※この記事は『ダンガンロンパシリーズ』のネタバレがあります。
三作目のニューダンガンロンパV3の2章までのネタバレがあります。閲覧は自己責任でお願いします。
概要
『超高校級の保育士』、春川魔姫の本当の肩書き。
正体は『神明救済会』という表向きは新興宗教、裏では暗殺を請けおう組織で、春川はその組織の暗殺者の一人であった。
その為、才囚学園にある春川の超高校級の研究部屋には、暗殺に必要な武器や道具、射撃スペースなどが備え付けられていて、表向きの『保育士』に関わるものは無い。
暗殺手段は主にナイフが主体だが、銃を使った狙撃・爆弾など手段は問わず依頼のためなら同級生を殺すのも躊躇わない。
しかし、刀だけは昔、手痛い失敗をしたことから以後は使わないようにしている。
暗殺者を始めたきっかけは、孤児院時代、親友が暗殺者としてスカウトされたこと。才能自体はその親友のほうがあったらしいが、春川によると「暗殺者なんてやれるわけない優しい性格」の彼女が暗殺者なんかになったら生きていけないと考え、代わりに暗殺者として訓練を受けることを決めた。
本人も暗殺者の仕事は好きではないのだが、仕事をする見返りに神明救済会は孤児院に莫大な寄付をしていることから(そもそも孤児院自体が神明救済会の息がかかった、見込みのある子供を探す場所としての性質も持っている)、今もやめることができないらしい。
話さなかったのは自分の能力を知れば、殺される前に殺そうという考えを持つ者が現れるから。
暗殺者の肩書きは伊達ではなく、百田に強引に誘われて参加した、最原も交えた3人での特訓で腕立て伏せ100回を行った時には、最原と百田の倍のスピードで達成する、王馬を片腕だけで持ち上げる、見えない程の速さで移動するなど、常人離れした身体能力を持つほか、相手への威圧として強力な殺気をみなぎらせることもある。
その威圧感で「殺されたいの?」などと言うこともあるが、本人曰く口癖みたいなものであり、別に彼女自身に殺人欲がある訳ではない。
また、死体慣れしているためか3章においては彼女が霧切響子の如く死体の調査を行っており、それが事件解決に役立つ重要な証拠を得ることに繋がった。
なお、百田は1章における皆殺しタイムリミット直前に戦力になりそうなメンバーを集めていたのだが、その中には当時保育士を名乗っていた春川もスカウトしていた。曰く「何となく戦えそう」だったとのことだが、宇宙に轟くこの男の勘の良さは伊達ではないことが窺える。
関連タグ
ダンガンロンパシリーズ内
辺古山ペコ:「超高校級の剣道家」。希望ヶ峰学園に入学する前は九頭龍組の護衛兼ヒットマンをしていたという過去がある。
戦刃むくろ:「超高校級の軍人」。ダンガンロンパ/ゼロ、ダンガンロンパ3において江ノ島盾子にとって都合の悪い人物を暗殺していた描写がある。
ジェノサイダー翔:「超高校級の殺人鬼」。希望ヶ峰学園に入学する以前に、快楽目的で多くの人間を手にかけてきた連続殺人鬼。
超高校級の詐欺師:先代のシークレット才能。
ダンガンロンパシリーズ外
ヨル・フォージャー(SPY×FAMILY):「黒髪ロング」「イメージカラー、目の色が赤」「裏の顔が殺し屋」など、類似点がある。一方で、普段のヨルは優しいのに対し、春川はそういうイメージがない。