、疎ましく邪魔な存在だと思う反面、同性なら友情、異性ならば愛情という形で互いに強く惹かれ合う。それは自滅因子の発生源が魂から求めた滅びであり、自滅因子にとっては自らが生まれた理由そのものであるからである。自滅因子は無意識の内に宿主を滅ぼす行動を取ってしまうし、宿主も無意識の内にそれを支援する行動を取ってしまう。


自滅因子は才覚に恵まれる他、自らの存在理由を果たすことなく死ぬことができない。確実に死ぬような目に遭っても、ありえないほどの幸運などが起き、消滅する事が許されない。自滅因子は宿主にとって都合の良い存在なのである。

ただし、それは当代の神メルクリウスの自滅因子ラインハルト・ハイドリヒの話である。

司狼の場合は宿主の藤井蓮が神座に直接繋がっている訳ではないので、「極めて強運で才気溢れ死ににくい」という程度に留まっている。とはいえ、作中の無敵モードのように凄まじい生存性を司狼が有しているのには違いない。


なお、通常の存在も自滅因子に深く関わっていくと汚染され、自滅因子と同じような特性を持っていく。司狼からは本城恵梨依とあるルートヴィルヘルムが感染している。


迷惑な神のせいで被害を被った一人。

彼はあくまで真面目に生きたいだけなのに、既知感の影響で、何をやっても嘲笑われているようで生きた心地がしない。

なお、そんな司狼に螢ルートでは、暫定の黒円卓第八位と共に「狼を司る者(ゲオルギウス)」という魔名をメルクリウスから授けられた。聖人の名を与えられるとはなんと嫌味ったらしい事だろう。

しかし、そんな司狼がマリィルートにおいてメルクリウスに一杯食わせる事になる言葉マリィに教えて仕返しをしている。


ちなみに香純の父親を殺害した犯人である。

司狼は自滅因子としての使命から、蓮に虐待をしていた香純の父親を蓮の意思で殺害した。


以下さらなるネタバレ




















他作品での活躍

マリィルートのifの続編である神咒神威神楽でもとあるキャラとして登場する。


神座世界的に言えば、彼の正体は神座のさらに奥に潜む異形の概念ナラカの一人であるヴァルナの触覚である観測者

触覚が不能の状態で現れた場合、それは当代の神の滅亡が近い事を表す。

不能である理由は、ヴァルナが第一天・真我の恋人であり、彼女以外に恋人はいないとしているからである。

もちろん司狼自身は全く無自覚であり、知るよしもない事である。


不死性はあくまで蓮の自滅因子によるもので、仮に観測者達が一同に介したらその一人が不死身性を面白がって殺しにくる。


07年版では

設定の殆どが存在しなかった為、異様に強い一般人として不自然な事になっていた。


関連項目

diesirae 天魔・宿儺

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