「……私のミスでした。」

「私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況。」

「結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかったことを悟るだなんて……。」

CV：小原好美

人物

連邦生徒会の長であり、キヴォトスの全生徒を代表する人物である。

現在は失踪しているが理由は不明。

シッテムの箱、クラフトチェンバーといったオーパーツを残し、シャーレを設立するなど先生が活動できるよう準備をしていた。

作中のプロローグ先生に語り掛けてくる連邦生徒会の紀章と制服を身にまとっている女性ではあるが、その時点では名義が「？？？」で顔は隠されており詳細は不明だった。その後、メインストーリーFinal.「あまねく奇跡の始発点編」 第3章にて再登場。このとき名前欄が「連邦生徒会長」になり、彼女が連邦生徒会長だったことが確定、詳細な容姿も判明した。

顔つきや髪の色や髪型、声などはアロナに似ており、彼女が大人になったような容姿だが、現時点で関連性は不明。

声優は配信開始から2年以上の間公表されていなかったが、Final. 第4章で流れたエンディングで、アロナと同じ小原好美が演じていたことが正式に発表された。

エピローグではワンカットだけ、彼女の立ち絵が登場。ヘイローの形状がアロナと違うことが判明した。

そのヘイローは白い円環と青白い十字という形状で、ブルーアーカイブの作品ロゴマークに類似した形状のシンボルが描かれている。

Finalに登場した敵対勢力は「別の次元」から来ているが、後にその次元でも会長が失踪していることが判明している。

さらにはその次元におけるシッテムの箱のOS「A.R.O.N.A」はこちらの次元の連邦生徒会長とは異なる黒ずくめの容姿であり、こちらの「A.R.O.N.A」であるアロナが自分と似て非なる存在であることを訝しんでいる。

彼女はその2点を説明する仮説を立て、眠るアロナに対して「ここに居たのですね…だからこそ、誰にも見つけられなかった。そうでしょう？――連邦生徒会長。」呟いており、こちらの次元のアロナと連邦生徒会長に何か関連があると考えているようだ。

またプロローグでは分かりにくいが、電車内の連邦生徒会長の制服は血で汚れており、Finalにて同様のシーンでは足元や電車の座席にも血痕が残っている事が判明したが、何があったのかは不明。

プロローグで語っている内容には続きがあったことも最終編で明らかになっている。しかし、PV4.5ではフレーズが一言だけ最終編と違っており、未だ謎を残している。

どういった人物かは不明だが七神リンの事を本人から嫌がられながらも「リンちゃん」と呼んだり、扇喜アオイがリンに対して「誰もが連邦生徒会長のような超人ではない」と称するなど高い能力の持ち主だったらしい事などが判明している。もっとも、そのリンもまた膨大な量の業務をうまくこなしていた十分人外な能力の持ち主だった事実を不知火カヤは自らの起こしたクーデターによって思い知らされる訳だが…(だからこそ生徒会長はリンを慕っていたとも考えられる)。

「私が信じられる大人である、あなたになら、この捻れて歪んだ終着点とは、また別の結果を……。」

「そこに繋がる選択肢は……きっと見つかるはずです。」

余談

プロローグでの会長の話の内容はまるで本編の前に一度失敗し、これからやり直す先生を送り出すかのようなもので、1周目の物語の結末がプロローグでの語りで、劇中のストーリーは2周目（もしくは本編の時間軸に何らかの方法で干渉している）なのではないかと考察される根拠となっている。

4th PVのBGMのタイトルは「RE Aoharu」。プロローグで流れていた「Aoharu」のアレンジで、オリジナルサウンドトラックVol.3に収録されている。最終編をエンディングまで進めると、タイトル画面が切り替わりBGMもこちらに変わるのだが、以前のタイトルBGM「Constant Moderato」（オリジナルサウンドトラックVol.1のトラック1に収録）も評価が高かったため、起動時に流れなくなったことを惜しむ先生も。そんな声があったためなのか、2024年の更新でオープニングに流れるPVを選択できる機能が追加された（ランダムにすることも可能）。

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