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指が…耳が…鼻がとける!

タブーを犯した人間にくだされる恐怖のたたり。

助けてくれ! あぁ、からだがとけてゆく~!!!

(『ゲゲゲの鬼太郎(第2期)』VHS第12巻より)


概要

芸文社より刊行された『週刊漫画天国』1966年5月13日号に掲載された短編作品(全8ページ)。

伝承を軽んじ、狼藉を働いた結果、筆舌に尽くしがたい悲惨な末路を辿る羽目になった男たちの姿を克明に描く。


あらすじ

信州の山奥に、人間が入ってはいけないと言い伝えられている山があった。

ある日、東京からその山に来た2人のならず者が、いわくありげな石仏や立ち入り禁止を示す看板・しめ縄を無視し、その奥にあった深い縦穴に立小便をして帰っていった


それから2~3日して、ならず者の片割れ(眼鏡・出っ歯の男)の小指が突然消える。もう1人を喫茶店に呼び出して相談するが、そうしている間にも眼鏡出っ歯の耳が消え、目が消え、鼻が消え、最後には頭が丸ごと消えてしまった

錯乱し、首なしのまま外へ飛び出す眼鏡出っ歯。もう1人の男が後を追うも、眼鏡出っ歯の姿はどこにもなかった。

ただ、眼鏡出っ歯が完全に消えたと思しき場所には不気味な足跡だけが残されていて、それはどこかに向かって延々と続き、あの「入らずの山」の、2人が立小便をした穴の前で消えていた。

もう1人の男が穴を覗き込んだその時、彼の指も、耳も目も消え始める……。


そして男は穴に落ちた。

しばらくして、穴の近くに足跡を見つけた地元の老人は、状況を察して「都会のやつらあ おっかねえものがてんとわかんねんだからな……」と心中でつぶやいた。


ゲゲゲの鬼太郎(アニメ)

TVアニメ版第2期の放送時、原作のストック不足から翻案・アニメ化され、第43話として放送。

第5期でもアニメ化される予定があったが頓挫し、第6期にて第2期43話のリメイクという形で再アニメ化された(第70話)。

詳細はタイタンボウの記事を参照。

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